高校入試情報・受験対策
名古屋国際高等学校の高校入試情報・受験対策
※2022年8月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。
名古屋国際高等学校の受験対策
偏差値・難易度
名古屋国際高等学校は愛知県名古屋市昭和区にある私立中高一貫校で、偏差値は48程度となります。入試競争倍率は、例年、1.8倍程度ですが、2022年度は2.6倍と高くなっています。卒業生は系列の名古屋商科大学のほか、早稲田大学、名城大学などの国内大学だけでなく、海外大学へも進学しています。
入試の特徴・勉強のポイント
名古屋国際高等学校の入試は、推薦入試・国際バカロレア入試（特色入試）・一般入試の3種類となります。推薦入試は国語・数学・英語の3科目と面接、国際バカロレア入試（特色入試）は作文と面接、一般入試は国語・数学・英語・理科・社会の5科目で試験が行われます。国際バカロレア入試（特色入試）の面接試験には英語による自己PRも含まれているため、模擬面接を含めしっかりと準備しておきましょう。学科試験では、説明記述や英作文など書かせる問題が多数出題されます。過去問演習は時間を計りながら行い、出題傾向の把握とペース配分を確認しましょう。
名古屋国際高等学校の入試情報
入試科目・配点
《募集人数》
定員 130名（男女）
・普通科（グローバル探究クラス/国際バカロレアクラス）：50名
・国際教養科：80名
【推薦入試】
《選考科目》
国語、数学、英語（各40分）、面接（※普通科・国際教養科ともに日本語による）
【国際バカロレア入試（特色入試）】
《選考科目》
作文（60分）、面接（面接試験には英語による自己PRを含みます）
【一般入試】
《選考科目》
国語、数学、英語、社会、理科（各40分）
名古屋国際高等学校の科目別傾向と対策
数学の傾向と対策
例年、大問6題構成となります。大問1.2は小問集合で、計算や方程式、角度、因数分解、関数など幅広い分野の基本問題が出題されます。ケアレスミスなく、確実に得点することを意識しましょう。応用問題では平面図形、立体図形、関数、連立方程式、場合の数、確率などが頻出分野となります。重点的に学習し、基礎知識をしっかりと身につけましょう。
国語の傾向と対策
例年、大問4題構成で、長文読解問題2題と古文読解問題1題、知識問題1題が出題されます。解答形式は選択や抜き出し、説明記述、漢字の書き取りなどとなります。長文が2題続くので、速読を意識して解き進めましょう。知識問題では敬語や故事成語、熟語の作りなどについて出題されます。教科書や便覧などを活用して、知識の理解を深めましょう。
英語の傾向と対策
例年、大問5～6題構成となります。大問1にリスニング問題が出題されるため、日頃から英語を聞くことに慣れておきましょう。大問2以降では、文法や長文読解、会話文、英作文などが出題されます。解答形式は選択や適語補充、語句回答、並び替えとなります。英作文問題の出題が多い傾向にあるため、単語やイディオム、文法などの基礎知識をしっかりと身につけて、書く練習を行いましょう。
理科の傾向と対策
例年、大問5～6題構成で、物理・化学・生物・地学の各分野からまんべんなく出題されます。物理は重力、化学は気体や液体、生物は植物、地学では天気や地震、岩石などが頻出単元となります。苦手分野や単元を作らないようにバランスよく学習しましょう。解答形式は選択が中心となりますが、計算や適語補充、語句回答、説明記述なども出題されます。また、出題傾向を把握するために、複数年分の過去問に取り組むと良いでしょう。
社会の傾向と対策
例年、大問5～6題構成で地理・歴史・公民の各分野から出題されます。苦手分野を作らないように、教科書や資料集、年表などを活用して、基礎知識をしっかりと身につけましょう。解答形式は選択や語句回答のほか説明記述問題も複数出題されます。重要語句を暗記するだけではなく、歴史や背景知識まで理解し簡潔に述べる練習を行いましょう。
名古屋国際高等学校基本情報
公式サイト
名古屋国際高等学校：https://www.nihs.ed.jp/
基本情報
創立年
1948年
生徒数
397人（2022年5月1日現在）
名古屋国際高等学校 所在地情報
〒466-0841 愛知県名古屋市昭和区広路本町1-16
教育理念
「フロンティア・スピリット（開拓者精神）」の涵養
引用元：名古屋国際中学校・高等学校｜学校概要｜教育理念｜建学の精神
高校の特徴
名古屋国際高等学校は私立の中高一貫校です。高校からの新入生は、普通科（グローバル探求クラス／国際バカロレアクラス）と国際教養科どちらかに所属します。グローバル探求クラスと国際教養科は高校3年進級時に名古屋商科大学への進学を目指す高大一貫クラス（内部進学生との混合クラス）を選択することができます。2020年度に新設された国際バカロレアクラスは1年次からほとんどの授業が英語で行われます。高校2年からの2年間は、国際的な教育プログラムであるIBDP（国際バカロレア・ディプロマ・プログラム）に取り組み、IBDP最終試験の合格を目指します。合格すれば、国際的に通用する大学入学資格が与えられ、世界各国の大学進学へのルートを確保することができます。
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