立命館慶祥高等学校の高校入試情報・受験対策

※本記事は2022年8月時点の内容となります。最新情報は学校公式ホームページにてご確認ください。

立命館慶祥高等学校の受験対策

偏差値・難易度

立命館慶祥高等学校は北海道江別市にある私立中高一貫校で、偏差値はコースにより異なりますが65~70程度となります。最も偏差値が高いのは、東京大学・京都大学・医学部などの最難関大学への進学を目指すSPコースです。2022年度の入試競争倍率は、一貫コースの一般入試が1.46倍、SPコースのSP入試が3倍となります。

 

入試の特徴・勉強のポイント

立命館慶祥高等学校の入試は、1月入試、2月入試、海外・帰国入試、転・編入試の4種類となります。2月入試は国語・数学・英語・理科・社会の5科目の学科試験、グローバル・オンライン入試は書類審査と面接試験、それ以外の入試方式では国語・数学・英語の3科目の学科試験と面接試験となります。学科試験は、各科目の基礎知識をしっかりと身につけて、応用問題や過去問に挑戦しましょう。面接については、1月入試と海外・帰国入試は15分程度、グローバル・オンライン入試は口頭試問を含む30分程度、転・編入試は保護者同伴で20分程度となります。模擬面接を入念に行い、試験当日の緊張感に慣れておくと良いでしょう。

 

 

立命館慶祥高等学校の入試情報

入試科目・配点

【1月入試】

《入試方式》
①学校推薦入試 ②単願・専願入試 ③全国一般入試 ④特別入試

 

《試験内容》
国語(50分・100点)、数学(50分・100点)、英語(50分・100点/リスニングなし)、面接(約15分)

 

【2月入試】

《試験内容》
国語(50分・60点)、数学(50分・60点)、英語(50分・60点/リスニング含む)、社会(50分・60点)、理科(50分・60点)

 

参照:2023年度 立命館慶祥高等学校 入試概要【1月・2月】

 

【海外・帰国入試】

《試験内容》
・海外入試・帰国入試(11月)/帰国入試(1月)
国語(50分・100点)、数学(50分・100点)、英語(50分・100点)、面接(約15分)

 

・グローバル・オンライン入試
書類審査、面接(筆記試験に準じる口頭試問含む/約30分)

 

《出願資格の認定要件》

・帰国入試(11月)/帰国入試(1月)
小学1年次から中学3年時までの期間に、海外の現地校等(インターナショナルシュクール・日本人学校を含む)に通算1年以上在籍した経験のある者(在籍期間は海外在住期間すべてを算入できます。連続した1年でなくてもかまいません。)

 

・グローバル・オンライン入試
現在、海外の現地校等インターナショナルシュクール・日本人学校を含む)に在籍している者。

 

参照:2023年度 立命館慶祥高等学校 入試概要【海外・帰国】

 

【転・編入試】

《募集人数》
1年生若干名・2年生若干名

 

《試験内容》
国語(50分・100点)、数学(50分・100点)、英語(50分・100点)、面接試験(本人と保護者同席の上で実施、約20分)

 

参照:2022 年度立命館慶祥高等学校 転・編入学試験概要

 

 

立命館慶祥高等学校の科目別傾向と対策

数学の傾向と対策

(令和4年度)
大問5題構成で、大問1が計算問題、大問2以降が応用問題となります。計算問題は6問程度となるため、計算ミスなどのケアレスミスをしないよう丁寧に解答し、完答を目指しましょう。応用問題は確率や場合の数、関数、平面図形、立体図形が出題されます。計算過程の記載が必要な記述問題も含まれているため、筋道立てて簡潔に解答することを心がけましょう。また、出題傾向を把握するために、複数年分の過去問に取り組むことも大切です。

 

国語の傾向と対策

(令和4年度)
大問3題構成で、解答形式は選択、説明記述、漢字の読み書きです。すべて長文読解で、論説文や小説から出題されています。文章量が多い傾向にあるため、速読力と精読力を身につけ、時間配分には注意しましょう。小問として、語句の意味などの知識問題も出題されるため、コツコツと学習し知識を身につけておくことが大切です。様々な問題に触れ、長文読解に慣れておきましょう。

 

英語の傾向と対策

(令和4年度)
大問4題構成で、長文読解、会話文、資料の読み取り、英作文、リスニング問題が出題され、解答形式は選択、抜き出し、説明記述、並び替えなどとなります。英文量が多いため、素早く内容を理解するために語彙力や速読力、精読力が必要です。リスニング問題については、単語の発音についてしっかりと学習し、また、普段からテレビやラジオ、スマホのアプリなどを活用し英語を聞くことに慣れておくことが重要となります。

 

理科の傾向と対策

(令和4年度)
大問5題構成で、生物・物理・化学・地学の各分野からまんべんなく出題されます。解答形式は語句回答、グラフ作成、計算、選択となります。大問1は各科目の基礎知識を問う小問集合となっているため、完答を目指しましょう。化学式や化学反応式を書く問題、実験や観察に関する問題も出題されるため、しっかりと対策しておく必要があります。複数年分の過去問演習で、出題傾向を把握しておきましょう。

 

社会の傾向と対策

(令和4年度)
大問3題構成で、地理・歴史・時事問題から出題されます。地図やグラフなどの資料が多く用いられているため、教科書だけでなく、資料集や地図帳・年表などにも目を通しておき、知識の理解を深めましょう。解答形式は選択式と語句回答となります。地名や人名、重要語句などは漢字で書けるようになっておきましょう。また、時事問題も出題されるため、日頃からニュースをチェックして、社会問題にも興味・関心を持つことが大切です。

 

 

立命館慶祥高等学校基本情報

公式サイト

立命館慶祥高等学校:https://www2.spc.ritsumei.ac.jp/

 

基本情報

創立年

1995年

生徒数

953人(2022年5月時点)

立命館慶祥高等学校 所在地情報

〒069-0832 北海道江別市西野幌640-1

教育理念

『世界に通用する18歳』の育成

 

引用元:立命館大学|立命館慶祥とは|教育方針・理念

 

高校の特徴

立命館慶祥高等学校は、「受験力育成」と「思考力育成」を2本柱とした独自カリキュラムで、徹底した受験対策と、卒業後を見据えた多角的な視野を広げるための学習を両立しています。1年次には、慶祥中学からの中高一貫教育を行う「一貫コース」、他の中学からの新入生で構成される「高入SPコース」「高入生コース」が編成されています。「高入生コース」は、2年次に文系、理系に、3年次には国公立や有名私大を目指す「難関大コース」、立命館大学進学を目指す「立命館コース」に分かれます。国際教育にも力を入れて取り組んでおり、各国からの留学生の受け入れや、アメリカ・北欧・ガラパゴスなどへの海外研修、英語フェスティバルなど様々なプログラムが展開されています。

 

 

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