灘高等学校の高校入試情報・受験対策

※本記事は2022年7月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

灘高等学校の受験対策

偏差値・難易度

灘高等学校は兵庫県神戸市東灘区にある私立中高一貫校で、偏差値は79程度と非常に高く、日本屈指の進学校となります。入試競争倍率は1.92倍となり、全国から受験生が集まる人気のある学校です。2022年には現役で62名、過年度生含めて92名の東大合格者を輩出しています。

 

入試の特徴勉強のポイント

灘高等学校の入試は、国語・数学・理科・英語の4科目の受験が必要となります。英語はリスニング問題も出題されるため、日頃から英語を聞きなれておくと良いでしょう。各科目とも幅広く学習し苦手分野を作らないようにすることが重要となります。難度の高い問題も出題されるため、複数年分の過去問演習で出題傾向を把握し、的確に対策を行いましょう。

 

 

灘高等学校の入試情報

入試科目・配点

〇募集人員:約40名

〇学科試験:国語・数学・理科・英語(英語はリスニングを含む)

 

参照:令和4年度 灘高等学校入学試験要項

 

 

灘高等学校の科目別傾向と対策

数学の傾向と対策

例年、大問6題構成で、大問1が小問集合、大問2以降が応用問題となります。解答形式のほとんどが記述式となるため、答えに至るまでの過程を順序だてて分かりやすく説明する表現力が必要となります。応用問題では平面図形、立体図形、確率、関数、証明が頻出分野となるため、重点的に学習しましょう。複数年分の過去問演習で出題傾向と、解答のペース配分を確認しておくことも大切です。

 

英語の傾向と対策

例年、長文読解3題、リスニング1題、知識問題2題、和訳1題、自由英作文1題の大問8題構成です。解答形式は抜き出し、選択、適語補充、記述となります。自由英作文問題では、設問も英文となっているため注意が必要です。基礎知識を身につけるのは当然のことながら、発展問題や複数の難関校の入試過去問など難度の高い問題にも挑戦し、応用力や目新しい問題への対応力を養いましょう。

 

理科の傾向と対策

例年、大問6題構成で化学・地学・生物・物理の各分野からまんべんなく出題されます。苦手分野を作らないようバランスよく学習する必要があります。出題傾向や問題の難易度を把握するために、複数年分の過去問演習に取り組みましょう。

 

 

灘高等学校基本情報

公式サイト

灘高等学校:http://www.nada.ac.jp/

 

基本情報

創立年

1948年

生徒数

663人(2021年4月現在)

所在地情報

〒658-0082 兵庫県神戸市東灘区魚崎北町8丁目5番1号

教育理念

【教育方針】

1.「精力善用」「自他共栄」の精神に徹した健全な社会人を育て上げる。

2.自主性を養い強固な信念を育てる。

3.質実剛健をモットーとし勤労をよろこぶ習慣を養う。

4.運動を奨励し強靭な体力と明朗闊達なスポーツマンシップを育成する。

5.豊かな趣味を養い高尚優雅な品性を育成する。

 

引用元:灘中学校・灘高等学校 教育方針・特色

 

高校の特徴

灘中学校・高等学校は全国屈指の進学校であり、東京大学を始め京都大学や難関私立大学への合格者を多数輩出しています。「担任持ち上がり制」を特色とし、6~7人で編成された担任団が6年間同じ学年を受け持つことで、学習指導の計画性、効率性、一貫性が保たれています。また、「生徒が主役の学校」であることも特色の一つとし、文章化された校則は存在せず、自身の行動が灘校生として相応しいかは生徒が判断します。自由で伸び伸びした校風のもと、自ら求めていく自主性と、自分の行動に責任を持つ自律性を身につけることを目指します。

 

 

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