慶應義塾高等学校の高校入試情報・受験対策

※本記事は2022年7月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

慶應義塾高等学校の受験対策

偏差値・難易度

慶應義塾高等学校は、神奈川県横浜市にある私立男子中高一貫校です。偏差値は76程度で、一般選抜の競争倍率は約2.5倍となり、人気のある高校となります。卒業後は推薦制度により、9割以上の学生が慶應義塾大学へ進学します。

 

入試の特徴勉強のポイント

慶應義塾高等学校の一般入試は、第1次試験で国語・英語・数学の3科目が課されます。どの科目も標準レベルの問題が出題されるため、ケアレスミスは命取りとなります。時間配分に気を付けながら、丁寧な解答を心がけましょう。第1次試験の合格者には、第2次試験の面接が課せられます。試験当日に落ち着いて対応できるよう模擬面接を入念に行いましょう。

 

 

慶應義塾高等学校の科目別傾向と対策

数学の傾向と対策

例年、大問7題構成となります。標準レベルの問題ですが試験時間に余裕はないため、手際よくケアレスミスをしないように解答する必要があります。大問1.2は小問集合、大問3以降は応用問題が出題されます。基本の原理や定理など基礎を確実に固めておくことが重要となります。また、図形や場合の数、関数が頻出分野となるため、重点的に学習すると良いでしょう。

 

国語の傾向と対策

例年、長文読解問題が2題出題されます。知識問題は小問として出題されるため、漢字の読み書きや文法、慣用句などもしっかりと学習しておきましょう。読解問題では内容を正確に読み解く力や、記述問題に対する高度な表現力が必要となります。日ごろから自分の考えを簡潔にまとめる練習を行い、要約した文章は先生に添削をしてもらうと良いでしょう。過去問演習で出題傾向を把握しておくことも大切です。

 

英語の傾向と対策

例年、大問4題構成で標準レベルの問題が出題されますが、一部難度の高い問題も含まれます。基礎知識をしっかりと身につけ、適語補充や語文訂正では確実に得点できるようにしましょう。長文問題は文量が多く、高度な読解力や速読力が必要となります。語彙力を養うために単語やイディオムは毎日コツコツと学習し、過去問や参考書で長文読解に慣れておくと良いでしょう。

 

 

慶應義塾高等学校基本情報

公式サイト

慶應義塾高等学校:https://www.hs.keio.ac.jp/

 

基本情報

創立年

1948年

生徒数

2,200名(2022年4月時点)

慶應義塾高等学校所在地情報

〒223-8524 神奈川県横浜市港北区日吉4-1-2

教育理念

福澤精神に則り、独立自尊の気風にとみ、自主性と気品を重んじ、将来「全社会の先導者」となる人材の育成を教育の目的としています。

 

引用:慶應義塾高等学校| 慶應義塾の理念/塾高の理念

 

高校の特徴

慶應義塾高等学校では、〈正統〉と〈異端〉を兼ね備えた人間を協育(協力し合いながら生徒を育む)するために「日吉協育モデル」と名付けられた独自の教育を行っています。〈正統〉とは、人として当然身につけるべき知識や精神、人間性を指し、〈異端〉とは枠組みにとらわれることなく新たなものを創り出していく能力や技量を指します。「協育」を実践し具現化するために、幅広い分野にわたる多種多様な講座(協育プログラム)を開講しており、生徒は自らの関心や知的好奇心、能力に応じて技量などを伸ばすことができます。

 

 

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