桐蔭学園高等学校の高校入試情報・受験対策

※本記事は2022年8月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

桐蔭学園高等学校の受験対策

偏差値・難易度

桐蔭学園高等学校は神奈川県横浜市青葉区にある私立高校で、偏差値はコースにより異なりますが65~69程度となります。入試競争倍率は例年平均3~4倍で、非常に人気のある学校です。横浜国立大学や東京都立大学などの国公立大学、早慶上理・GMARCHなどの難関私立大学への合格者を多数輩出しています。

 

入試の特徴勉強のポイント

桐蔭学園高等学校の入試は、推薦入試と一般入試の2種類あります。推薦入試は志願者本人のみの面接、一般入試はA方式が英語、国語、数学の3科目受験、B方式が書類選考となります。全体的な難易度は標準~やや難レベルとなるため、各科目とも複数年分の過去問演習で出題傾向を把握しておきましょう。

 

 

桐蔭学園高等学校の入試情報

【生徒募集要項】

【推薦入試】
《募集人数》
普通科
・プログレスコース:30名(男女)
・アドバンスコース:80名(男女)
・スタンダードコース:90名(男女)

《試験科目》
面接(志願者本人のみ)

 

【一般入試】
〇A方式(オープン)
《募集人数》
普通科
・プログレスコース:30名(男女)
・アドバンスコース:40名(男女)
・スタンダードコース:20名(男女)

《試験科目》
英語(60分)、国語(50分)、数学(60分)

 

〇B方式(書類選考)
《募集人数》
普通科
・プログレスコース:130名(男女)
・アドバンスコース:160名(男女)
・スタンダードコース:80名(男女)

《試験科目》
出願時に課題作文を提出
※特別奨学生選考および上位コースチャレンジ受験(A方式を受験)の場合は学力検査(英語、国語、数学)あり

 

参照:桐蔭学園高等学校 2022年度 推薦入試/一般入試 生徒募集要項

 

 

【帰国生入試】
《募集人数》
普通科
・プログレスコース:10名(男女)
・アドバンスコース:10名(男女)
・スタンダードコース:10名(男女)

《試験科目》
英語(60分200点)、国語(60分100点)、数学(60分100点)

 

参照:桐蔭学園高等学校 2022年度 帰国生入試 生徒募集要項

 

 

桐蔭学園高等学校の科目別傾向と対策

数学の傾向と対策

例年、大問5題構成で、解答形式はマーク式となります。大問1は小問集合となるため、ケアレスミスをしないよう丁寧な解答を心がけましょう。大問2以降は応用問題で、場合の数や関数、平面図形、空間図形が頻出分野となります。各分野を融合した問題も出題されるため、苦手分野を作らないようにまんべんなく学習しましょう。全体的な難易度は基本~標準レベルですが、一部難度の高い問題も含まれます。複数年分の過去問演習で出題傾向を把握しておくと良いでしょう。

 

国語の傾向と対策

例年、大問3題構成となります。大問1は知識問題で、漢字や敬語、語句などが出題されますが、年度により出題範囲は異なります。大問2.3は長文読解問題で、論説文や古文などから出題されます。文章量が多い傾向にあるため、時間配分にも注意しつつ、速読力を養いましょう。知識問題や古文は教科書学習だけでは不十分なため、過去問や参考書でしっかりと演習を重ねましょう。

 

英語の傾向と対策

例年、大問3題構成で、長文読解問題2題と知識問題1題が出題されます。長文読解はエッセーと物語が頻出で、設問文を含めて文章量が多いため速読力・精読力が必要となります。知識問題では並び替えが頻出で、1語不要という形式が多い傾向にあります。基礎知識をしっかりと身につけて、過去問と出題傾向に合った参考書で演習を重ねましょう。

 

桐蔭学園高等学校基本情報

公式サイト

桐蔭学園高等学校:http://toin.ac.jp/high/

 

基本情報

創立年

1964年

生徒数

2,949名(2021年6月時点)

桐蔭学園高等学校所在地情報

〒225-8502 神奈川県横浜市青葉区鉄町1614番地

教育理念

建学の精神
1.社会連帯を基調とした、義務を実行する自由人たれ。
2.学問に徹し、求学の精神の持ち主たれ。
3.道義の精神を高揚し、誇り高き人格者たれ。
4.国を愛し、民族を愛する国民たれ。
5.自然を愛し、平和を愛する国際人たれ。

 

引用:桐蔭学園 高等学校|教育ビジョン

 

高校の特徴

桐蔭学園高等学校は、様々な進路に対応するための3コース制(プログレス・アドバンス・スタンダード)で、2年次からは各コース文系理系に分かれて学習を進めます。グループワーク・プレゼンテーションなどを取り入れたアクティブラーニング(AL)型授業を行い、知識・技能だけではなく、思考力・判断力・表現力や主体性・多様性・協働性をバランスよく養います。1年次から2年次には「未来への扉」という探求の授業があり、情報収集・分析能力やプレゼンテーション資料の作り方など生涯に渡り自ら学び続ける力を身につけることができます。内部進学生と高校からの編入生はHR、授業とも別々に行われており、合流することはありません。

 

 

オンライン家庭教師WAMの桐蔭学園高等学校受験対策

桐蔭学園高等学校の受験を志望している方には、オンライン家庭教師WAMがおすすめです。
専任の教育アドバイザーと東大・京大・早慶などの名門大学講師による質の高い授業で、桐蔭学園高等学校の入試突破に必要な思考力・記述力を養うことができます。
また、学力を養う上で重要な自学自習の方法についても伝授。日頃の学習管理も行うので、自然と自学の力を身につけることができます。
さらにオンラインだから通学にかかる時間をカット。合格に必要な学力を効率的に得ることができます。