青山学院高等部の高校入試情報・受験対策

※本記事は2022年8月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

青山学院高等部の受験対策

偏差値・難易度

青山学院高等部は東京都渋谷区にある私立中高一貫校で、偏差値は72程度と非常に高くなっています。2022年度の一般入試の競争倍率は4.38倍となり、合格するためには十分な対策が必要となります。また、卒業生の約85%は内部推薦制度により、青山学院大学の各学部へ進学しています。

 

入試の特徴・勉強のポイント

青山学院高等部の入試は、推薦入試・帰国生入試・一般入試の3種類となります。どの入試方式においても、国語・数学・英語の学科試験が課せられるため、苦手科目を作らないようバランスよく学習しましょう。英語のリスニング問題は、一般入試にのみ出題されます。また、推薦入試と帰国生入試では面接試験も課せられるため、模擬面接を入念に行い試験に臨みましょう。

 

 

 

 

青山学院高等部の科目別傾向と対策

数学の傾向と対策

例年、大問8題構成となります。試験時間に対して問題量が多いため、時間配分に注意が必要です。難度の低い問題と高い問題が混在しているため、落としてはいけない問題をしっかりと取捨選択して解き進めることが重要となります。設問内容は計算問題、場合の数、関数、方程式、平面図形、立体図形など多岐にわたるため、幅広く学習する必要があります。また、過去問演習は時間を計りながら行い、ペース配分と出題傾向を把握しておきましょう。

 

国語の傾向と対策

例年、現代文2題と古文1題の大問3題構成です。文章量は、現代文が合計8000~9000字程度、古文が1000字程度と非常に多くなっているため、速読力や読解力が必須となります。設問形式は選択肢、適語補充、抜き出し、整序などとなり、記述問題は出題されません。ウエイトの重い現代文を素早く解答し、古文に時間を残すことが重要となるため、問題を取捨選択し、分かる問題をどんどん解き進めましょう。10問出題される漢字は、完答を目指して毎日コツコツと学習することが大切です。

 

英語の傾向と対策

例年、大問5題構成で、長文読解問題が2題出題されます。リスニングと読解問題の配点が全体の8割程度となるため、重点的に対策を行う必要があります。リスニング問題は1回しか放送されないため、普段から英語のテレビやラジオなどを活用し、英語を聞くことに慣れておきましょう。読解問題の難易度は標準レベルですが、速読力と精読力が必須となります。単語やイディオム、文法などの基礎知識をしっかりと身につけ、多くの長文問題に触れておくことが大切です。

 

 

 

 

青山学院高等部基本情報

公式サイト

青山学院高等部:https://www.agh.aoyama.ed.jp/

 

基本情報

創立年

1950年

生徒数

1,246名(2022年4月時点)

青山学院高等部 所在地情報

〒150-8366  東京都渋谷区渋谷4丁目4-25

教育理念

本校は、青山学院教育方針にもとづいて、
ひとりひとりの生徒の人格を育み、
その自己実現を支える。

また、与えられた自分の力を他者のためにも用い、
隣人と共に生きることを喜び、
平和な社会に貢献する人間の育成を目指す。

 

引用元:青山学院高等部|高中部の教育理念

 

高校の特徴

青山学院高等部は、「毎日の礼拝」「聖書の時間」「キリスト教行事」を3つの柱としたキリスト教信仰に基づく教育を行っています。高等部からの編入生と内部進学生は1年次より合同クラス・同一カリキュラムとなります。また、文系・理系によるクラス分けもなく、各自が必要に応じた選択科目を履修することで、希望する進路に合ったカリキュラムを作成することができます。長崎県への修学旅行(戦争やキリシタン迫害について学ぶ)や東北への訪問、フィリピン貧困地域への訪問プログラムなど、「常に隣人として寄り添うことができる人格を育てる」ことを目的とした平和・共生学習が実施されています。

 

 

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