学習院高等科の高校入試情報・受験対策

※本記事は2022年8月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

学習院高等科の受験対策

偏差値・難易度

学習院高等科は東京都豊島区にある私立男子中高一貫校で、偏差値は68程度となります。2022年度の入試競争倍率は、5.16倍となり非常に人気のある学校となるため、合格を目指すには十分な対策が必要です。卒業生は内部推薦制度により、学習院大学の各学部へ進学することが可能となっています。また、東京大学をはじめとする国公立大学や、早慶上理・GMARCHなどの難関私立大学のほか、海外大学へも進学しています。

 

入試の特徴勉強のポイント

学習院高等科の入試は、国語・数学・英語の3科目と面接が課されます。国語と英語は文章量が多い傾向にあるため、長文の問題に慣れておく必要があります。数学は基礎知識の定着を問う問題が出題されるため公式や定理の原理を正確に理解し、基礎をしっかりと固めておきましょう。各科目とも複数年分の過去問演習により、出題傾向を把握しておくことが重要となります。

 

 

学習院高等科の科目別傾向と対策

数学の傾向と対策

例年、大問4題構成で、基礎知識の定着が問われます。計算問題、関数とグラフ、図形、連立方程式に関する文章問題などが出題されます。記述問題においては部分点をもらえるため、分かるところまでは必ず記入しておきましょう。出題傾向を把握するために、複数年分の過去問に取り組むことも大切です。

 

国語の傾向と対策

例年、大問2題構成で、随筆もしくは小説から1題と論説文1題の出題となります。文章量が多いため、速読力や読解力を養う必要があります。解答形式は、記述式が多い傾向にあるため、自分の言葉で簡潔にまとめる記述力を身につけましょう。また、知識問題として漢字の読み書きも出題されるため、毎日コツコツと学習しておくことが大切です。

 

英語の傾向と対策

例年、大問7題構成となります。リスニング問題のほか、選択や適語補充、長文読解などが出題されます。リスニングは、英語を聞くことに慣れておくことが重要となります。長文読解は文章量が多いため、速読力や読解力が必須です。また、記述問題や英作文も出題されます。単語やイディオム、文法などの基礎をしっかりと身につけて記述の練習を繰り返し行い、先生からの添削指導を受けると良いでしょう。

 

 

学習院高等科基本情報

公式サイト

学習院高等科:https://www.gakushuin.ac.jp/bsh/

 

基本情報

創立年

1877年

生徒数

608名(2021年6月時点)

学習院高等科所在地情報

〒171-0031 東京都豊島区目白1-5-1

教育理念

 

「ひろい視野 たくましい創造力 ゆたかな感受性」

 

引用:学習院高等科|教育方針

 

高校の特徴

学習院高等科では、義務教育が終了した男子を大人として扱っており、自己の判断に責任をもったうえでの「自由」を校風としています。自然に恵まれた環境の中で過ごす3年間を通して豊かな人間性を育み、「生涯にわたる友人」をみつけ、「心のふるさと」となるような学校を目指しています。進学・受験のための特別なコース分けや習熟度別のクラス編成などはなく、必修科目と豊富にある選択科目から必要な科目を選択していくことで、学生一人ひとりが自分の進路・目標に合わせたカリキュラムを組むことが可能となっています。いずれの科目とも大学入試を受験するのに不都合のないレベルが維持されており、英語や数学では少人数授業を行うなどの細やかな指導も行われています。

 

 

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