千葉県立千葉中学校の中学入試情報・受験対策

※本記事は2022年4月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

千葉県立千葉中学校の受験対策

難易度・偏差値

千葉県立千葉中学校は千葉市にある男女共学の県立中高一貫校で、偏差値は69程度となっています。東大をはじめとする国公立や早慶上理、GMARCHなど有名私立大学の合格者を多数輩出しています。

入試の特徴・勉強のポイント

千葉県立千葉中学校は一次検査と二次検査の2回にわたり試験が行われます。一次検査を突破した候補者のみ二次検査を受けることができます。全体的に考察力や判断力、表現力などが問われる問題が出題されるため、複数年分の過去問演習で出題傾向に慣れておきましょう。また、二次検査で課されるグループ面接は、グループにより試験時間に差があります。模擬面接を行い、試験当日の緊張感をイメージしておくと良いでしょう。

 

 

千葉県立千葉中学校の入試情報

◎募集定員

80名(男女同数を基本)

 

◎一次検査の実施及び二次検査受検候補者の決定

《検査内容》
適性検査1-1(45分):与えられた文章や図・表等の資料を読み取り、課題をとらえ、解決に向けて筋道立てて考え、表現する力をみます。

適性検査1-2(45分):自然科学的・数理的な分野において、課題をとらえ、解決に向けて筋道立てて考え、表現する力をみます。

 

《決定の方法》
一次検査の結果を資料とし、中学校の校長があらかじめ定めた方法により二次検査受検候補者を決定します。なお、二次検査受検候補者は募集定員(男女同数を基本とする。)の4倍程度です。

 

◎二次検査の実施及び入学許可候補者の内定

《検査の内容》
適性検査2-1(45分):課題を設定する力、資料等を活用する力、解決のために計画・実行する力、自分の考えや意見を筋道立てて表現する力をみます。

適性検査2-2(45分):聞き取った内容や読み取った内容から、課題を明確にし、経験に基づき、自分の考えや意見を筋道立てて表現する力をみます。

面接等:集団面接を行います。

 

《内定の方法》
小学校の校長が作成した報告書、志願者から提出された志願理由書等の書類審査並びに一次検査及び二次検査の結果を資料とし、中学校の校長があらかじめ定めた方法により、中学校で行う学習活動への適性等を総合的に判断して、入学許可候補者を内定します。

 

参照:令和4年度千葉県県立中学校入学者募集要項

 

千葉県立千葉中学校の科目別傾向と対策

適性検査1-1の傾向と対策

例年、大問2題構成で試験時間に対して問題量が多く時間配分に注意が必要です。グラフや表などの資料を読み取り、スピーディーに正確な答えを導き出す力が問われます。記述問題も出題されるため、与えられた資料の内容を理解し、自分の言葉で簡潔に述べられる記述力が必要です。過去問演習で傾向に慣れておきましょう。

適性検査1-2の傾向と対策

例年、大問2題構成で、適性検査1-1と同じく解答時間に余裕はないため解答スピードが重要となります。理科や算数の内容で計算問題や作図、図形問題などが出題されます。大問の後半は難度の高い問題となっているため、解答に時間のかかる問題は後回しにし解ける問題から進めていきましょう。過去問演習で出題傾向に慣れておくことも大切です。

適性検査2-1の傾向と対策

例年、大問3題構成で理科系の問題が出題される傾向にあります。与えられた資料を読み取り、簡潔にまとめて記述する力や、正確な計算力が問われます。ケアレスミスをしないよう丁寧な解答を心がけましょう。

適性検査2-2の傾向と対策

例年、大問3題構成で放送での日本文の聞き取り問題、文字数制限のある作文問題、聞き取りと作文問題を踏まえて答える問題が出題されます。日ごろからラジオなどで、耳から情報を得て内容を理解し要点をまとめる訓練を重ねましょう。作文問題などは、過去問や類似問題の演習を行い添削指導を受けることで、記述力を養いましょう。

面接の傾向と対策

受験生5~6人、面接時間15~30分程度のグループ面接が実施されます。日ごろから人とのコミュケーションを大切にし、相手の意見を踏まえて自分の考えを正確に分かりやすく伝える力を養いましょう。

 

 

千葉県立千葉中学校基本情報

公式サイト

千葉県立千葉中学校:https://cms1.chiba-c.ed.jp/chiba-j/

基本情報

創立年

2008年

生徒数

951名(2021年6月時点)

千葉県立千葉中学校所在地情報

〒260-0853 千葉県千葉市中央区葛城1-5-2

教育理念

高い知性:知的欲求に働きかけて不断に学び続ける自主性を伸ばし、揺るぎない学力を基礎とした幅広く深い教養を育成する。

 

豊かな人間性:多くの人びととふれ合い協同して互いに高め合う中で、他人のいたみのわかる、うるおいに満ちた人間性を育成する。

 

高い志:わが国の伝統や文化に対する深い理解と実社会への共感をもとに社会貢献の志を育み、自己を確立する基盤を育成する。

 

引用元:千葉県立千葉中学校

中学校の特徴

千葉県立千葉中学校は、千葉県立千葉高等学校を母体として誕生した併設型中高一貫校です。話の聞き方・気持ちの伝え方を身につける「学びのリテラシー」や課題を発見し追求する力を身につける「ゼミ」など、人間力形成のための独自の学びの場を設け、「心豊かな、人の痛みの分かるリーダーの育成」を目指します。段階的に繰り返し学習を行う「スパイラル学習」という学びを特色とし、学年が上がるごとに高度な内容で学びなおすことで理解を深めていきます。

 

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