甲南中学校の中学入試情報・受験対策

※本記事は2022年6月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

甲南中学校の受験対策

難易度

甲南中学校は芦屋市にある私立男子中高一貫校で、偏差値は58程度となります。2021年度の競争倍率は入試区分やコースにより異なりますが、Ⅰ期が約1.41~3.12倍、Ⅱ期が約2.4~3.45倍、Ⅲ期が約6~9.4倍となります。Ⅲ期は募集人員も少なめとなるため、倍率が非常に高くなっています。

入試の特徴・勉強のポイント

甲南中学校の入試は、入試日程や方式により受験科目が異なります。入試要項を確認し、自分の得意科目を考慮して選択すると良いでしょう。全体的な難易度は標準レベルですが、理科の範囲で一部難度の高い問題も出題されます。複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や設問形式に慣れておきましょう。

 

甲南中学校の科目別傾向と対策

算数の傾向と対策

例年、大問4~5題構成で大問1が計算問題、大問2が小問集合、大問3以降が思考力が必要な応用問題となります。大問1.2は得点しやすい問題が多いため、ケアレスミスをしないよう丁寧な解答を心がけましょう。大問3以降は途中式や考え方を記入する記述式問題となり、場合の数、速さ、水量変化、図形の移動、立体図形などが頻出分野となります。記述式問題の演習では、解答を丸暗記するのではなく、実際に手を動かしながら解法パターンを修得していくことが大切です。

国語の傾向と対策

例年、韻文や文学史に関する問題が出題されます。著名な文学作品について作者やあらすじなどはしっかりと頭に入れておきましょう。また、短歌や俳句の基礎知識についても学習しておくことが大切です。知識問題は慣用句やことわざ、敬語、四字熟語など多岐にわたります。毎日コツコツと学習し幅広い国語の知識と語彙力を養いましょう。記述問題は字数制限のある問題と、ない問題の両方が出題されます。過去問演習で出題傾向や設問形式に慣れておくと良いでしょう。

理科の傾向と対策

例年、大問4題構成で各分野からバランスよく出題されます。難易度は標準レベルですが、物理の難度は高い傾向にあります。解答形式では記述問題の割合が高くなっていますが、教科書レベルの内容となるため比較的解答しやすくなっています。実験や観察に関する問題やグラフの作図問題も出題されるため、実験器具の名前や使い方など正確に覚えておきましょう。

 

甲南中学校基本情報

公式サイト

甲南中学校:https://www.konan.ed.jp/

基本情報

創立年

1919年

生徒数

542名(2021年7月時点)

甲南中学校 所在地情報

〒659-0096 兵庫県芦屋市山手町31-3

教育理念

『人格の修養と健康の増進を第一とし、個性に応じて天賦の才能を啓発するにあり』

引用元:教育理念|学校紹介|江南中学校・高等学校

中学校の特徴

甲南中学校は、2018年に創立100年を迎えた伝統ある中高一貫の男子校で「フロントランナー・コース」と「アドバンスト・コース」という2つのコースが設置されています。「フロントランナー・コース」では理系科目にウェイトを置いたカリキュラムが組まれているほか「サイエンス・ラボ」「グローバル・ラボ」という独自のプログラムを履修し、科学的思考力や国際理解を通した多様な価値観や論理的思考力を身につけることを目指します。「アドバンスト・コース」では、「グローバル」と「リベラル・アーツ(教養)」をキーワードにカリキュラムが展開されいます。中3次には海外大学文系への進学や長期・短期留学を希望する生徒のために「グローバル・ファウンデーション」という国際教養プログラムが設けられています。

 

 

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