石川県の中学入試情報・受験対策

石川県の中学受験概要

石川県で受験可能な中学校は合計4校となっており、4校とも金沢市にある学校となります。願書受付期間や試験日は学校によって異なるため、必ず志望する学校の入試要項を確認しておきましょう。

県内唯一の公立中高一貫校である「石川県立金沢錦丘中学校」は、科目ごとに分かれた試験ではなく、総合適性検査Ⅰと総合適性検査Ⅱ、面接が課されます。偏差値・人気度ともに高くなっている学校です。その他では、4科目での試験や筆記試験以外に面接や体育実技が課される学校もあります。

「金沢大学人間社会学域学校教育学類附属中学校」は、石川県トップクラスの学力を誇る国立中学校で、偏差値は57程度となります。附属高校である「金沢大学附属高等学校」へ内部進学できる人数が限られているため、その他の学生の大半は県内の進学校を受験しています。スポーツ強豪校である「星稜中学校」は私立中高一貫校であり、高等学校では元メジャーリーガーの松井秀樹さんやサッカー元日本代表の本田圭佑さんを輩出した有名な学校です。また、2001年に7階建ての校舎が新設され冷暖房完備やエレベーター、個人ブースなどの学習室、大講義室、50台ものコンピューターがあるパソコンルーム、様々な運動施設など、最新設備を備えています。「北陸学院中学校」は、男女共学の私立中高一貫校で、北陸で唯一のミッションスクールとなっています。全教室に設置されている電子黒板や、生徒が個人的に教員から教わることができる自習スペースなど、生徒が主体的に学べる環境づくりを行っています。

 

 

石川県の中学受験対策

石川県立金沢錦丘中学校

入学者選抜は、科目ごとに分かれた試験ではなく総合適性検査Ⅰと総合適性検査Ⅱ、面接で実施されます。総合適性検査Ⅰは、読解力や表現力などの言語に関する力を見る試験となり、総合適性検査Ⅱは問題解決力や思考力など、自然や社会、数理に関する力をみる内容となっています。試験時間はそれぞれ55分です。書く力に重きを置いている試験のため、各科目の基礎知識は必ず身につけた上で記述対策を行いましょう。複数年分の過去問演習に取り組み、出題傾向や形式に慣れておくことが大切です。

 

星稜中学校

入学試験は、国語・算数・理科・社会の4科目の筆記試験と面接で実施されます。国語では、漢字や熟語、ことわざなどの知識が問われる問題が多いため、日頃からコツコツと学習し多くの知識を身につけておきましょう。作文や記述問題も出題されるため自分のことばで書く練習を行い、学校や塾の先生に添削指導をしてもらうことが大切です。算数はスピーディかつ正確な計算力を身につける必要があります。早い段階から学習を開始し、過去問演習で出題形式に慣れておきましょう。理科では、実験に関する問題が多いため重点的に学習しておくことが大切です。社会の用語を覚える際は、漢字も正確に覚えておく必要があります。

 

金沢大学人間社会学域学校教育学類附属中学校

選考は、国語・算数・総合(理科・社会の総合問題)の学力検査と体育実技、個人面接で行われます。学力検査の試験時間は、それぞれ40分です。全体的な難易度は少し難しくなっています。算数では、基本的な計算問題から、基本問題を組み合わせたような問題も出題されます。基礎を身につけてから発展問題にも取り組むと良いでしょう。国語は、筆者の考えを理解できるように、正確に内容を読み取る練習が必要です。体育実技は、運動神経というよりも、運動にまじめに取り組む姿勢が重要となります。昨年度の入試問題については、公式HP内で申し込み方法が掲載されているため、必要な方はご確認下さい。

 

 

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