鹿児島県の中学入試情報・受験対策

鹿児島県の中学受験概要

鹿児島県の入学試験は、ほとんどの学校が11月下旬から12月上旬にかけて願書の受付が開始され、1月中に試験が実施されています。補充や後期日程などは1月の中旬頃から願書受付が開始となり、2月上旬に試験実施となります。中学校によって、科目ごとに分かれた試験ではなく適性検査での試験や4科目での試験、2科目での試験、作文や面接を課されるなど試験内容が異なるため、必ず志望する学校の入試要項を確認し、受付日程や試験日、試験内容などを合わせて確認しておきましょう。

鹿児島県内で受験が可能な中学校は合計13校あり、その中でも県内唯一の私立男子校で全国高等学校クイズ選手権常連の有名エリート校である「ラ・サール中学校・高等学校」や医学部医学科に強い進学校である「志學館中等部・高等部」、進学塾である池田教育ゼミナールを母体とした九州の私学として初のスーパーサイエンスハイスクールに指定された「池田中学校・高等学校」は、偏差値・人気度ともに高くなっています。

 

 

鹿児島県の中学受験対策

ラ・サール中学校

【国語】例年、試験時間60分で説明文・物語文などの文章から読解問題2題と漢字の書き取りや慣用句、四字熟語などの知識問題1題の出題となっています。知識問題は普段からコツコツ勉強し、多くの知識を身につけておきましょう。読解問題では記述問題が頻出のため、正確に文章を読み取り、要約する練習をすることが大切です。複数年分の過去問演習を取り組むと良いでしょう。

 

【算数】例年、試験時間60分で計算問題、一行問題、大問4題構成となっています。標準レベルの問題を中心に、やや難しい問題も出題されます。平面図形や立体図形などの図形問題が頻出で割合も多くなっている他、速さや数に関する問題も頻出です。頻出分野を重点的に学習し、過去問演習で出題傾向や形式に慣れておきましょう。

 

【理科】例年、試験時間40分で化学・物理・生物・地学の各分野からまんべんなく出題されます。計算問題や記述問題が出題され、作図問題はありません。物理分野の難度がやや高く差がつきやすいため、教科書学習に加えて難しい問題集にも取り組むなど対策を行いましょう。

 

【社会】例年、試験時間40分で、解答形式は記号選択と用語記入が大半を占めており、記述問題は1問のみの出題です。時事問題と鹿児島県に関連のある問題が頻出となっています。普段から新聞やニュースに目を通して情報を入手し、自分の意見を持つ練習を行いましょう。

 

志學館中等部

入学者選抜は、国語・算数・理科・社会の4科目で実施され、各科目の配点は、国語・算数が120点、理科・社会が80点となっています。試験会場は志學館中等部以外に3カ所の合計4カ所あり、出願手続きの際に1カ所選択して受験することができます。過去問演習に取り組み、出題傾向や形式を把握しておきましょう。

 

池田中学校

一般入試は、国語・算数が必修科目となり試験時間50分で100点、理科・社会・英語から2科目選択して試験時間は合わせて50分の各50点で行われます。一般入試は県外でも実施されており、沖縄県(那覇市・沖縄市)や宮崎県都城市でも受験が可能となっています。SS[スーパーサイエンス]入試は、算数(適性検査)と作文、集団面接が課されます。また、欠員が生じた場合のみ補充入試が行われ、国語と算数の2科目のみで試験が実施されます。過去問演習に取り組み、出題傾向や形式を把握しておきましょう。

 

 

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