法政大学第二中学校の中学入試情報・受験対策

※本記事は2022年5月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

法政大学第二中学校の受験対策

難易度

法政大学第二中学校は川崎市中原区にある男女共学の私立中高一貫校で、偏差値は61程度です。競争倍率について、第1回一般入試の男子が約3.4倍、女子が4.1倍となり、第2回一般入試の男子が約6.1倍、女子が約5.2倍となります。第1回一般入試に比べて、第2回一般入試の方が男女とも合格難度が高くなっています。また、一定の成績を修めることで内部推薦により法政大学へ進学することが可能となっています。

入試の特徴・勉強のポイント

法政大学第二中学校の一般入試は、第1回・第2回ともに4科目の受験が必要で、面接は課されません。問題の難易度は全体的に標準レベルとなるため、4科目とも基礎知識をしっかりと身につけておきましょう。過去問演習が最も有効な対策となるため、何度も解き直しを行い知識を定着させることが大切です。

 

法政大学第二中学校の入試情報

入試試験要項

【帰国生】
募集人員:男子(若干名)、女子(若干名)
試験科目(試験時間・配点):国語(50分・100点)、算数(50分・100点)、面接
①筆記試験終了後、受験生とその保護者を対象に面接を行います。
②合否は試験と面接を総合的に判断します。

 

【一般第1回】
募集人員:男子(90名)、女子(40名)
試験科目(試験時間・配点):社会(40分・75点)、理科(40分・75点)、国語(50分・100点)、算数(50分・100点)
①面接は行いません。
②合否は 4 科目の合計点で判定します。
③1~4時限のすべての科目を受験することが必要です。

(注意事項)
すべての科目の受験を完了した場合にのみ合否判定を行います。
途中退出などですべての科目の受験が完了しなかった場合には、受験完了科目も含めて欠席扱いとします。

 

【一般第2回】
募集人員:男子(50名)、女子(30名)
試験科目(試験時間・配点):社会(40分・75点)、理科(40分・75点)、国語(50分・100点)、算数(50分・100点)
①面接は行いません。
②合否は 4 科目の合計点で判定します。
③1~4時限のすべての科目を受験することが必要です。

(注意事項)
すべての科目の受験を完了した場合にのみ合否判定を行います。
途中退出などですべての科目の受験が完了しなかった場合には、受験完了科目も含めて欠席扱いとします。

 

参照:法政大学 第二中学校 2022年度 入学試験要項(一般・帰国生)

 

法政大学第二中学校の科目別傾向と対策

算数の傾向と対策

例年、大問6題構成で難易度は基本~標準レベルとなります。大問1.2は計算問題と小問集合となるため、ケアレスミスをしないよう丁寧に解答することを心がけ、確実に得点することが大切です。大問3以降は大型問題となっており、規則性や速さ、平面図形、立体図形が頻出となります。出題傾向に大きな違いはないため、過去問対策を重点的に行うと良いでしょう。

国語の傾向と対策

例年、大問3題構成で知識問題1題と読解問題2題となっています。知識問題の難易度は基本レベルとなるため、確実に得点できるよう毎日コツコツ学習しましょう。読解問題の素材文は8000~10000字程度ですが、読みやすい文章が多く、難易度も標準レベルとなります。設問形式は適語補充や指示語の内容、記述問題などさまざまです。記述問題は60~80字程度となるため、簡潔にまとめて述べる練習をしておきましょう。また、複数年分の過去問演習で出題傾向と形式を把握しておくことも大切です。

理科の傾向と対策

例年、大問6題構成で幅広い範囲から出題されますが、各分野の同じ単元が繰り返される場合が多いため、過去問演習で傾向を把握しておきましょう。設問形式は記号選択や適語補充、作図問題、計算問題などとなっています。また、特徴として時事問題が出題されるため、日頃からニュースや新聞をチェックし、環境問題や自然現象などについて関心を持つようにしましょう。

社会の傾向と対策

例年、大問8題構成で各分野からバランスよく出題されます。難易度は標準レベルで、解答形式は記号選択や適語補充が中心となります。どの分野も基礎知識をしっかりと身につけて、苦手分野をなくすことが重要です。過去問演習では合格点の目安となる7~8割以上を確実に取れるように、何度も解き直しを行うと良いでしょう。

 

法政大学第二中学校基本情報

公式サイト

法政大学第二中学校:https://www.hosei2.ed.jp/

基本情報

創立年

1939年

生徒数

685人(2022年4月1日現在)

法政大学第二中学校 所在地情報

〒211-0031 神奈川県川崎市中原区木月大町 6-1

教育理念

教育理念(学則1条・目的)
「本校における教育は、人格の完成をめざして国民的共通教養の基礎を築き、平和的で民主的な国家および社会の形成者を育成することを目的とする。」

引用元:法政大学第二中・高等学校 私たちの学校-教育理念・教育目標の話-

中学校の特徴

法政大学第二中学校は、「自由と進歩」を学風とする法政大学の付属校として、大学進学を見据えた10年一貫の教育に取り組んでいます。中学は基礎の確立期とし、数学・英語で週に2~3時間ずつ少人数分割授業を実施するなど、基本的な学力を徹底的に身につけることを目指しています。同時に1年生には「英語定着」を週1時間、2・3年生には「英語定着」「数学定着」をそれぞれ週1時間配置し、学習内容の定着を図っています。また理科では、3年間を通して週2時間の実験をチームティーチング(TT)で実施するほか、校外授業・林間学校・スキー教室など多くの行事に取り組むなど、体験学習を重視した教育にも取り組んでいます。

 

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