神奈川県立平塚中等教育学校の中学入試情報・受験対策

※本記事は2024年2月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

神奈川県立平塚中等教育学校の受験対策

難易度・偏差値

神奈川県立平塚中等教育学校は平塚市にある男女共学の中等教育学校で、偏差値は59程度となります。中高一貫校であることを活かした先取り学習を行い、国公立や難関私立大学への合格者を多数輩出しています。

 

入試の特徴・勉強のポイント

神奈川県立平塚中等教育学校の入試は適性検査が科目ごとに分かれておらず、総合問題として出題されます。各科目の基礎知識をしっかりと身につけ、苦手分野をなくすことが重要です。複数年分の過去問演習で出題傾向に慣れておくと良いでしょう。

 

 

 

神奈川県立平塚中等教育学校の入試情報

募集定員 160名
志願資格 神奈川県立の中等教育学校(以下「中等教育学校」という。)に入学を志願しようとする者(以下「志願者」という。)は、原則として平成23年4月2日から平成24年4月1日の間に出生した者で、次の(1)から(3)までのいずれかに該当する者であって、かつ、志願者本人及びその保護者(親権者又は未成年後見人をいう。)が県内に住所を有する者とする。ただし、神奈川県教育委員会教育長(以下「教育長」という。)が別に定める教育長の志願の承認を必要とする者であって、その承認を受けた者は、県内に住所を有する者とみなす。
(1) 小学校若しくはこれに準ずる学校又は義務教育学校の前期課程を令和6年3月31日までに卒業する見込み又は修了する見込みの者
(2) 文部科学大臣が小学校の課程と同等の課程を有するものとして認定した在外教育施設の当該課程を令和6年3月31日までに修了する見込みの者
(3) 外国において、学校教育における6年の課程を修了した者又は令和6年3月31日までに修了する見込みの者
検査方法 (1) 中等教育学校の校長は、適性検査を行う。
(2) 海外から移住してきた者及び永住するために海外から引き揚げてきた者を保護者とする志願者の検査の方法に関し必要な事項は、教育長が別に定める。
(3) 障害等のある志願者の検査の方法に関し必要な事項は、教育長が別に定める。
検査期日 令和6年2月3日(土)
合否発表期日 令和6年2月10日(土)

※参照:令和6年度神奈川県立の中等教育学校の入学者の募集及び決定に関する要綱

 

 

神奈川県立平塚中等教育学校の科目別傾向と対策

適性検査Ⅰの傾向と対策

例年、大問4題構成で算数分野を中心とした各科目の融合問題が出題されます。すべての科目の基礎知識をしっかりと身につけておきましょう。また、特徴として問題文が長く複雑であることが挙げられます。速読力や読解力、さらに正確な計算力も必要となります。時間を計りながら過去問演習を行い、出題傾向に慣れておきましょう。

 

適性検査Ⅱの傾向と対策

例年、大問4題構成となっています。適性検査Ⅰとは異なり、思考力や記述力を問う問題が多数出題されます。自分の意見を的確に相手に伝える表現力が必要となるため、記述練習を重点的に行いましょう。また、今まで見たことのないような話題についての問題が出題されるため、初見問題でも柔軟に対応できるよう基礎知識の定着と問題演習をたくさんこなすことが大切です。

 

グループ活動の傾向と対策

例年、8人ほどのグループで与えられた課題に対して、それぞれの意見を出し合い1つの案を作って発表します。この試験では入学後を見据えて、コミュニケーション能力や話し合いにおけるマナー、集団の中での人間関係の築き方などが問われます。日ごろから、相手の話には丁寧に耳を傾け、自分の意見を簡潔に伝えることを意識しましょう。

 

 

 

 

神奈川県立平塚中等教育学校基本情報

公式サイト

神奈川県立平塚中等教育学校:https://www.pen-kanagawa.ed.jp/hiratsuka-chuto-ss/

 

基本情報

創立年

1984年

生徒数

480人(2021年度)

神奈川県立平塚中等教育学校 所在地情報

〒254-0074 神奈川県平塚市大原1-13

教育理念

教育理念:3つのL~次世代のリーダーを目指して~

 

3つのL
生きる(Live)~深い洞察と鋭い感性~
慈しむ(Love)~高い志と豊かな人間性~
学ぶ(Learn)~幅広い教養と光る知性~

 

「自らの健康や他者の生命・人権を尊重し、広く社会に貢献してほしい」
「郷土かながわを慈しみ、国際社会に羽ばたいてほしい」
「自ら学び、考え、決断し、行動する力を身につけてほしい」

 

引用元:教育理念・学校目標|神奈川県立平塚中等教育学校

 

中学校の特徴

神奈川県立平塚中等教育学校は、6年間の一貫したカリキュラムを編成する中高一貫校です。中学内容を2年間で終了させる先取学習を行い、3年次には高校内容の学習を始めます。また、6年間を見通したキャリア学習として、「かながわ探究(職場訪問)」や「東京探訪(大学訪問)」などが実施されています。そのほか、神奈川県の自然や歴史を生かした学習を行う「かながわ次世代教養」が設置されており、伝統文化・歴史、地球環境、英語コミュニケーション、IT活用の4分野を学ぶことができます。行事の一つに、丸山城址公園コース(22.8km/1・2年生)、自然環境保全センターコース(31.4km/3年生)、大山阿夫利神社コース(31.0Km/5年生)を歩く「歩行大会」があります。

 

 

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