神奈川県立相模原中等教育学校の中学入試情報・受験対策

※本記事は2024年2月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

神奈川県立相模原中等教育学校の受験対策

難易度・偏差値

神奈川県立相模原中等教育学校は相模原市南区にある男女共学の中等教育学校で、偏差値は64程度となります。東京大学をはじめとする国公立や早慶上理、GMARCHなどの有名私立大学への合格者を多数輩出しています。

 

入試の特徴・勉強のポイント

神奈川県立相模原中等教育学校の入試は、適性検査Ⅰ・Ⅱとグループ活動により合否判定を行います。適性検査は「国語・算数」というような科目に分かれておらず、科目が融合した総合問題として出題されます。苦手分野を作らないよう、まんべんなく学習しましょう。記述問題も多数出題されるため、書くことに慣れておく必要があります。

 

 

 

 

神奈川県立相模原中等教育学校の入試情報

募集定員 160名
志願資格 神奈川県立の中等教育学校(以下「中等教育学校」という。)に入学を志願しようとする者(以下「志願者」という。)は、原則として平成23年4月2日から平成24年4月1日の間に出生した者で、次の(1)から(3)までのいずれかに該当する者であって、かつ、志願者本人及びその保護者(親権者又は未成年後見人をいう。)が県内に住所を有する者とする。ただし、神奈川県教育委員会教育長(以下「教育長」という。)が別に定める教育長の志願の承認を必要とする者であって、その承認を受けた者は、県内に住所を有する者とみなす。
(1) 小学校若しくはこれに準ずる学校又は義務教育学校の前期課程を令和6年3月31日までに卒業する見込み又は修了する見込みの者
(2) 文部科学大臣が小学校の課程と同等の課程を有するものとして認定した在外教育施設の当該課程を令和6年3月31日までに修了する見込みの者
(3) 外国において、学校教育における6年の課程を修了した者又は令和6年3月31日までに修了する見込みの者
検査方法 (1) 中等教育学校の校長は、適性検査を行う。
(2) 海外から移住してきた者及び永住するために海外から引き揚げてきた者を保護者とする志願者の検査の方法に関し必要な事項は、教育長が別に定める。
(3) 障害等のある志願者の検査の方法に関し必要な事項は、教育長が別に定める。
検査期日 令和6年2月3日(土)
合否発表期日 令和6年2月10日(土)

※参照:令和6年度神奈川県立の中等教育学校の入学者の募集及び決定に関する要綱

 

 

神奈川県立相模原中等教育学校の科目別傾向と対策

適性検査Ⅰの傾向と対策

例年、大問4題構成で算数分野を中心とした各科目の融合問題が出題されます。すべての科目の基礎知識をしっかりと身につけておきましょう。また、特徴として問題文が長く複雑であることが挙げられます。速読力や読解力、さらに正確な計算力も必要となります。時間を計りながら過去問演習を行い、出題傾向に慣れておきましょう。

 

適性検査Ⅱの傾向と対策

例年、大問4題構成となっています。適性検査Ⅰとは異なり、思考力や記述力を問う問題が多数出題されます。自分の意見を的確に相手に伝える表現力が必要となるため、記述練習を重点的に行いましょう。また、今まで見たことのないような話題についての問題が出題されるため、初見問題でも柔軟に対応できるよう基礎知識の定着と問題演習をたくさんこなすことが大切です。

 

グループ活動の傾向と対策

例年、8人ほどのグループで与えられた課題に対して、それぞれの意見を出し合い1つの案を作って発表します。この試験では入学後を見据えて、コミュニケーション能力や話し合いにおけるマナー、集団の中での人間関係の築き方などが問われます。日ごろから、相手の話には丁寧に耳を傾け、自分の意見を簡潔に伝えることを意識しましょう。過去問演習は時間を計りながら行うことが大切です。

 

 

 

 

神奈川県立相模原中等教育学校 基本情報

公式サイト

神奈川県立相模原中等教育学校:https://www.pen-kanagawa.ed.jp/sagamihara-chuto-ss/

 

基本情報

創立年

2009年

生徒数

479名(2021年度時点)

神奈川県立相模原中等教育学校 所在地情報

〒252-0303  神奈川県相模原市南区相模大野4-1-1

教育理念

人格の完成を目指し、高い知性と豊かな人間性をそなえ、心身ともに健全な、次世代を担う人材を育成する。

引用元:神奈川県立相模原中等教育学校 教育目標

 

中学校の特徴

神奈川県立相模原中等教育学校は相模大野高等学校を母体校に、神奈川県初の県立中等教育学校として2009年に開校しました。「人格の完成をめざし、高い知性と豊かな人間性をそなえ、心身ともに健全な、次世代を担う人材を育成する」ことを目標としています。「読書・暗誦・ドリル」、「発表・質疑応答・レポート」、「探究・ディベート」という3つのメゾットを柱とした授業が展開されており、基礎知識・技能の定着を図るとともに、課題発見・解決能力や思考力・判断力・表現力の育成を目指しています。中1・2年では国語・数学・英語に重点を置き、基礎力定着へ向けたきめの細やかな授業を行います。中学3年からは先取り教育を取り入れ、将来の進路を見据えた発展的な学習に取り組み、応用力を養います。

そのほか、「職業人による出前授業」や「事業所訪問」、「職業体験」など、自己の在り方生き方を探求し、自分の進路目標実現にむけた力を育てるためのキャリアプランニングの時間が用意されています。

 

 

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