高知県立高知国際中学校の中学入試情報・受験対策

※本記事は2024年2月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

高知県立高知国際中学校の受験対策

難易度・偏差値

高知県立高知国際中学校は、高知県高知市にある公立中高一貫校です。男女共学で、偏差値は53程度となります。進学拠点校を目指しており、大半の生徒が大学に進学することを想定した授業を行っています。

入試の特徴・勉強のポイント

高知県立高知国際中学校の入試は、適性検査、作文、面接試験が課されます。適性検査は国語・社会分野の問題である適性検査Aと、算数・理科分野の問題である適性検査Bに分かれており、それぞれ試験時間が45分となります。全体的に読解力や思考力、記述力を問う問題が多く出題されるため、各科目の基礎を本質から理解し、自分の言葉で表現できる力が必要となります。また、面接試験は先生や家族の協力を得て、何度も模擬面接を行い、試験当日の緊張感に慣れておくと良いでしょう。

 

高知県立高知国際中学校の入試情報

出願資格 ・令和6年3月に、小学校、義務教育学校前期課程又はこれに準ずる学校を卒業又は修了する見込みの者

・学校教育法(昭和22年法律第26号)に規定する学校以外の教育施設に在籍するもので、高知県教育委員会が、小学校を卒業した者と同等程度以上の学力を有すると認めた者

通学区域 通学区域は、高知県立中学校の通学区域に関する規則(平成13年高知県教育委員会規則第10条)による。

なお、通学区域外から入学を希望する者で、上記に定める資格を有し、かつ、以下のいずれかに該当する者については、所定の期間内に必要書類を提出し、高知県教育委員会の承認を受けることで、通学区域外の県立中学校に出願することができる。

ア 保護者の転勤等に伴う転居により、通学区域が異なる県立中学校への出願を希望する高知県在住の者

イ 他の都道府県等から保護者と共に高知県内に転居する者

ウ 高知県立高知国際中学校へhの出願を希望し、受験者本人のみ他の都道府県等から転居する予定の者で、高知県教育委員会が別に定める要件を満たす者

入学定員 80名
検査日程 令和6年2月17日(土)
検査内容 適性検査、作文、面接
合格発表 令和6年2月22日(木)午後4時

※参照:令和6年度 高知県立中学校入学の手引

 

 

高知県立高知国際中学校の科目別傾向と対策

適性検査の傾向と対策

《適性検査A》
例年、大問3題構成で、国語と社会の分野から出題されます。国語分野は与えられた2つの文章を読み、5問程度の設問に答えます。社会分野は会話文や写真、グラフなどの資料を基に10問程度の設問に答えます。各大問に1問以上、自分の意見を記述する問題が含まれ、それぞれ指定文字数や条件などが異なるため注意が必要です。問題文を正確に理解し、分かりやすく簡潔にまとめた文章を記述できるように、様々なテーマについての文章を書く練習をたくさん行いましょう。

 

《適性検査B》
例年、大問3題構成で、算数と理科の分野から出題されます。算数分野はグラフや図表などの資料を含む文章問題を中心に、読解力や思考力を問う問題が出題されます。理科分野は植物や生物、地層、太陽とかげの動きなどさまざまな単元から出題され、解答形式は選択、語句回答、説明記述、図示となります。複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式に慣れておくと良いでしょう。

 

作文の傾向と対策

例年、与えられたテーマについて400字程度(年度によって指定文字数は異なる)で、自分の意見を記述する問題が1題出題されます。文字数以外にも複数の条件が課されるため、内容を正確に理解して記述する必要があります。作文の基本の書き方を身につけて、様々なテーマに関してたくさんの文章を書き、添削指導を受けることで表現力を養いましょう。

 

 

高知県立高知国際中学校基本情報

公式サイト

高知県立高知国際中学校:https://sites.google.com/g.kochinet.ed.jp/kokusai-jh/%E4%B8%AD%E5%AD%A6%E6%A0%A1

 

基本情報

創立年

2018年

高知県立高知国際中学校 所在地情報

〒780-8052 高知県高知市鴨部2丁目5番70号

教育理念

多様な文化の理解と尊重の精神を通じて地域や国際社会の発展に貢献する、心豊かでたくましく生き抜く人材の育成。

1 学ぶことを誇りに思い、形成されるアイデンティティを尊重します。

2 基礎的な学力を身に付け、自由で創造的な思考力を涵養します。

3 自主と自立を礎にした強い自己を確立します。

4 信義と礼節を重んじ、公共と奉仕の精神を養います。

5 社会の一員としての責任を果たし、郷土への愛着と誇りを育みます。

引用元:高知県立高知国際中学校・高等学校-学校紹介

 

中学校の特徴

高知県立高知国際中学校は、多様な文化への理解や豊かな創造性、生涯にわたって学び続ける力など、グローバル社会で求められる高い志、資質・能力の育成に取り組んでいます。国際バカロレアの教育プログラムに基づいた教育活動を実践しており、中学校はミドル・イヤーズ・プログラム(MYP)、高校はディプロマ・プログラム(DP)の認定校となっています。英語や数学、総合的な学習の時間など、公立校の授業時数を越えて授業を行う科目があります。中3~高1にかけての総合的な学習の時間では、個人の興味関心を追求し、作品(論文や芸術作品)を作成する【個人探求】を実施しています。そのほか、生徒が主体的にボランティア活動を計画し行動する「サービス・アズ・アクション」や個人で課題研究を行う「パーソナル・プロジェクト」など、様々な教育活動を展開しています。

 

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