高知中学校の中学入試情報・受験対策

※本記事は2022年11月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

高知中学校の受験対策

難易度

高知中学校は、高知県高知市にある併設型の私立中高一貫校です。男女共学で、偏差値は47程度となります。卒業生は、高知大学、高知県立大学、高知工科大学などの国公立大学や産近甲龍、松山大学、徳島文理大学、高知リハビリテーション専門職大学などの私立大学へ進学しています。

入試の特徴・勉強のポイント

高知中学校の入試は、中学Ⅰ期・Ⅱ期入学試験と中2転入学試験の3日程実施されます。中学Ⅰ期入学試験は2日間にわたって行われ、1日目が国語・理科・社会、2日目に算数・面接試験が課されます。中学Ⅱ期入学試験は国語・算数・面接、中2転入学試験は国語・英語・数学・面接試験となります。全体的に基本~標準レベルの問題となるため、ケアレスミスをしないよう丁寧な解答を心がけ、基礎問題は確実に得点することを意識しましょう。出題傾向を把握するために、複数年分の過去問に取り組むことも大切です。

 

高知中学校の科目別傾向と対策

算数の傾向と対策

例年、基本~標準レベルの問題が出題されます。計算問題は整数・小数・分数、単位などが出題されるため、計算ミスや単位変換ミスなどのケアレスミスをしないよう丁寧な解答を心がけましょう。それほど難度は高くない旅人算や和差算、平均算などの特殊算も含まれるため、苦手意識を持たないようしっかりと学習する必要があります。図形の角度や面積、体積に関する問題も頻出となるため、複数年分の過去問演習で出題傾向や形式に慣れておくと良いでしょう。

国語の傾向と対策

例年、読解問題が2題出題されます。さまざまなテーマの文章に触れて、読解力を養いましょう。知識問題では、漢字の読み書き、部首名や筆順、指示語、慣用句、語句の意味など、幅広いことばの知識が問われます。毎日コツコツ学習し、知識を身につけましょう。記述問題も出題されるため、自分の言葉で簡潔にまとめて表現する力も必要となります。

理科の傾向と対策

例年、物理・生物・化学・地学の各分野からまんべんなく出題されます。植物、気体の発生と性質、てこやばねのはたらき、天体、ものの溶け方、乾電池と豆電球などが頻出分野となるため、苦手分野を作らないようにバランスよく学習しましょう。出題傾向を把握するために、複数年分の過去問に取り組むことも大切です。

社会の傾向と対策

例年、地理・歴史・公民の各分野からまんべんなく出題されます。設問数が多いので、時間配分には注意しましょう。地理は日本の農業・工業・漁業など、歴史は各時代の特色と活躍した人物名、公民は日本国憲法や三権分立に関する問題が頻出となります。選択肢問題が中心となるため、頻出分野の基本的な内容をしっかりと身につけ、高得点を狙いましょう。また、写真やグラフ、資料の読み取り問題も出題されるため、教科書だけでなく資料集なども活用した学習を行うことが大切です。

 

高知中学校基本情報

公式サイト

高知中学校:https://www.kochigakuen.jp/

基本情報

創立年

1948年

高知中学校 所在地情報

〒780-0956 高知県高知市北端町100番地

教育理念

建学の精神

「信頼される人物の育成」

引用元:高知中学高等学校|ごあいさつ

中学校の特徴

高知中学校は、1899年に創立した「江陽学舎」を起源とする伝統校で、文武を一体と捉えた教育的理念を大切にしています。中高一貫教育を行っており、中学には、学習と部活の両立を目指す「普通コース」と、個性を伸ばし、国立大学や私立難関大学への進学を目指す「特進コース」が設置されています。また、人に信頼される人材の育成に向け、「正しい身なり」「清掃の徹底」「挨拶の励行」の3つを学校生活三原則として設定し、全校をあげて取り組んでいます。

 

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