洛南高等学校附属中学校の中学入試情報・受験対策

※本記事は2022年5月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

洛南高等学校附属中学校の受験対策

難易度

洛南高等学校附属中学校は京都市南区にある男女共学の私立中高一貫校で、偏差値は74程度と高く、京都府内では1位とその偏差値の高さを誇っています。大阪府や兵庫県からも受験生が集まる難関校です。例年、京都大学への合格者を多数輩出しており、その他にも、東京・大阪大学などの国公立や早慶上理、関関同立などの難関私立大学への進学実績も多数あります。

 

入試の特徴勉強のポイント

洛南高等学校附属中学校の入試は、1日程のみで実施され、国語・算数・理科の3教科型と国語・算数・理科・社会の4教科型のいずれかを出願時に選択して受験します。難易度は非常に高いですが、出題傾向がほぼ固まっているため、頻出分野を重点的に学習しておきましょう。

 

洛南高等学校附属中学校の入試情報

入試科目・配点

【入学試験】

〇試験科目

・3教科型

国語(60分・150点)

算数(70分・150点)

理科(45分・100点)

 

・4教科型

国語(60分・150点)

算数(70分・150点)

理科(45分・50点)

社会(45分・50点)

 

※3教科型・4教科型の区別はせず、合計400点満点で判定

 

参照:洛南高等学校附属中学校 生徒募集要項 2023

 

 

洛南高等学校附属中学校の科目別傾向と対策

算数の傾向と対策

例年、解答用紙は答えのみを書く形式となっています。途中式や考え方を書く問題がないため、ケアレスミスをしないよう丁寧な解答を心がけましょう。大問1は計算問題が出題されます。計算に工夫が必要な問題もあるため、スピードと正確な計算力、問題を見極める力が必要です。図形問題が頻出となっており、例年3割程度を占めています。

また、食塩水の問題や速さ、数・規則性などの単元も頻出です。複数年分の過去問に取り組み出題傾向に慣れ、単に解答するだけではなく「なぜこの解き方なのか」、というところまで意識して考えるようにしましょう。

 

国語の傾向と対策

例年、大問3題で構成されており、物語文・論説文・随筆文の読解問題がそれぞれ1題ずつの出題となっています。読解問題の中に漢字や慣用句、ことわざなどの知識問題が含まれているため、毎日コツコツと学習し得点源にしましょう。解答形式は、記述式や選択、抜き出しなど偏りなく出題されます。文章量・問題数ともに多いため、試験時間内に解答するスピード力や、問題の取捨選択を見極める力が必要です。複数年分の過去問でしっかりと対策を取りましょう。

 

理科の傾向と対策

例年、大問5題構成で、生物2題と化学・地学・物理の各分野から1題ずつの出題が続いています。生物は写真・イラスト問題や計算問題、化学は気体発生や中和計算、物理では力学分野が頻出となっています。頻出分野を中心に学習し、過去問や多くの演習問題に取り組んでおくことが大切です。

 

社会の傾向と対策

例年、大問3題構成で、歴史・地理・公民の各分野から1題ずつの出題となっており、歴史の問題数がやや多くなっています。歴史では1つのテーマに基づいた問題、地理ではグラフや地図・統計が頻出です。公民では前年話題となった出来事が出題されやすいため、普段から新聞やニュースに目を通す必要があります。問題文は最後までしっかりと読み、選択ミスなどのケアレスミスをしないよう丁寧な解答を心がけましょう。

 

 

洛南高等学校附属中学校基本情報

公式サイト

洛南高等学校附属中学校:https://www.rakunan-h.ed.jp/

 

基本情報

創立年

1985年

生徒数

847人(高校含む全校生徒:2,161人)(2021年5月1日調査)

洛南高等学校附属中学校 所在地情報

〒601-8478  京都市南区壬生通八条下る東寺町559番地

教育理念

3つの柱で、自らを伸ばしていく教育。
賢く、熱く、おおらかに生きる力のある「人」を育みます。
心 仏教の教えを日々に生かす
学 「自ら学ぶ」習慣を身につける
身 身をもって、団結や公正さを学ぶ

 

引用元:校長挨拶・教育方針 | 学校法人 真言宗洛南学園

 

中学校の特徴

洛南高等学校附属中学校は、約1200年前に弘法大師が創立した「綜藝種智院」を源流とし、1985年に開校しました。高い知性・礼儀・自立心などの「生きる力」を身に付け、他者と協調しながら社会に貢献できる人材を育成しています。毎月「御影供」法要が行われ、この日は仏教の教えに触れることで心を浄化します。6年一貫教育を通して人間性と学力を養うことを目標とし、挨拶をはじめとした自律の精神を身に付ける活動や、「わかる授業」「次につながる授業」を行っています。英語では外国人講師による授業を取り入れ、数学では独自の教材を繰り返し学習するなど、各教科で工夫がなされ、高校内容の先取り学習も行っています。キャンパスは東寺の境内にあります。部活動については、体育会系9、文化系20のクラブがあります。

 

 

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