岡山学芸館清秀中学校の中学入試情報・受験対策

※本記事は2022年11月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

岡山学芸館清秀中学校の受験対策

難易度

岡山学芸館清秀中学校は、岡山県岡山市にある外部混合無しの併設型私立中高一貫校です。男女共学で、偏差値は54程度となります。東大特別補習や東大セミナー、学習合宿など、進路指導に力を入れており、卒業生は東京大学をはじめとする国公立大学や早慶上理などの難関私立大学へ進学しています。

入試の特徴・勉強のポイント

岡山学芸館清秀中学校の入試はA~Cの3日程あり、それぞれの日程で「3教科型入試」「適性検査型入試」「基礎学力型入試」「自己推薦型入試」が実施されます。入試方式によって試験内容が異なるため、注意が必要です。また、各入試方式で優遇措置があるため、試験内容と合わせて募集要項を確認しておきましょう。適性検査型入試と基礎学力型入試ではグループ面接、自己推薦型入試では親子面接が課されます。先生や家族の協力を得て、事前に入念な模擬面接を行うことが重要となります。

 

 

岡山学芸館清秀中学校の科目別傾向と対策

算数の傾向と対策

例年、大問5題構成で、大問1が計算問題、大問2が小問集合、大問3以降が単元ごとの問題となります。計算問題では、小数や分数、単位の違いがある問題も含まれているため、計算ミスなどのケアレスミスをしないよう丁寧な解答を心がけましょう。単元としては、整数や場合の数、図形の角度・面積・体積、展開図などが出題されるため、苦手分野を作らないようにバランスよく学習しましょう。

国語の傾向と対策

例年、大問3題構成で、知識問題1題と長文読解問題が2題出題されます。知識問題では、漢字問題を中心に出題されるため、漢字の読み書きや語句の意味などを毎日コツコツ学習しましょう。長文読解問題は、論説的文章と小説的文章が1題ずつの出題となります。解答形式は、適語補充や選択、抜き出し、説明記述となります。複数年分の過去問演習で、出題傾向や形式に慣れておくと良いでしょう。

理科の傾向と対策

例年、大問7題構成で、物の体積と温度や地層、植物、てこのはたらき、天体、物の燃え方と空気など、生物・地学・化学・物理の幅広い分野から出題されます。苦手分野を作らないようバランスよく学習し、しっかりと基礎知識を身につけましょう。出題傾向や形式に慣れるため、複数年分の過去問に取り組みましょう。

英語の傾向と対策

例年、大問4題構成となります。大問1は選択式の適語補充問題、大問2が掲示物やポスター、Eメールの内容を読み取る問題、大問3が40~50語の英作文、大問4がリスニング問題となります。単語やイディオムなどの基礎知識をしっかりと身につけた上で、過去問に取り組み、出題傾向や形式に慣れておきましょう。

適性検査Ⅰの傾向と対策

例年、大問3題構成で、算数と理科に関する問題が出題されます。大問1.2が算数分野で、与えられた資料や図形を読み取って計算する問題や思考力を問う問題となります。大問3は理科分野で、実験に関する問題を中心に出題されます。各単元を融合した問題となるため、応用力や思考力が必要となります。複数年分の過去問演習で、出題傾向や形式に慣れておきましょう。

適性検査Ⅱの傾向と対策

例年、大問3題構成で、国語と社会に関する問題が出題されます。大問1は国語分野で、与えられた文章と案内文を読んで、小問4問に回答します。大問2は大問1の文章について、自分の経験などを踏まえて200字以内で意見を記述する問題となります。大問3は社会分野で、与えられた資料を読み取って、小問3問に回答します。全体的に読解力や思考力、表現力などを問う問題となります。過去問演習で出題傾向に慣れておくと良いでしょう。

国語基礎・算数基礎の傾向と対策

《国語基礎》
例年、大問2題構成で、長文読解問題と知識問題が1題ずつ出題されます。長文読解問題は論説的文章からの出題で、解答形式は選択・抜き出し・説明記述となります。選択肢問題は、「ふさわしくないものを選べ」「選択肢から3つ選べ」など、間違いやすい内容の設問も含まれるため、問題文を丁寧に読んで正確に理解する必要があります。知識問題では、12問程度の漢字の読み書きや適語補充が出題されます。毎日コツコツ学習し、しっかりと知識を定着させましょう。


《算数基礎》
例年、大問3題構成で、大問1は計算問題、大問2が小問集合、大問3が図形問題となります。計算問題では小数や分数なども含まれるため、計算ミスなどのケアレスミスをしないよう丁寧な解答を心がけましょう。小問集合では整数、倍数と約数、場合の数、速さなど様々な分野の基本問題が出題されます。苦手分野を作らないようにバランスよく学習し、各分野の基礎知識をしっかりと身につけておくことが重要となります。

作文の傾向と対策

例年、与えられた1つのテーマについて、3つの作文を行います。提示された4つの条件に注意しながら、200字以内の作文を2題、250字以内の作文を1題作成します。作文の基本の書き方を理解し、様々なテーマでたくさんの作文演習を行い、記述力を養いましょう。また、書いた作文は先生に添削してもらい、表現力を磨くことが重要となります。

 

岡山学芸館清秀中学校基本情報

公式サイト

岡山学芸館清秀中学校:https://www.gakugeikan.ed.jp/seishu/index.html

基本情報

創立年

2010年

岡山学芸館清秀中学校 所在地情報

〒704-8502 岡山県岡山市東区西大寺上1丁目19-19

教育理念

教育方針

日本の伝統文化に根ざした価値観を身につけ、高い倫理・道徳観を備えた誇りある日本人を育成します。

高い学力を育成し、品格ある教養を高めます。

世界に通用する高度な英語能力と異文化理解力を身につけ世界で活躍できる人材を育成します。

引用元:岡山学芸館清秀中学校-清秀の信条・教育方針

中学校の特徴

岡山学芸館清秀中学校は、「強靭な心身」「誇り」「利他の心」「国際理解」「向書向学」の5つを教育の柱に日本人精神を養い、「世界で活躍できる立派な日本人」を育成することを目指しています。最難関大学への合格を目標とするαクラスと学習習慣の確立と定着を目指すβクラスからなる「清秀コース」と、岡山学芸館高校へ進学する「学芸館コース」の2コースで構成されており、それぞれで特色あるカリキュラムが展開されています。

 

 

オンライン家庭教師WAMの岡山学芸館清秀中学校受験対策

岡山学芸館清秀中学校の受験を志望している方には、オンライン家庭教師WAMがおすすめです。
専任の教育アドバイザーと東大・京大・早慶などの名門大学講師による質の高い授業で、岡山学芸館清秀中学校の入試突破に必要な思考力・記述力を養うことができます。また、学力を養う上で重要な自学自習の方法についても伝授。日頃の学習管理も行うので、自然と自学の力を身につけることができます。
さらにオンラインだから通学にかかる時間をカット。合格に必要な学力を効率的に得ることができます。