岡山中学校の中学入試情報・受験対策

※本記事は2022年11月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

岡山中学校の受験対策

難易度

岡山中学校は、岡山県岡山市にある併設型の私立中高一貫校です。男女共学で、偏差値は60程度となります。男子のみ寮が設置されているため、全国から受験生が集まり、2022年度の入試競争倍率は1.41~2.80倍です。卒業生は、岡山大学や近畿大学、立命館大学など国公私立大学へ進学しています。また、全国の医歯薬学部系への合格者を多数輩出しています。

入試の特徴・勉強のポイント

岡山中学校の入試は、A~C方式の3日程実施されます。A方式は適性検査型で、問題Ⅰ、問題Ⅱ、集団面接が課されます。B方式は3教科型(国語・算数・理科)と4教科型(国語・算数・理科・社会)から選択し、C方式は2教科型(国語・算数)となります。募集要項をしっかり確認し、自分の志望するコースと得意科目を考慮して、入試方式を選択しましょう。

 

岡山中学校の科目別傾向と対策

算数の傾向と対策

《B方式》
例年、大問6題構成で、大問1が計算問題、大問2が小問集合、大問3以降が単元ごとの問題となります。計算問題では、小数点や分数を含む問題が出題されるため、ケアレスミスをしないよう丁寧な解答を心がけましょう。大問2以降では、場合の数や整数、図形の角度・面積・体積、速さなどが出題されます。苦手分野を作らないよう各分野バランスよく学習して基礎知識をしっかりと身につけ、過去問演習で出題傾向を把握しておきましょう。

国語の傾向と対策

《B方式》
例年、大問3題構成で、長文読解問題2題、知識問題1題となります。長文読解問題は論説的文章と小説的文章から1題ずつ出題され、解答形式は漢字の読み書きや選択、抜き出し、内容説明です。知識問題では漢字や熟語、ことわざ、敬語など様々な国語の知識を問う問題が出題されるため、毎日コツコツと学習しましょう。

理科の傾向と対策

《B方式》
例年、大問4題構成で、生物・化学・地学・物理の各分野から1題ずつ出題されます。体のつくりや動植物、食塩水、天体、台風と天気の変化、ものの重さ、電熱線の発熱量などが出題されるため、苦手分野を作らないようにバランスよく学習することが大切です。また、計算問題も複数出題されるため、計算ミスなどのケアレスミスをしないよう丁寧な解答を心がけましょう。

社会の傾向と対策

《B方式》
例年、大問3題構成で、地理・歴史・公民から1題ずつ出題されます。解答形式は選択、語句回答、説明記述で、計算問題も含まれます。グラフや表、写真、地図など様々な資料問題が複数出題されるため、教科書だけでなく地図帳や資料集なども活用して学習しましょう。

問題Ⅰの傾向と対策

例年、試験時間45分で、算数・理科の課題3題が出題されます。課題1.2は算数、課題3が理科の問題となります。解答形式は、数値記入、説明記述、作図、選択です。知識問題だけでなく、計算問題も複数出題されるため、ケアレスミスをしないように丁寧な解答を心がけましょう。作図問題では思考力、説明記述問題では分かりやすく簡潔に記述する表現力などが問われます。複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式に慣れておきましょう。

問題Ⅱの傾向と対策

例年、試験時間45分で、国語・社会の課題3題が出題されます。課題1は国語の長文読解問題、課題2が作文、課題3が社会の問題となります。解答形式は、抜き出し、説明記述、空所補充です。国語では四字熟語や反対語などの知識問題も出題されるため、毎日コツコツと学習しましょう。作文は与えられた課題について200字以内で記述する必要があります。社会では複数の資料を読み取り、自分の意見を述べる表現力が問われます。出題傾向と形式に慣れるため、複数年分の過去問に取り組みましょう。

集団面接の傾向と対策

例年、面接時間15分程度で、1グループ7~8人の集団面接となります。個人面接とは雰囲気も異なるため、先生や家族の協力を得て何度も模擬面接を行い、試験当日の緊張感に慣れておくと良いでしょう。

 

岡山中学校基本情報

公式サイト

岡山中学校:https://www.okayama-h.ed.jp/

基本情報

創立年

1981年

岡山中学校 所在地情報

〒701-0206 岡山県岡山市南区箕島1500番地

教育理念

【校訓】

Spread Your Wings

天分発揮

 

【設立理念】

中高一貫教育の精神にのっとり、生徒各自がもつ天分を高度に発揮させ、知・徳・体の円満な発達を促進して、真に社会に貢献しうる人間の育成を期する

 

【教育目標】

友愛 自立 進取

引用元:岡山中学校・岡山高等学校 intoroduction

中学校の特徴

岡山中学校は、新しい時代に求められる学力・課題解決力を養成するための独自の6年間一貫教育を行っています。【東大・国立医学部コース】と【難関大コース】の2コース制となっており、志望や学習到達度に応じて学年ごとにコースを変更することができます。Mスタ(モーニングスタディ)・Aスタ(アディショナルスタディ)の実施や、一人一台のChromebookの導入、「レゴ®︎エデュケーションSPIKE™プライム」や「クエストエデュケーション」など独自の課題解決型学習等、多様な教育活動を実践することで、知識・技能はもとより思考力や判断力、学びに向かう姿勢などを育みます。

校内には2か所自習室が設けられており、始業前と放課後19時まで利用することができます。

 

 

オンライン家庭教師WAMの岡山中学校受験対策

岡山中学校の受験を志望している方には、オンライン家庭教師WAMがおすすめです。
専任の教育アドバイザーと東大・京大・早慶などの名門大学講師による質の高い授業で、岡山中学校の入試突破に必要な思考力・記述力を養うことができます。
また、学力を養う上で重要な自学自習の方法についても伝授。日頃の学習管理も行うので、自然と自学の力を身につけることができます。
さらにオンラインだから通学にかかる時間をカット。合格に必要な学力を効率的に得ることができます。