中学入試情報・受験対策
高槻中学校の中学入試情報・受験対策
※本記事は2022年4月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。
高槻中学校の受験対策
難易度
高槻中学校の偏差値は68程度で、大阪府でもトップクラスの名門中学校です。男女共学の完全型私立中高一貫校となるため、高校からの募集はありません。大阪医科大学との交流が深く、卒業生には難関国公立や難関私立だけでなく医学部への進学者も多い傾向にあります。
入試の特徴・勉強のポイント
高槻中学校の入試はA/B日程と英語選択型があります。英語選択型ではリスニングも課されるため、受験する場合は別途対策が必要です。問題は全体的に標準レベルですが、一部難度の高い問題も含まれます。ペース配分を掴むため過去問演習は時間を計って行い、出題傾向に慣れておきましょう。
高槻中学校の科目別傾向と対策
算数の傾向と対策
例年、大問5題構成で大問1～4は答えのみの記入、大問5は答えと考え方の記述が必要な問題となります。難易度は標準～やや難レベルで図形問題が頻出となります。計算問題はケアレスミスをしないよう丁寧な解答を心がけつつ、スピードを意識し、記述問題に時間を残せるようにしましょう。
国語の傾向と対策
例年、大問3題構成で長文問題が2題と知識問題が1題となっています。A/B日程どちらも、記述問題が多いため長文の内容を正確に理解する読解力と、簡潔にまとめて自分の言葉で述べる記述力が必要になります。漢字練習は毎日コツコツ行い、教科書を中心に基礎知識をしっかりと身につけ語彙力を養いましょう。過去問演習で出題傾向に慣れておくことも重要です。
理科の傾向と対策
例年、大問4～5題構成で難易度は標準レベルとなります。地学・生物・化学・物理からまんべんなく出題されるため、苦手分野を作らないよう学習しましょう。化学・物理では計算問題が頻出となるため、ケアレスミスをしないよう丁寧に解答することが大切です。地学・生物では図表の読み取り問題が頻出です。過去問演習でそれぞれの出題傾向に慣れておきましょう。
社会の傾向と対策
例年、大問3題構成で公民に比べて、地理・歴史の比重が重い傾向にあります。正誤問題が多く、記述問題も出題されるため、語句を単に暗記するのではなく用語集などを活用し、原因や背景まで正確に理解し説明できるようになりましょう。
高槻中学校基本情報
公式サイト
高槻中学校：https://www.takatsuki.ed.jp/
基本情報
創立年
1940年
生徒数
809名（2021年5月時点）
高槻中学校所在地情報
〒569-8505 大阪府高槻市沢良木町2番5号
教育理念
引用元：高槻中学校 高槻高等学校 学校概要 建学の精神、校訓、教育理念、使命
中学校の特徴
高槻中学校では、グローバルリーダーを目指すため、体系的な6ヵ年一貫カリキュラムが組まれています。中学2年までは進路を問わず全員がグローバルリーダーとしての素養を養うため「GLコース」に所属します。中3生になるとより幅広く探求しゼネラリストを目指す「GLコース」か、対象を絞りスペシャリストを目指す「GS」または「GA」コースのいずれかを選択し所属することになります。「GS」は、ハイレベルな理系特化コースで、大阪薬科医科大との連携により最前線の実習や研究に参加することができます。「GA」は環境汚染や感染症などのグローバルヘルスをメインテーマとしており、国内外の名門大学のプログラムと連携した学びを受けることができます。
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