広尾学園中学校の中学入試情報・受験対策

※本記事は2022年5月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

広尾学園中学校の受験対策

難易度

広尾学園中学校は、港区にある男女共学の私立中高一貫校で、偏差値は68程度となります。海外帰国子女受け入れ指定校第1号として、帰国生の受け入れを熱心に行っており、帰国生枠受験で人気のある学校となっています。卒業生は、東京大学をはじめとする国公立大学や早慶上理、GMARCHなどの有名私立大学、海外大学に多数進学しています。

入試の特徴勉強のポイント

広尾学園中学校の入試は、12月に国際生入試が2日程、2月に一般入試が第1~3回と医進・サイエンス回、インターAG回が実施されます。志望するコースによって試験日、試験科目、配点が異なるため、必ず募集要項を確認しておきましょう。過去問演習に取り組み、出題傾向を把握しておくことが大切です。

 

広尾学園中学校の入試情報

【国際生入試】

《出願資格》

①指定の期間内に生まれた者

②原則、海外在住経験が1年以上あり、帰国後3年以内であること

③英検2級以上、または、同等以上の英語力を有する者

 

〇インターナショナルAGコース

《募集人員》

30名

 

《選考方法(試験科目・試験時間)》

English(英語による出題)50分・100点

Mathematics(英語による出題)50分・50点

Japanese(日本語による出題)30分・50点

Interview(英語/日本語)10分(受験生との個人面接)

※TOEFL iBTでスコア90以上の場合はEnglishの試験を免除。事前にスコア表の提出が必要です。

 

〇本科/医進・サイエンス/インターナショナルSGコース

《募集人員》

10名

 

《選考方法(試験科目・試験時間)》

国語(日本語による出題)50分・100点

算数(日本語による出題)50分・100点

面接(日本語)10分(受験生との個人面接)

※英語取出授業の希望者のみ「English」の試験を別時間帯に実施。

【一般入試】

〇第1回(本科コース)

《募集人員》

50名

 

《選考方法(試験科目・試験時間)》

主要4科目

国語・算数 各50分・100点

理科・社会 各30分・50点

 

〇第2回(本科/インターナショナルSGコース)

《募集人員》

70名(インターナショナルSG20名を含む)

 

《選考方法(試験科目・試験時間)》

主要4科目

国語・算数 各50分・100点

理科・社会 各30分・50点

 

〇医進・サイエンス回(医進・サイエンスコース)

《募集人員》

35名

 

《選考方法(試験科目・試験時間)》

主要4科目

算数・理科 各50分・100点

国語・社会 各30分・50点

 

〇インターAG回(インターナショナルAGコース)

《出願資格》

英検2級以上、又は同等以上の英語力を有する者

 

《募集人員》

10名

 

《選考方法(試験科目・試験時間)》

English(英語による出題)50分・100点

Mathematics(英語による出題)50分・50点

Japanese(日本語による出題)30分・50点

Interview(英語/日本語)10分 (受験生との個人面接再受験生は免除)

※TOEFL iBTでスコア90以上の場合はEnglishの試験を免除。

事前にスコア表の提出が必要です。

 

〇第3回(本科/インターナショナルSGコース)

《募集人員》

35名(インターナショナルSG15名を含む)

 

《選考方法(試験科目・試験時間)》

主要4科目

国語・算数 各50分・100点

理科・社会 各30分・50点

 

広尾学園中学校 2022年度 生徒募集要項

 

広尾学園中学校の科目別傾向と対策

算数の傾向と対策

一般入試《第1~3回、医進・サイエンス回》
例年、大問4~5題で構成されており、志望するコースによって解答用紙の答え方が異なります。本科コースは、解答用紙に答えのみを記入し、医進・サイエンスコースでは途中式なども書く必要があります。どちらも丁寧に解答し、ケアレスミスをしないように注意しましょう。前半は、計算問題や一行問題など基本的な問題が大半を占めているため、点を落とさないことが大切です。図形問題が出題されやすい傾向のため、重点的に学習しておくと良いでしょう。

国語の傾向と対策

一般入試《第1~3回、医進・サイエンス回》
例年、大問3~4題で構成されています。本科コースは、試験時間50分で漢字問題、慣用句やことわざなどの語句問題、説明文・物語文の読解問題が出題され、医進・サイエンスコースでは、試験時間30分で漢字問題、慣用句やことわざなどの語句問題、説明文の読解問題となっています。漢字・語句問題は、毎日コツコツと学習し得点源にしましょう。読解問題は、比較的に読みやすい文章ですが、記述問題に対策が必要です。内容を理解することを心がけながら、過去問演習に取り組みましょう。

理科の傾向と対策

一般入試《第1~3回、医進・サイエンス回》
例年、大問4題で構成され、本科コースが30分、医進・サイエンスコースが50分の試験時間となっています。「生物と環境」「物質とエネルギー」「地球と宇宙」の各分野から幅広く出題され、暗記だけでは対応できない問題です。解答形式は、選択肢や適語記入が中心ですが、記述問題や作図問題も含まれています。語句の暗記だけでなく、現象の原因や仕組みなど本質を理解しておく必要があります。

社会の傾向と対策

一般入試《第1~3回、医進・サイエンス回》
例年、大問4題で構成されており、地理・歴史・公民すべての分野を扱う総合問題が出題されます。どの分野も日本と世界を関連付けた問題が出題される傾向にあり、グラフの読み取り問題もよく見られます。時間配分を意識しながら過去問演習に取り組み、出題傾向を把握しておきましょう。

Englishの傾向と対策

《インターナショナルAGコース》
物語文や詩の読解問題、英作文が英語で出題されます。読解問題の対策として、たくさんの英文に読み慣れておきましょう。英作文は、自分の体験を組み込んで書く練習をたくさん行い、学校や塾の先生に添削指導を受ける必要があります。

Mathematicsの傾向と対策

《インターナショナルAGコース》
例年、大問4題で構成され、英語による出題です。出題傾向は毎年似ており、内容はそれほど難しくないので、過去問に取り組み、出題内容を把握しておきましょう。

Japaneseの傾向と対策

《インターナショナルAGコース》
日本語による出題で、漢字の読み書き問題や慣用句などの語句問題と、文章を読んでの作文問題となっています。語句問題は、毎日コツコツと学習しておきましょう。作文は400字程度と文字数が指定されているので、自分の体験を組み込んで記述する練習が必要です。

Interviewの傾向と対策

《インターナショナルAGコース》
試験時間約10分で、英語と日本語で質問されます。自己紹介は英語と日本語どちらでも答えられるように練習しておきましょう。志望理由や将来の夢についても、英語で答えられるように事前に準備しておくことが大切です。

 

広尾学園中学校基本情報

公式サイト

広尾学園中学校:https://www.hiroogakuen.ed.jp/

基本情報

創立年

1918年

広尾学園中学校 所在地情報

〒106-0047 東京都港区南麻布5-1-14

教育理念

「自律と共生」

 

引用元:教育の特色 中学受験 広尾学園 中学校 高等学校

中学校の特徴

広尾学園中学校は、1918年に設立された順心女学校を源流としています。高水準かつ幅広い学習経験を通して、自律の精神・知識・技術を身に付け、夢を実現できる人材を育成しています。教員は定期的に研修を受けており、レベルの高い授業が特徴となっています。一人ひとりの学習進度に合わせた小テスト制度があり、結果に基づいた課題で確かな学力を身に付けることができます。国内外の医系・理系大学を目指す「医進・サイエンスコース」、最難関・難関国公立大学や私立大学医学部を目指す「本科コース」、国内外の難関校を目指す「インターナショナルコース」の3つのコースがあります。医進・サイエンスコースでは、最先端の研究環境が整う化学・生物・物理それぞれのサイエンスラボで研究活動に取り組みます。本科コースでは最も効率よく先取り学習を行っています。インターナショナルコースには帰国子女・外国籍生徒の他、高い英語力を身につけて国際的な活躍を目指す生徒のためのグループもあります。スポーツフェスティバル、サイエンス講座、難関大学キャンパスツアー、音楽会など多彩な行事があることも特徴です。部活動については、運動部13、文化部14のクラブがあります。

 

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