香蘭女学校中等科の中学入試情報・受験対策

※本記事は2022年4月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

香蘭女学校中等科の受験対策

難易度

香蘭女学校中等科は品川区にある私立女子中高一貫校で、偏差値は60程度となっています。推薦制度があるため、卒業生の半数以上は立教大学へ進学しています。

入試の特徴と勉強のポイント

香蘭女学校中等科の入試問題は全体的に基本~応用レベルまで、また各科目の分野で幅広く出題されます。基礎知識をしっかり身につけて、時間配分を意識しながら過去問演習で傾向に慣れておきましょう。

 

香蘭女学校中等科の入試情報

◎一般入試
【第1回】
募集人員:100名
試験科目:2教科(国語、算数)、もしくは4教科(国語、算数、社会、理科)
試験時間・配点:国語(50分100点)、算数(50分100点)、社会(30分50点)、理科(30分50点)

 

【第2回】
募集人員:60名
試験科目:2教科(国語、算数)
試験時間・配点:国語(50分100点)、算数(50分100点)

 

引用元:中等科入学試験 募集・出願要項 2022年度

 

香蘭女学校中等科の科目別傾向と対策

算数の傾向と対策

例年、大問3題構成で基本~やや難レベルとなります。場合の数や速さなどの基本問題が出題される大問1は、ケアレスミスをしないよう素早く正確に解答し得点を重ねましょう。大問2、3は難度の高い数の性質や図形問題が出題されます。時間をかけて丁寧に解答することを心がけましょう。

国語の傾向と対策

例年、大問2題構成でそれぞれ読解問題となっています。テーマは小説文や論説文が頻出です。選択肢の数が多い選択問題や正誤問題が出題されるため、精読力を養い正しい解答を導き出す力が必要です。記述問題では、本文の内容を簡潔にまとめて自分の言葉で述べなければいけません。複数年分の過去問演習で出題傾向に慣れておきましょう。

理科の傾向と対策

例年、大問5題構成で各分野からまんべんなく出題されます。計算問題や作図問題も出題され、難易度はやや難レベルとなります。基礎知識をしっかり身につけて、過去問演習で傾向に慣れておきましょう。

社会の傾向と対策

例年、大問3題構成で地理・歴史・公民からバランスよく出題されます。解答形式は選択式と記述式の併用となりますが、年々記述問題が増加傾向にあります。過去問や類似問題の演習を繰り返し、問題の傾向に慣れておきましょう。また、試験時間に対して問題数が多いため、時間配分にも注意が必要です。

 

香蘭女学校中等科基本情報

公式サイト

香蘭女学校中等科:https://www.koran.ed.jp/

基本情報

創立年

1888年

香蘭女学校中等科 所在地情報

〒142-0064  東京都品川区旗の台6丁目22−21

教育理念

祈りのうちに自らを育む

Lord, make me an instrument of Your peace.

〜主よ、私をあなたの平和の器にしてください〜

 

薫りをはなて とりどりに

一人ひとりが『賜物』を磨き、しなやかに生きる

 

『いのち』に寄り添い、慈しむ

深い思いやりを覚え、他者とともに生きる

 

引用元:香蘭女学校 中等科・高等科 ST.HILDA’S SCHOOL

 

香蘭女学校中等科の特徴

香蘭女学校中等科は、英国のエドワード・ビカステス主教によって「女子の教育」のために創立された、プロテスタント系のミッションスクールです。他人の個性を尊重し、社会や人のために貢献できる有為な女性の育成を目的とし、表現力・論理力・創造力を養う教育を行っています。完全6年一貫制となっており、生徒は毎朝の礼拝やキリスト教教育、行事などを通してキリスト教精神を身に付けていきます。日本文化を重んじた礼儀教育(礼法)に加え、英語や国際理解を重視した教育が特徴です。合計30の部活動やクワイヤー(聖歌隊)、園芸係があり、高等科の生徒とともに活動することで協働する力が養われます。

 

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