明治学院中学校の中学入試情報・受験対策

※本記事は2022年5月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

明治学院中学校の受験対策

難易度

明治学院中学校は東村山市にある男女共学の私立中高一貫校で、偏差値は51程度となります。2022年度の競争倍率は回により異なりますが、男子が約2.8倍、女子が約2.9倍となります。また、明治学院大学への内部進学を希望する場合は、高校2年生で文型コース、高校3年生から原則として推薦コースに進み、特別推薦入学試験を受験することにより進学することが可能となります。

入試の特徴・勉強のポイント

明治学院中学校の入試について、第1回試験は国語と算数の2科目、第2回・第3回試験は国語・算数・理科・社会の4科目での受験となります。どの科目も基礎知識の定着を問う標準レベルの問題が出題されます。苦手分野を作らないようバランスよく学習しましょう。過去問演習は複数年分行い、出題傾向に慣れておくことが大切です。

 

明治学院中学校の入試情報

【第1回試験】

〇募集人員:男子約30名 女子約30名

〇入学試験科目:2教科
国語・算数 各100点(各50分)

【第2回試験】

〇募集人員:男子約30名 女子約30名

〇入学試験科目:4教科
国語・算数 各100点(各50分)
社会・理科 各60点(各30分)

【第3回試験】

〇募集人員:男子約10名 女子約10名

〇入学試験科目:4教科
国語・算数 各100点(各50分)
社会・理科 各60点(各30分)

参照:明治学院中学校 2022年度 募集要項

 

明治学院中学校の科目別傾向と対策

算数の傾向と対策

例年、大問6題構成で大問1が計算問題と小問集合、大問2以降が応用問題となります。全体的に、基礎知識の定着を問う問題となっています。小問集合では、数の性質、特殊算、集合、割合、規則性など幅広い範囲から出題されます。応用問題では図形や場合の数、規則性などが頻出で、複数の単元を融合した問題も含まれす。複数年分の過去問演習で傾向を把握しておくと良いでしょう。

国語の傾向と対策

例年、大問5~6題構成で読解問題、知識問題、韻文が出題されます。読解問題では小説や物語文からの出題が多く、登場人物の心情を問う問題が中心となります。知識問題では文法、ことわざ、慣用句、文の組み立て、誤字訂正、文学史について問われるため、毎日コツコツ学習して知識を身につけましょう。韻文では内容把握や表現技法、鑑賞などについて問われます。過去問演習を十分に行い、出題傾向に慣れておきましょう。

理科の傾向と対策

例年、地学・生物・化学・物理の各分野からまんべんなく出題されます。解答形式は記号選択や適語補充、数値記入などになります。各分野ごとに出題されるほか、各分野にまたがった総合問題も出題されるため、苦手分野を作らないよう基礎知識をしっかりと身につけましょう。実験や観察に関する問題が頻出なので、実験器具の名前や実験手順などを正確に頭に入れておくことが大切です。

社会の傾向と対策

例年、大問4~6題構成で各分野から幅広く出題されるため苦手分野をなくすようにしましょう。解答形式の大半は記号選択式となっていますが、「誤っているものを選べ」や紛らわしい選択肢も含まれているため、問題文を正確に読み取る必要があります。適語記入問題では、場所や人物名など漢字で正確に書けるようにしましょう。また、過去問演習で出題傾向に慣れておくことも大切です。

 

明治学院中学校基本情報

公式サイト

明治学院中学校:https://www.meijigakuin-higashi.ed.jp/

基本情報

創立年

1968年

生徒数

427人(2022年5月1日現在)

明治学院中学校 所在地情報

〒189-0024 東京都東村山市富士見町1-12-3

教育理念

◆教育理念
キリスト教に基づく人格教育

引用元:明治学院 中学校/東村山高等学校|学校長挨拶・教育理念

中学校の特徴

明治学院中学校は男女共学の中高一貫校です。毎日の礼拝や聖書の授業を配置するなど「キリスト教に基づく人格教育」を教育理念に、「道徳人・実力人・世界人の育成」を教育目標に掲げています。英語・数学に習熟度別授業を取り入れ、一部高校内容の先取り学習を行うなど、大学受験に備えたカリキュラムが組まれています。英語の授業では「生きた英語力」を身につけることを目標に「プログレス21」を使用したレベルの高い授業が展開されています。

 

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