東京都立大泉高等学校附属中学校の中学入試情報・受験対策

※本記事は2022年4月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

東京都立大泉高等学校附属中学校の受験対策

難易度

東京都立大泉高等学校附属中学校は練馬区にある男女共学の公立中高一貫校で、偏差値は63程度となっています。卒業生は、早慶上理やGMARCHなど多数の有名私立大学へ合格しています。

入試の特徴と勉強のポイント

東京都立大泉高等学校附属中学校の入試問題は、適性検査Ⅰ~Ⅲで構成されており、どの問題も論理的に考え判断し、適切に表現する力が問われます。小学校で習う各科目の基礎知識はしっかり身につけた上で、過去問演習を行い出題傾向を把握しておきましょう。

 

東京都立大泉高等学校附属中学校の入試情報

◎一般枠募集

《検査等の方法》

適性検査Ⅰ【共同作成問題】

出題の方針

文章の内容を的確に読み取ったり、自分の考えを論理的かつ適切に表現したりする力をみる。

 

適性検査Ⅱ【共同作成問題】

出題の方針 資料から情報を読み取り、課題に対して思考・判断する力、論理的に考察・処理する力、的確に表現する力などをみる。

 

適性検査Ⅲ【独自問題】

出題の方針 与えられた課題について、資料などを活用して論理的に考え、的確に解決する力、表現する力などをみる。

 

《総合成績の算出方法》

(1) 報告書の取扱い及び報告書の満点

<報告書の点数化の方法>

報告書は、「各教科の学習の記録」を点数化する。

「観点別学習状況」、「総合的な学習の時間の記録(第6学年)」、「特別活動の記録」、「行動の記録」、「出欠の記録」、「総合所見」の欄については点数化しない。

5年生の評定(270点)+6年生の評定(270点)=報告書の満点(540点)

 

(2) 検査の満点

入学者の決定には、報告書、適性検査の結果を点数化したものを換算して総合した成績(以下「総合成績」という。)を用いる。

それぞれの項目の満点は、以下のとおりとする。

報告書換算後の満点:300点

適性検査換算後の満点:700点

総合成績:1000点

 

(3) 総合成績の算出方法

報告書の得点(540×300/540=300点)+適性検査Ⅰの得点(100×2=200点)+適性検査Ⅱの得点(100×2=200点)+適性検査Ⅲの得点(100×3=300点)=総合成績(1000点)

 

《合格候補者の決定》

実施要綱第6-3による。

本校校長は、(1)から(3)までにより合格候補者を適切に決定する。

 

(1) 本校校長は、男女別の募集人員の10割に相当する人員までを、本校校長が定めた入学者の決定方法により総合成績の順に決定し、これを本校の男女別の合格候補者とする。

(2) 上記(1)において男子(女子)が充足しないときは、一般枠募集の合格候補者となっていない女子(男子)から募集人員まで充足する。

(3) 募集人員に対して過不足のないように入学者を決定するため、一般枠募集の合格候補者となっていない者のうちから、男女合同の総合成績の順により、一定数の者を繰上げ合格候補者とする。

 

引用元:令和4年度東京都立大泉高等学校附属中学校生徒募集要項

 

東京都立大泉高等学校附属中学校の科目別傾向と対策

適性検査Ⅰの傾向と対策

例年、大問1題構成で与えられた2つの文章を読み、的確な内容把握と自分の考えを論理的に述べる力が問われます。記述問題は文字数制限もあるため、過去問演習や類題などで傾向に慣れておきましょう。

適性検査Ⅱの傾向と対策

例年、大問3題構成でさまざまなテーマから出題され、課題に対する思考力や論理的に考察し処理する力、そして的確な表現力などが問われます。テーマは多岐にわたるため、複数年分の過去問演習で傾向に慣れておくと良いでしょう。

適性検査Ⅲの傾向と対策

例年、大問2題構成で大泉高等学校附属中学校の独自作成問題となります。図形に関する問題が頻出となるため、基礎知識はしっかり身につけておきましょう。文字数指定のある記述問題も出題されるため、簡潔にまとめて記述する力を養う必要があります。

 

東京都立大泉高等学校附属中学校基本情報

公式サイト

東京都立大泉高等学校附属中学校:https://oizumi-h.metro.ed.jp/main/index.html

基本情報

創立年

2010年

生徒数

359人(2021年度)

東京都立大泉高等学校附属中学校所在地情報

〒178-0063 東京都練馬区東大泉5-3-1

教育理念

課題を自ら発見し、様々な価値観との出会いを通して得た多元的な視点で、ものごとを見極め、解決に向けて協働し、社会に発信できる人材を育成する。

引用元:東京都立大泉高等学校 学校案内 探究と創造

 

東京都立大泉高等学校附属中学校の特徴

東京都立大泉高等学校附属中学校は、6年間を通した中高一貫の教育を行っています。「探求の大泉」をスローガンに掲げており、生徒は中学1年より個人またはグループで課題に取り組む「探究活動」を行います。この活動により、近年重視されている論理的思考力を養うとともに、他者と協力する姿勢を学びます。

また国際理解教育にも力を入れており、海外の外国人講師によるオンライン英会話やブリティッシュヒルズでの2泊3日の英語研修などに参加することができます。東京都教育委員会より「Society5.0に向けた学習方法研究校」の指定を受けており、Wi-Fi環境が整備され、ネットワークと機器の効果的な活用を学べる授業を受けることが可能です。

 

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