桐朋中学校の中学入試情報・受験対策

※本記事は2022年5月時点の内容となります。最新情報は学校公式ホームページにてご確認ください。

桐朋中学校の受験対策

難易度

桐朋中学校は、国立市にある私立男子中高一貫校で、偏差値は65程度となっています。桐朋高等学校へ内部進学することが可能であり、東京大学をはじめとする国公立大学や早慶上理、GMARCHなどへ多くの学生が進学しています。また、医学部への合格者も多数輩出しています。

 

入試の特徴勉強のポイント

桐朋中学校の入試は、第1回と第2回の2日程あり、どちらの日程も国語・算数・社会・理科の4科目の受験が必要です。全体的に標準レベルの問題が多いため、基本事項を定着させて過去問演習に取り組みましょう。

 

 

桐朋中学校の入試情報

〇第1回

《募集人員》
約120名

《入試科目》
4科目
国語(100点)
算数(100点)
社会(60点)
理科(60点)

 

〇第2回

《募集人員》
約60名

《入試科目》
4科目
国語(100点)
算数(100点)
社会(60点)
理科(60点)

 

 

桐朋中学校の科目別傾向と対策

算数の傾向と対策

例年、大問7題ほどで構成されており、前半は標準的な問題となっていますが、後半に行くにつれて難易度は高くなります。前半の計算問題や応用小問はスピーディーかつケアレスミスをしないよう丁寧に解答しましょう。算数の試験で得点の差がつきやすいため、頻出分野である数の性質や図形問題、速さ、つるかめ算などは多くの練習問題に取り組むことが大切です。

 

国語の傾向と対策

例年、大問2題で構成されており、小説・随筆文の読解問題2題の出題が続いていましたが、2021年には説明文が出題されました。読解問題の中に、漢字や慣用句などの知識問題が含まれているため、普段からコツコツと学習しておきましょう。読解問題では記述式の問題が多く、正確な読解力や自分のことばで説明する表現力、ポイントを押さえてまとめる記述力が必要となります。

 

理科の傾向と対策

例年、大問4題で構成されており、各分野から1題ずつの出題です。毎年出題される単元が異なるため、満遍なく学習し苦手分野を作らないようにする必要があります。実験や観察、観測問題が中心のため、たくさんの練習問題に取り組み、暗記だけではなく本質や実験結果の理由なども合わせて理解しておきましょう。

 

社会の傾向と対策

例年、大問3題で構成されており、各分野から1題ずつの出題です。基本的なレベルの問題が中心となるため、基礎知識は確実に身につけておきましょう。歴史は文化史などのテーマ史がよく出題され、地理では地図やグラフなどの資料問題が見られます。資料集を用いて細かなデータまで目を通しておくことが大切です。2問程度ある記述問題は過去問を活用して出題傾向を把握し、高得点を目指しましょう。

 

 

桐朋中学校基本情報

基本情報

創立年

1941年

生徒数

808名(高校含む全校生徒:1,754名)(2022年4月)

桐朋中学校 所在地情報

〒186-0004 東京都国立市中3-1-10

教育理念

自主的態度を養う
他人を敬愛する
勤労を愛好する

 

中学校の特徴

桐朋中学校は、1941年に創立された第一山水中学校を前身とする男子校です。自主性や主体性、他者を尊重する姿勢を身に付けた、勤勉で自立した人材を育成しています。授業・学校行事・部活動など全てにおいて自主性を養うことを重視した教育が特徴です。3年間を通して課される夏休みの自由研究は、自主的な学習の一つです。水曜日を除く7限目に実施される特別講座では、教員の専門性を活かした講座が開講されており、授業で扱われる分野を超えて様々な内容を学ぶことができます。また、スポーツ大会、林間学校、スキー教室、音楽会など、多彩な学校行事があります。部活動については、運動部19、文化部16、同好会1となっています。

 

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