東京学芸大学附属竹早中学校の中学入試情報・受験対策

※本記事は2024年2月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

東京学芸大学附属竹早中学校の受験対策

偏差値・難易度

東京学芸大学附属竹早中学校は、文京区にある男女共学の国立中学校で、偏差値は62程度となります。教育実習校として多くの大学生が教員になるために必要な実習が行われています。卒業生は、併設されている東京学芸大学附属をはじめとする国立高校や私立高校への進学しています。

 

入試の特徴・勉強のポイント

東京学芸大学附属竹早中学校の入試は4科目で行われ、どの科目も試験時間30分の50点満点です。2022年度の入試では面接実施の代わりに自己PRカードが用いられました。全体的にレベルが高く、応用力が求められます。演習問題や過去問で必ず対策を行いましょう。

 

 

東京学芸大学附属竹早中学校の入試情報

募集人員 男子 約45名、女子 約40名
出願者資格 次の(1)(2)に該当している児童。

(1)2024(令和6)年3月に学校教育法第1条に定められた小学校を卒業見込みの者。

(注)本校への連絡進学制度のある東京学芸大学附属竹早小学校・附属大泉小学校(編入学児童の一部は除く)及び連絡進学制度によって、附属小金井中学校・附属世田谷中学校・国際中等教育学校のいずれかを受験した児童は、出願できません。

(2)出願時において、指定地域内に保護者とともに居住し、入学後も指定地域内より通学する者。

(注)受験のための一時的な寄留は認めません。また入学後、指定地域外へ住居を移した場合は、在学することを認めません。

選抜日時 2024(令和6)年2月3日(土)午前8時20分集合完了
試験科目 国語・算数・社会・理科(配点は各50点)

*出題範囲について

国語:第6学年で学習する漢字は、読み書きともに出題範囲としない。本文で使われている場合はルビをふる。

社会:「グローバル化する世界と日本の役割」に関する内容は、出題範囲としない。

算数・理科:出題範囲について、特別の配慮は行わない。

 

面接

本人のみ5人程度のグループ面接を行います。面接を受けなかった場合、不合格となります。

持ち物 受験票、鉛筆(又はシャープペンシル)、消しゴム、直定規(分度器機能の付いた直定規及び三角定規は使用できません)、コンパス、上履き、昼食、水筒
合格者発表 2024(令和6)年2月5日(月)午前10時~正午 本校玄関に掲示します

※参照:2024(令和6)年度 第1学年 入学志願者募集要項

 

 

東京学芸大学附属竹早中学校の科目別傾向と対策

算数の傾向と対策

例年、大問5~6題で構成されており、前半は計算問題や小問集合、後半では図形や規則性、割合などの応用問題が頻出となっています。試験時間が30分と短いため、解答スピードが非常に重要となります。頻出分野を優先的に学習し、時間配分を意識しながら過去問演習に取り組み、試験当日に焦らないようにしましょう。

 

国語の傾向と対策

例年、大問3題で構成されており、説明文・物語文・随筆の読解問題3題となっています。読解問題の中には知識問題も含まれています。解答形式は、選択や抜き出しが中心で、記述式も出題されます。たくさんの文章に触れ、物語文では人物の心情を、説明文では段落ごとの要約に意識を向けて読むと良いでしょう。

 

理科の傾向と対策

例年、大問5~6題で構成されており、各分野から満遍なく出題されます。解答形式はほぼ選択式ですが、問題数が多く時間配分には注意が必要です。基礎知識を身につけて、正確に消去法で解答できるようにしましょう。過去問演習に取り組み、焦らずに解答できるペースをつかんでおくことが大切です。

 

社会の傾向と対策

例年、大問6題で構成されており、各分野から資料を使う問題が満遍なく出題されます。選択式が大半を占めていますが、問題数が多く試験時間に余裕はありません。基礎知識を定着させて、時間配分を意識しながら過去問演習に取り組みましょう。時事問題も出題されるため、普段から新聞やニュースで情報を入手することも大切です。

 

 

東京学芸大学附属竹早中学校基本情報

公式サイト

東京学芸大学附属竹早中学校:https://www2.u-gakugei.ac.jp/~takechu/

 

基本情報

創立年

1947年

生徒数

448人(2019年4月1日現在)

東京学芸大学附属竹早中学校 所在地情報

〒112-0002 東京都文京区小石川4-2-1

教育理念

本校の教育精神

本校では、将来の国際社会を担っていくこどもたちが、真理と正義を愛し、平和で文化的な社会を形成できるよう、個人の尊厳を重んじ、個性豊かで自主的精神に充ちた人間の教育をめざしている。

 

引用元:国立大学法人東京学芸大学附属竹早中学校 教育方針

 

中学校の特徴

東京学芸大学附属竹早中学校は、1947年に創設された東京第一師範学校女子部附属中学校と東京第二師範学校女子部附属中学校を源流としています。自主的精神や広い視野・課題遂行能力・豊かな心を持ち、他者を尊重し自己実現できる生徒を育成しています。知識理解だけでなく気付きや発見を重視した授業を行っていることが特徴です。校外学習や運動会、文化研究発表会などの学校行事は、生徒主体で運営されているのも特徴です。また、各学年において自由研究・卒業研究があり、自分でテーマを選択して研究し、発表します。部活動については、運動部が8、文化部が11あります。

 

 

オンライン家庭教師WAMの東京学芸大学附属竹早中学校受験対策

東京学芸大学附属竹早中学校の受験を志望している方には、オンライン家庭教師WAMがおすすめです。
専任の教育アドバイザーと東大・京大・早慶などの名門大学講師による質の高い授業で、東京学芸大学附属竹早中学校の入試突破に必要な思考力・記述力を養うことができます。
また、学力を養う上で重要な自学自習の方法についても伝授。日頃の学習管理も行うので、自然と自学の力を身につけることができます。
さらにオンラインだから通学にかかる時間をカット。合格に必要な学力を効率的に得ることができます。