筑波大学附属中学校の中学入試情報・受験対策

※本記事は2022年5月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

筑波大学附属中学校の受験対策

難易度

筑波大学附属中学校は東京都文京区大塚にある偏差値75~76程度の共学校です。東京大学だけでなく、難関国公立大・早慶上智などの難関私立大学の高い合格実績を誇っています。全国の国立中学の偏差値の中でも、2、3番目に偏差値が高い中学校です。

入試の特徴勉強のポイント

筑波大学附属中学校の入試は4科目で行われます。国語50点、算数50点、社会25点、理科25点の配点です。難度が高めの科目もありますが、奇問・難問の類は出題されません。苦手分野を作らず基礎を確実に抑え、応用力を磨くようにしましょう。

 

筑波大学附属中学校の科目別傾向と対策

算数の傾向と対策

大問10題構成で、あらゆる分野から偏りなく出題されます。空間把握力が問われる図形問題、ひらめきや柔軟性が問われるパズル問題が出題されます。筑波大学附属中学校特有の問題になりますので、過去問を活用して問題に慣れておきましょう。

また、答えのみ記入する解答形式のため、計算ミスすることなく確実に解答できるよう演習を重ねましょう。

国語の傾向と対策

大問2~3題構成で、論説文、物語文の読解問題が出題傾向にあります。解答形式は選択が中心ですが、心情の把握、空欄補充、文章の並べ替えなども扱っています。奇問・難問の出題はないため、問題集や過去問を活用して基礎をしっかりと身につけましょう。

理科の傾向と対策

大問4~6題構成で、生物・物理・化学・地学の4分野から出題されます。「生物と環境」「物質とエネルギー」から実験や観察を題材にした問題が頻出傾向にあります。対策としては、4分野を偏りなく学習し、実験の手順、観察の結果までを深く理解しておくとよいでしょう。

社会の傾向と対策

大問6題前後の構成で、地理・歴史・公民の3分野からバランスよく出題されます。解答形式は選択が中心で、写真・地図・グラフなどの資料読み取り問題が多い傾向です。資料の中に解答のヒントが隠されている傾向があるため、資料集に目を通す習慣をつけ読み取る力を身につけておきましょう。

 

筑波大学附属中学校 基本情報

公式サイト

筑波大学附属中学校:https://www.high-s.tsukuba.ac.jp/jhs/

基本情報

創立年

1888年

生徒数

615名(2022年)

筑波大学附属中学校 所在地情報

〒112-0012 東京都文京区大塚1丁目9-1

教育理念

調和的な心身の発達と確かな知性の育成、ならびに豊かな個性の伸長を図るとともに、民主的社会の一員として人生を主体的に開拓し、すすんでは、人類社会の進展に寄与することができる人間を育成する。

引用元:筑波大学附属中学校 本校の教育 教育方針・教育課程・沿革・校歌

中学校の特徴

筑波大学附属中学校は、1888年に高等師範学校に尋常中学科が新設されたことを始まりとしています。自主自律の精神や正しい判断力、思いやりの心を持って、社会に貢献できる人材を育成しています。百人一首を学ぶ機会が多く、毎年学年対抗で「カルタ取り大会」を行っています。数学では議論を通して考えを深める授業を実施し、理科では実験や観察を多く取り入れた探究活動を重視しています。英語の授業では英語を使うことが原則となっており、ALTの教員と英会話ができるEnglish Roomが設置されているのも特徴です。アメリカ短期留学や、附属高校との連携によるシンガポール交換留学が可能となっています。日本の修学旅行の発祥と言われる「長途遠足」から続く修学旅行では、文学や社会、自然、勤労体験などからコースを選択し、現地で体験を重視した総合学習を行います。部活動については、14の運動部と10の研究会があります。

 

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