早稲田大学高等学院中学部の中学入試情報・受験対策

※本記事は2022年5月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

早稲田大学高等学院中学部の受験対策

難易度

早稲田大学高等学院中学部は、練馬区にある私立男子中高一貫校で、偏差値は67程度となっています。中学部は早稲田大学高等学院の一部となるため、原則として卒業生は高等学院へ進学し、そのまま早稲田大学への進学が可能です。受験倍率はここ数年3倍を超えています。

 

入試の特徴勉強のポイント

早稲田大学高等学院中学部の一般入試は1日程のみで行われ、国語・算数・社会・理科の4科目の筆記試験とグループ面接が課されます。どの科目も満遍なく学習し、基本事項を定着させておくことが大切です。家族や先生に協力してもらい、模擬面接にも取り組んでおきましょう。

 

 

早稲田大学高等学院中学部の入試情報

【一般入試】

〇募集人員
男子 120名

 

〇試験科目
国語(50分・100点)
算数(50分・100点)
社会(40分・80点)
理科(40分・80点)
面接 受験生本人のみ(グループ面接・1組15分程度)

 

 

参照:早稲田大学高等学院中学部 2022年度 生徒募集要項

 

 

早稲田大学高等学院中学部の科目別傾向と対策

算数の傾向と対策

例年、大問4題構成で、全体的に問題数は多くありませんが1問1問に時間がかかる難度の高い問題となっています。大問1の計算問題から複雑な計算を求められるため、難問に対応できる学力や集中力が必要です。大問2からは難度がさらに上がり、規則性や図形問題が頻出となります。複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や難易度を把握して、問題の取捨選択ができるようになっておくことが大切です。

 

国語の傾向と対策

例年、大問2題で構成されており、説明文と小説による読解問題の出題が続いています。漢字や部首、四字熟語などの知識問題は、読解問題の中に含まれています。理由を問う記述問題が多く出題されるため、内容を素早く正確に読み解く必要があります。素材分の文章量が多いので、さまざまな読解問題に取り組み、速読力と精読力を身につけておきましょう。

 

理科の傾向と対策

例年、大問4題で構成されており、化学・物理・生物・地学の各分野から満遍なく出題されます。各分野とも実験に関する問題や資料の読み取り問題が多くなっているので、実験の過程や結果、器具の扱い方も合わせて覚えておきましょう。試験時間が40分と短いため、解ける問題から解答することが大切です。

 

社会の傾向と対策

例年、大問6題構成で、地理・歴史分野の分量が多く、公民分野が少なめになっています。各分野とも満遍なく学習し、基礎知識を定着させておくことが大切です。50~100字の記述問題で差がつきやすいため、身につけた知識を組み合わせて、自分のことばで表現する必要があります。過去問演習に取り組み、出題傾向を把握しておきましょう。

 

 

早稲田大学高等学院中学部基本情報

公式サイト

早稲田大学高等学院中学部:https://www.waseda.jp/school/jhs/

 

基本情報

創立年

2010年

生徒数

365人(2022年5月1日現在)

早稲田大学高等学院中学部 所在地情報

〒177-0044 東京都練馬区上石神井3-31-1

教育理念

本学院中学部は、早稲田大学建学の精神に基づき、初等教育の基礎の上に高等学院、大学各学部へつながる前期中等教育を施し、健やかな心身、高い知性、豊かな感性を育み、社会に有為な人材を育成することを目的とする。

 

引用元:概要-早稲田大学高等学院中学部

 

中学校の特徴

早稲田大学高等学院中学部は、早稲田大学への進学を前提とした中高一貫の教育を行っています。進学先(学部)を決定するために必要な知識を得るため、毎年早稲田大学キャンパスツアーが実施されています。選択科目として独・仏・露・中の言語や文化、歴史を学ぶことができ、高校で必修となる第二外国語の幅広い知識と基礎を身につけることができます。また生徒の研究を奨励しており、有志を募り団体を設立し学習発表会で発表したり、教員からアドバイスをもらいながら個人で研究を行うことが可能です。

 

 

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