和歌山県の中学入試情報・受験対策

和歌山県の中学受験概要

和歌山県の中学入試は、大きく県立中学校と私立中学校に分かれます。
県立中学校(桐蔭中学校や向陽中学校など)は2日間の日程で、1日目に適性検査Ⅰ・Ⅱ、作文、2日目に面接を行い、1月中に試験と合格発表があります。適性検査では知識だけでなく、思考力や考察力、表現力など総合的な力が問われます。
一方、私立中学校(智辯学園和歌山中学校、開智中学校、近畿大学附属和歌山中学校、和歌山信愛中学校など)は学校により受験日や入試内容は異なりますが、県立中学校と同じく1月中に試験と合格発表が行われます。各科目ごとの試験で、出題傾向は県立中学校とは大きく異なり、学校ごとに対策が必要となります。

 

 

和歌山県の中学受験対策

智辯学園和歌山中学校

前期入試は国語・算数・理科の3科目、各100点の300点満点で、後期入試は国語・算数の2科目、各100点の200点満点となります。和歌山県屈指の進学実績の高さを誇る名門校となるため、入試問題のレベルも高くなっています。過去問演習を徹底的に行い、出題傾向の把握や記述問題対策に取り組みましょう。

 

近畿大学附属和歌山中学校

午前入試は国語・算数・理科の3科目、午後入試は適性問題の国語・算数・理科・社会の4科目での受験となります。午前入試では記号選択や抜き出し、数値記入が中心となるため、各科目の基礎知識をしっかりと身につけておきましょう。 午後入試は記述式問題が多数出題されるため、日頃から筋道立てて答えを求める癖をつけ、簡潔にまとめて記述する表現力を養いましょう。

 

和歌山県立桐蔭中学校

【適性検査Ⅰ】大問4題構成で、国語・算数・理科・社会から1題ずつ出題されます。資料から必要な情報を読み取る力やそれぞれの科目の基礎知識、自分の言葉で簡潔にまとめて説明する表現力が必要となります。

 

【適性検査Ⅱ】大問3~4題構成で、算数・理科・社会から出題され、全体的に思考力や考察力が必要となります。考え方や答えに至るまでの課程を記述しなければならないため、公式や重要語句をただ暗記するのではなく、本質から理解し、筋道立てて述べる練習をしましょう。

 

【作文】大問1題構成で、文章を読んだ後、600字程度で自分の考えを記述しなければいけません。年度によっては、「これまでの経験と関連付けて」「自分の経験を入れながら」などの条件があります。問題演習する際は、自分の経験と交えて記述することを心がけ、書いた内容は先生に添削してもらうと良いでしょう。

 

 

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