和歌山県立日高高等学校附属中学校の中学入試情報・受験対策

※本記事は2024年2月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

和歌山県立日高高等学校附属中学校の受験対策

偏差値・難易度

和歌山県立日高高等学校附属中学校は和歌山県御坊市にある共学の公立中高一貫校で、偏差値は52程度となります。神戸大学や和歌山大学、徳島大学などの国公立大学や、関関同立、産近甲龍をはじめとする私立大学への合格実績があります。

 

入試の特徴・勉強のポイント

和歌山県立日高高等学校附属中学校の入試は、適性検査Ⅰ・適性検査Ⅱ・作文・面接が課されます。適性検査では小学校で学んだ基礎的な力を基に、考察力や思考力、まとめる力などが問われます。和歌山県教育委員会の公式HPに令和4年度実施の適性検査および作文検査の内容と解答例が公開されているため、必ず取り組み、出題形式や傾向に慣れておきましょう。

 

 

和歌山県立日高高等学校附属中学校の入試情報

出願資格 県立中学校に出願することができる者は、次のいずれかに該当する者とする。
(1) 和歌山県内の小学校又はこれに準ずる学校(以下「小学校」という。)を令和6年3月卒業見込みの者で、保護者の現住所が和歌山県内にあるもの
(2) 和歌山県内の義務教育学校前期課程(以下「小学校」に含める。)を令和6年3月修了(以下「卒業」に含める。)見込みの者で、保護者の現住所が和歌山県内にあるもの
(3) 和歌山県教育委員会が出願を許可した者
募集定員 40名
検査日程 適性検査Ⅰ・Ⅱ及び作文 令和6年1月20日(土)

面接          令和6年1月21日(日)

検査内容 ア 適性検査Ⅰ・Ⅱは、小学校で学んだ基礎的な力に基づき、自然や身近なことがらについて、考えたり、まとめたりする。各45分、各100点満点とし、計200点満点とする。
イ 作文の検査は、与えられたテーマについて自分の考えを600字程度にまとめる。45分、50点満点とする。
ウ 面接は、一人5分程度の個人面接とする。段階的に評価する。
選考の原則 県立中学校長は、適性検査Ⅰ・Ⅱ、作文の検査及び面接の結果並びに小学校長が作成した調査書を資料とし、志願者の意欲や適性等を総合的に判断して入学予定候補者を決定する。
持ち物 受験票、鉛筆(シャープペンシルも可)、消しゴム
選考結果発表 令和6年1月31日(水) 本人宛に選考結果通知書を郵送

※参照:令和6年度 和歌山県立中学校 入学者募集要項

 

 

和歌山県立日高高等学校附属中学校の科目別傾向と対策

適性検査Ⅰの傾向と対策

試験時間45分の大問4題構成で、国語・算数・理科・社会から1題ずつ出題されています。各科目とも基礎知識をしっかりと身に付けておきましょう。説明記述問題が多いため、与えられた図などの資料を正確に読み取り、自分の言葉でまとめる練習を行うことが大切です。

 

適性検査Ⅱの傾向と対策

試験時間45分で近年大問3題構成が続いており、算数・理科・社会の分野から出題されています。「ことば」や「式」を使って説明する問題が多いため、問題文や図・表などの与えられた資料を正確に読み取り分析し、筋道立てて述べる力が必要となります。

 

作文の傾向と対策

試験時間45分で、大問1題構成です。与えられた文章を読み、自分の考えを600字程度で記述する形式となります。年度によって『本文中の言葉を用いて』や『自分の経験をまじえて』などの条件が付けられている場合があります。条件を意識しながら作文を書く練習を行い、書いた文章は学校や塾の先生から添削指導を受けましょう。

 

面接の傾向と対策

1人5分程度の個人面接が行われます。面接でよく聞かれる質問にはある程度の回答を準備しておきましょう。面接のマナーや注意点などを意識し、先生や家族の協力を得て、模擬面接に取り組むことが大切です。

 

 

和歌山県立日高高等学校附属中学校基本情報

公式サイト

和歌山県立日高高等学校附属中学校:https://www.hidaka-h.wakayama-c.ed.jp/chuko/

 

基本情報

創立年

2008年

生徒数

120人(2021年度時点)

和歌山県立日高高等学校附属中学校 所在地情報

〒644-0003 和歌山県御坊市島45番地

教育理念

附属中学校は「志学」「創造」「敬愛」を基本理念とし、6年間の一貫した教育活動を通して、課題を総合的・科学的に解決できる総合的な力の育成に取り組んでいます。

 

引用元:県立日高高等学校附属中学校|本校の教育|校長挨拶

 

中学校の特徴

和歌山県立日高高等学校附属中学校は、3つの基本理念(志学・創造・敬愛)のもと、社会に貢献するリーダーとしての人材の育成を目指しています。「実験科学」「コミュニケーション」「情報科学」という特色ある学校設定教科(日高シナジー)を通して、論理的思考力や洞察力、表現力などを養うことができます。また、総合的な学習の時間には、生命・環境・人権などをテーマとした「人間学」という中高一貫プログラムを設置しており、中学校では、課題を設定する力や情報を収集・整理する力などを身につけることができます。

 

 

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