和歌山県立向陽中学校の中学入試情報・受験対策

※本記事は2024年2月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

和歌山県立向陽中学校の受験対策

難易度・偏差値

和歌山県立向陽中学校は和歌山県和歌山市にある共学の公立中高一貫校で、偏差値は59程度となります。2022年度入試の志願倍率は、約3.4倍と高くなっています。大阪大学や広島大学、和歌山大学などの国公立大学や、早慶上理、関関同立、産近甲龍をはじめとする私立大学への多数の合格者を輩出しています。

 

入試の特徴・勉強のポイント

和歌山県立向陽中学校の入試は、適性検査Ⅰ・適性検査Ⅱ・作文・面接が課されます。適性検査では小学校で学んだ基礎的な力を基に、考察力や思考力、まとめる力などが問われます。公式HPに適性検査および作文検査の内容と解答例が公開されているため、必ず過去問に取り組み、出題形式や傾向に慣れておきましょう。

 

 

 

 

和歌山県立向陽中学校の入試情報

出願資格 県立中学校に出願することができる者は、次のいずれかに該当する者とする。
(1) 和歌山県内の小学校又はこれに準ずる学校(以下「小学校」という。)を令和6年3月卒業見込みの者で、保護者の現住所が和歌山県内にあるもの
(2) 和歌山県内の義務教育学校前期課程(以下「小学校」に含める。)を令和6年3月修了(以下「卒業」に含める。)見込みの者で、保護者の現住所が和歌山県内にあるもの
(3) 和歌山県教育委員会が出願を許可した者
募集定員 80名
検査日程 適性検査Ⅰ・Ⅱ及び作文 令和6年1月20日(土)

面接          令和6年1月21日(日)

検査内容 ア 適性検査Ⅰ・Ⅱは、小学校で学んだ基礎的な力に基づき、自然や身近なことがらについて、考えたり、まとめたりする。各45分、各100点満点とし、計200点満点とする。
イ 作文の検査は、与えられたテーマについて自分の考えを600字程度にまとめる。45分、50点満点とする。
ウ 面接は、一人5分程度の個人面接とする。段階的に評価する。
選考の原則 県立中学校長は、適性検査Ⅰ・Ⅱ、作文の検査及び面接の結果並びに小学校長が作成した調査書を資料とし、志願者の意欲や適性等を総合的に判断して入学予定候補者を決定する。
持ち物 受験票、鉛筆(シャープペンシルも可)、消しゴム
選考結果発表 令和6年1月31日(水) 本人宛に選考結果通知書を郵送

※参照:令和6年度 和歌山県立中学校 入学者募集要項

 

 

和歌山県立向陽中学校の科目別傾向と対策

適性検査Ⅰの傾向と対策

試験時間45分の大問4題構成で、国語・算数・理科・社会から1題ずつ出題されています。各科目とも基礎知識をしっかりと身に付けておきましょう。説明記述問題が多いため、与えられた図などの資料を正確に読み取り、自分の言葉でまとめる練習を行うことが大切です。

 

適性検査Ⅱの傾向と対策

試験時間45分で近年大問3題構成が続いており、算数・理科・社会の分野から出題されています。「ことば」や「式」を使って説明する問題が多いため、問題文や図・表などの与えられた資料を正確に読み取り分析し、筋道立てて述べる力が必要となります。

 

作文の傾向と対策

試験時間45分で、大問1題構成です。与えられた文章を読み、自分の考えを600字程度で記述する形式となります。年度によって『本文中の言葉を用いて』や『自分の経験をまじえて』などの条件が付けられている場合があります。条件を意識しながら作文を書く練習を行い、書いた文章は学校や塾の先生から添削指導を受けましょう。

 

面接の傾向と対策

1人5分程度の個人面接が行われます。面接でよく聞かれる質問にはある程度の回答を準備しておきましょう。面接のマナーや注意点などを意識し、先生や家族の協力を得て、模擬面接に取り組むことが大切です。

 

 

 

 

和歌山県立向陽中学校基本情報

公式サイト

和歌山県立向陽中学校:https://www.koyo-h.wakayama-c.ed.jp/koyojhs/remove/index.html

 

基本情報

創立年

2004年

和歌山県立向陽中学校 所在地情報

〒640-8323 和歌山県和歌山市太田127

教育理念

未来を切り開くリーダーとしての資質や能力

課題を発見、探求し、主体的に判断し行動できる資質や能力

理数の確かな力と幅広いコミュニケーション能力

豊かな人間性と高い知性を持つ、スケールの大きな人材の育成

 

引用元:教育方針

 

中学校の特徴

和歌山県立向陽中学校は、「自彊不息(自ら努めてやまず)」、「質実剛健」、「文武両道」を校訓として掲げる中高一貫校です。2006年よりスーパーサイエンススクールの指定校となっており、理数に関する系統性を重視し、実験や観察、調査等を通して、自然科学に関する幅広い学力を養成しています。また、総合的な学習の時間には、環境をテーマとする6年一貫した学習を行っています。硬式野球部や少林寺拳法部、吹奏楽部や合唱部など様々なクラブがあり、多くの生徒が部活動に加入し、練習に励んでいます。

 

 

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