中央大学法学部・学科の入試情報・偏差値・受験対策

※本記事は2022年3月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

中央大学法学部の受験対策

偏差値・難易度

中央大学法学部の偏差値は、学科により異なりますが57.5~65程度です。学部内では法律学科が最も高くなっています。共通テストでは、8割以上の得点が合格への目安です。

入試の特徴・勉強のポイント

中央大学法学部の入試は、英語の配点が150点満点で、他の科目より50点高くなっています。また、国際企業関係法学科の英語も配点が200点満点と重視されています。法律学科、国際企業関係法学科、政治学科で問題が異なりますので、過去問をしっかり解いておきましょう。

 

中央大学法学部の科目別傾向と対策

国語の傾向と対策

国語の問題は大問3題で構成されており、マーク式と記述式の解答方式となっています。現代文の内容を素早く把握できるよう読解力を養っておきましょう。
古文は、基礎知識をしっかりと学習し、古語や文法は徹底的におさえておきましょう。

数学の傾向と対策

数学の問題は大問3題構成で記述式の解答方式となり、難易度は標準的レベルです。教科書を中心に学習し、出題傾向に合わせ公式を使えるようしっかり身につけておきましょう。微積分が頻出傾向です。証明問題も出題されますので、答案作成など論理的解答ができるよう学習しておく必要があります。過去問演習などで出題形式に慣れておくと有利です。

英語の傾向と対策

英語の問題は大問8題構成でマーク式と記述式の解答方式になります。比重の大きい長文読解問題への対策が鍵となります。速読を意識し、設問文に先に目を通し、必要な情報だけを押さえ解答をしていきましょう。英文和訳・英作文が頻出です。英文和訳では演習と添削が重要となり、英作文では普段から書く練習をし、数をこなすことが重要となります。過去問演習などで出題傾向にも慣れておきましょう。

地歴公民の傾向と対策

世界史の問題は大問3題で構成されており、マーク式と記述式の解答方式です。正誤問題や記述問題が頻出するため、語句や物事の背景など教科書や用語集の知識をきちんと正確に覚えておきましょう。
日本史の問題は大問4題で構成されており、記号選択式と記述式の解答方式です。正誤問題が多く知識を正確に覚えておく必要があります。日本史はテーマ史が出題されるので、テーマ別の参考書などを用いた学習がとても効果的です。出題傾向になれるため過去問でしっかり対策をしておきましょう。
政治経済の問題は大問3題で構成されており、マーク式と記述式の解答方式です。標準的な問題が多く出題されるので、まずは教科書内容を完璧に理解するようにしましょう。憲法関係が頻出傾向にあるので、重点的な対策が必要です。論述問題は必ず出題されますので、政治や経済関連のトピックスは必ず目を通しておき、説明できるようにしておきましょう。

 

中央大学法学部基本情報

公式サイト

中央大学法学部:https://www.chuo-u.ac.jp/academics/faculties/law/

基本情報

創立年

1920年

生徒数

5794人(2021年5月1日時点)

教育理念

教育研究上の目的(中央大学学則 第3条の2)

法学及び政治学の分野に関する理論と諸現象にかかる教育研究を行い、幅広い教養と深い専門的知識に裏打ちされた理解力、分析力及び問題解決能力を涵養し、現代社会のさまざまな分野において活躍することのできる人材を養成する。

引用元:学部概要

中央大学法学部の特徴

中央大学の法学部は「英吉利法律学校」を前身とし130年近くの歴史をもつ伝統ある学部で「法律学科」「国際企業関係法学科」「政治学科」の3学科で構成されています。国際化にも対応したカリキュラムが編成されており、地球的な視野に立った法的問題意識と法的問題解決能力を身につけることができます。また、法律や政治の基本的な知識と外国語能力や実践的能力が必要になることから、学部独自の留学プログラムやインターンシップ(国際、行政、NPO・NGO、法務)、やる気応援奨学金を利用した留学等の支援があることが特徴となっています。卒業後は、公務員、金融・保険業、不動産、情報通信業など多くの就職先があります。

中央大学法学部の学科情報

法律学科

裁判官・検察官・弁護士を目指す「法曹コース」、法科目のほか、政策や財政について学び公務員を目指す「公共法務コース」、先端法科目や外国語法など幅広く学び、民間企業への就職を目指す「企業コース」の3コースが設置されています。法曹コースには、3年で学部を卒業し、法科大学院へと進学することのできる「一貫教育プログラム」が設置されています。

国際企業関係法学科

国際的な企業活動で生じる様々な法律問題に法的思考力を持って対応できる人材の育成を目的としています。1・2年次で開講される導入基礎科目には、法関係(憲法・刑法・民法など)と経済関係科目(ミクロ・マクロ経済学等)、2年次以降で開講される基幹科目には、国際関係科目(国際法総論・平和学等)と企業関係科目(企業法総論・企業取引法等)が設置されています。さらに、3年次以降では、様々な発展科目(刑事訴訟法、環境法、 EU法等)が開講しています。

政治学科

法と政策の関係について学ぶ「公共政策コース」と「地域創造コース」、国際政治や国際法について学ぶ「国際政治」、政治や社会とコミュニケーションとの関係について学ぶ「メディア政治」の4コースが設置されています。「NPO・NGO論」、「平和学」、「ジェンダー政治論」など新しい視点から政治社会の在り方を考える科目が多く設置されています。 

 

中央大学法学部キャンパス情報

多摩キャンパス

学部:法学部・経済学部・商学部・文学部・総合政策学部・国際経営学部・通信教育課程
住所:〒192-0393 東京都八王子市東中野742の1

 

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