国際基督教大学教養学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策

※本記事は2022年3月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

国際基督教大学教養学部に合格するための受験対策

偏差値・難易度

教養学部の偏差値は67.5程度です。国際基督教大学の入試は特殊なので、偏差値だけでは判断できない部分もありますが、非常に難度は高くなっています。

入試の特徴・合格するための勉強のポイント

15分程度の講義を聴き、講義の内容に関する論文を読んで設問に解答する「総合教養(ATLAS)」という独自の入試形式が特徴です。一般的な入試とは問題形式が異なるため、実施要項と過去問をしっかり確認し国際基督教大学用の対策をしましょう。

 

国際基督教大学教養学部の科目別傾向と対策

人文・社会科学の傾向と対策

解答方式は多肢選択のマーク式で、「文学・哲学・芸術・宗教・政治・経済・歴史・社会」のテーマから出題された資料を読み、設問に答える問題です。思考力や判断力が求められるため、普段から文庫や新書などを読み、内容を論理的かつ客観的に整理し、自分の考えを深める習慣をつけましょう。

自然科学の傾向と対策

一部の設問を除き、解答方式はマーク式となります。「数学(数Ⅰ・数Ⅱ・数A・数B(数列・ベクトル)」「物理基礎・物理」「化学基礎・化学」「生物基礎・生物」の4分野から2分野を選択し解答します。自分の得意分野を選択することができるので、徹底的に学習し高得点を狙いましょう。

英語の試験傾向と対策

リスニング(30分)とリーディング(60分)の2部構成となります。リスニングは、1度しか流れないので普段から英語を聴くことに慣れておきましょう。リーディングは、極端に難しいわけではありませんが、語彙力のレベルが高いため、しっかりと基礎から応用まで学習しておく必要があります。過去問演習で出題傾向と難易度を確認しておきましょう。

総合教養(ATLAS)の傾向と対策

国際基督教大学で行われるリベラルアーツ教育の疑似体験とも言える短い講義を聞き、設問に解答するという形式です。「講義を聴く」力と文理関係なく出題される問いに対する総合的な思考力・判断力・柔軟な問題解決能力が問われます。出題形式が独特なので、必ず複数年分の過去問演習を行い問題に慣れておきましょう。

 

国際基督教大学教養学部基本情報

公式サイト

国際基督教大学教養学部:https://www.icu.ac.jp/

基本情報

創立年

1953年

生徒数

2,944人(2021年01月時点)

教育理念

キリスト教の精神にもとづき、世界人権宣言のもと、平和を構築する地球市民としての教養と責任を身につけ、神と人とに奉仕する有為の人材を育成すること

引用元:国際基督教大学(ICU) 学部

国際基督教大学教養学部の特徴

国際基督教大学教養学部は1953年(昭和28年)に設置されました。文理の垣根を越えて分野横断的に学ぶリベラルアーツ教育を実践しており、1.2年次に学問的な基礎力を培い、2年次の終わりにメジャー(専修分野)を決める独自のカリキュラムを取り入れています。また、800以上のコースから履修する授業を選択できる教養学部では、自由な学びをサポートする「教員アドヴァイザー制度」が導入されています。 

 

国際基督教大学教養学部キャンパス情報

三鷹キャンパス

学部:教養学部
住所:〒181-8585 東京都三鷹市大沢 3-10-2

 

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