関西大学システム理工学部・学科の入試情報・偏差値・受験対策

※本記事は2022年3月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

関西大学システム理工学部の受験対策

偏差値・難易度

関西大学システム理工学部の偏差値は学科ごとに異なりますが52.5~61程度です。共通テストでは、7割以上の得点が必要となります。

 

入試の特徴・勉強のポイント

関西大学理工学部の入試に必要な科目は「英語」「数学」「理科」の3科目です。3教科型・理科1科目選択方式は、外国語200点、数学200点、選択科目理科1科目150点で合計550点満点です。3教科型・理科設問選択方式(2科目型)は外国語150点、数学200点、理科200点で合計550点満点です。3教科型・理科設問選択方式は、外国語150点、数学200点、理科200点の合計550点満点です。3教科型・理科設問選択方式(2科目・理科重視)外国語100点、数学200点、理科250点の合計550点満点です。出題傾向は、基礎・標準的レベルの問題が中心となるので、教科書の内容をしっかり学習しておきましょう。

 

 

関西大学システム理工学部の科目別傾向と対策

数学の試験傾向と対策

数学の問題は大問4題より構成されており、記述式の解答式となっています。難易度は標準的レベルです。教科書を中心に基本問題の解き方をしっかり理解することと暗記力が必要です。応用問題は基本問題の解法の演習を行い、正しい解法を覚えることで得点につなげられるでしょう。 計算ミスをしないよう学習しておきましょう。記述式問題は、解答に至った経緯も採点対象になるため、採点者に伝わるような解答を心がけましょう。また、過去問演習もしっかりと行い出題傾向に慣れておくことが大切です。

※環境都市工学部と化学生命工学部と同様

 

英語の試験傾向と対策

英語の問題は大問3題で構成されており、マーク式の解答方式となっています。会話文の空所補充問題とパラグラフの整序問題が出題、読解力を養い文構造を把握できるよう対策を行っておく必要があります。整序問題では、接続詞や指示語などを意識した学習が大切です。長文読解問題は、文章量が多く時間配分に注意が必要なため、長文を読む前に設問を読んで内容を理解をしておくなど、対策を取っておきましょう。また、基本問題も出題されるので過去問や問題集など、出題傾向に慣れておくことが効果的です。

 

理科の試験傾向と対策

物理の問題は大問3題で構成されており、マーク式と記述式の解答方式となっています。難易度は標準的レベルです。力学、電磁気、波動・原子の分野から頻出です。図を描く問題が出題されるので、公式や言葉の理解だけではなく、図も理解し説明できるようにしておきましょう。

※環境都市工学部と化学生命工学部と同様

 

化学の問題は大問3題で構成されており、マーク式と記述式の解答方式となっています。難易度は標準的レベルです。無機化学、有機化学、理論化学より出題されるので用語や定義は確実に理解しておきましょう。教科書の内容をしっかりと身につけ、計算問題も確実に解けるよう演習を繰り返しましょう。

※環境都市工学部と化学生命工学部と同様

 

生物の問題は大問3題より構成されており、記述式の解答方式となっています。難易度は標準的レベルです。教科書内容はしっかり理解しておきましょう。幅広い範囲から出題されますが、遺伝子やたんぱく質の問題は頻出傾向にあります。計算問題と論述問題、描図問題も出題されるので過去問や問題集を使用し論理的な解答ができるように練習を行いましょう。

※環境都市工学部と化学生命工学部と同様

 

 

関西大学システム理工学部基本情報

公式サイト

関西大学システム理工学部:https://www.kansai-u.ac.jp/Fc_sci/index.html

 

基本情報

創立年

2007年

生徒数

2136人(2021年5月1日時点)

教育理念

システム理工学部は、安全で質の高い生活をめざして持続的に発展を続けるための高度で信頼できる「しくみ」と「しかけ」を創造できる力量と論理的な思考能力を養い、産業技術や社会に資する有為な人材の育成を目的とする。

 

引用元:学部・大学院・別科・併設校 教育研究上の目的

 

関西大学システム理工学部の特徴

関西大学システム理工学部は、2007年に工学部より改組に伴い開設された学部で、数学科、物理・応用物理学科、機械工学科、電気電子情報工学科の4学科で構成されています。「科学技術システムにおける高機能で安全なしくみの創造」という理念のもと、産業技術の構築、創成、改良、推持管理に適切に対応することのできる人材の育成を目的としています。最先端技術として注目を集めるAIやIoTに関する研究のほか、スマートフォンなどの情報通信、ビッグデータ、自動運転など様々な分野のシステムづくりに対し、4学科それぞれの視点で取り組みます。卒業後は製造業、情報通信業、金融機関、教員、卸売業や小売業など多岐にわたる分野への就職が可能です。また、一部の学生は高度な技術者や研究者を目指すため、大学院へ進学しています。

 

関西大学システム理工学部の学科情報

数学科

純粋数学から応用数学まで、数学の知識を幅広く修得できるような学習プログラムが組まれています。全学年でゼミナール形式の授業を受講することで、数学の考え方を身につけるだけでなく、コミュニケーション能力やプレゼンテーション能力も磨きます。数学以外に、理工系の科目も用意しており、柔軟な思考力を養うことが可能となっています。

物理・応用物理学科

極小的な素粒子から宇宙全体までを対象とした学問分野で、自然現象の本質を解明する研究成果を社会に還元し世界に貢献できる技術者・研究者を育成しています。3年次から選択必修科目として2つのコース(応用物理学コース、基礎・計算物理コース)が用意されており、光学技術者として必要な知識を修得できる科目や自然法則を数学的手法で探究するための科目などが配置されています。

機械工学科

「確かな技術と表現力、課題解決力を備えた人材」の育成のため、物質的機能、情報処理的機能、エネルギー的機能に関して、それぞれの機能の基本原理の理解と応用技術の習得を目標としています。機械工学入門(実技)などの機械工学を専門的に学ぶための導入科目から材料力学Ⅰ、超精密加工学、機械製図、伝熱工学などの様々な専門科目を用意しています。

電気電子情報工学科

電気電子工学と情報工学の観点から、幅広い知識と技術を身につけ、社会に寄与する人材を育成しています。数学・物理学などを基礎とし、電気・電子系の演習を通して実践的な能力及び応用力を身につけます。3年次からは3コース(電気電子、情報通信、応用情報)に分かれてそれぞれの専門分野を学ぶだけでなく、コース内容を横断的に学ぶことのできる科目群も配置されています。4年次ではこれまでに得た専門知識を生かした卒業研究に取り組みます。

 

 

関西大学システム理工学部キャンパス情報

千里山キャンパス

学部:法学部・文学部・経済学部・商学部・社会学部・政策創造学部・外国語学部・システム理工学部・環境都市工学部・化学生命工学部
住所:〒564-8680 大阪府吹田市山手町3丁目3番35号

 

 

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