近畿大学建築学部に受かるには？入試情報・偏差値・受験対策

※本記事は2022年2月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

近畿大学建築学部に合格するための受験対策

偏差値・難易度

近畿大学建築学部の偏差値は52.5程度です。共通テストでは、7割弱程度得点することが合格への目安です。

 

入試の特徴・合格するための勉強のポイント

近畿大学建築学部の入試は、前期A日程が数学・理科・外国語、前期B日程・後期が外国語・選択2科目の3科目で行われます。各科目の配点について前期A日程・B日程のスタンダード方式では全て100点、高得点科目重視方式では最高得点科目を2倍換算した400点満点、後期では高得点2科目200点満点で判定されます。
数学Ⅲの難易度が高いため、前期A日程の数学で数学Ⅲを含む範囲を選択する場合は重点的な対策が必要です。

 

 

近畿大学建築学部の科目別傾向と対策

国語の試験傾向と対策

大問3題構成となり、現代文は評論文あるいは随筆のいずれかと、それ以外のジャンルの文章の2題が出題されます。評論文あるいは随筆は文章が長いため、素早い読解が必要です。古文は基本文法を問う問題となっているため、時間をかけないようにしましょう。

 

数学の試験傾向と対策

大問3題構成となります。前期A日程で「数学I・A・II・B（数列・ベクトル）」を選択した場合と、前期B日程・後期は文系学部と共通です。幅広い範囲が出題されます。計算量が多いため、時間配分が重要です。数学Ⅲを含む場合は、大問3で数学Ⅲが出題されます。複素数平面あるいは微積が頻出傾向にあり、難関大学レベルになることもあります。まずは教科書の内容を理解し、過去問演習を繰り返しましょう。

 

英語の試験傾向と対策

大問7題で会話文や英作文、長文読解など満遍なく問う出題形式となっています。時間内に解答するスピードと、苦手分野をなくすことが重要です。文法含め、基本的な英語力を身に付けましょう。出題構成に傾向があるため、過去問演習が有効です。

 

地歴公民の試験傾向と対策

日本史：大問4問です。各時代の政治・経済・外交・文化などの問題が出題されます。時代の流れや関連する分野も視野に入れながら、教科書の内容を偏りなく身に付けましょう。

 

世界史：大問2問です。ヨーロッパ史を中心とした欧米史と、中国史や前近代のアジア・アフリカ史が出題されます。苦手分野をつくらないようにしましょう。年号を問う問題もあります。教科書の知識は確実に解答できるようにすることが重要です。

 

地理：大問3題です。地形図や地域の特徴を問う問題が出題されます。語句や図表の選択問題が中心となっています。関連知識が問われる場合もあるため、教科書と資料集を用いて幅広く学習しましょう。過去問で問題に慣れることも必要です。

 

政治経済：大問3題です。財政や金融、日本経済の動向などを中心に出題されます。時事問題が難問になる傾向にあります。教科書のみならず、関連書籍や新聞などで対策を行いましょう。

 

理科の試験傾向と対策

物理：大問3題です。力学・電磁気と、熱力学あるいは波動から出題されます。教科書の内容が中心となっているため、基礎を固めましょう。グラフを用いた問題も多いですが、丁寧な誘導があるため標準レベルといえるでしょう。

 

化学：大問3～4題です。教科書の幅広い内容と考察力が問われます。応用問題もあるため、知識のみならず、理由や過程など根本的な理解をするようにしましょう。問題数にばらつきがあるため、過去問演習で問題に慣れることも重要です。

 

生物：大問4～5題です。遺伝・光合成・免疫などが頻出となっています。問題数が多く、計算問題や思考力を問う実験問題があるため、時間配分に注意しましょう。

 

 

近畿大学建築学部基本情報

公式サイト

近畿大学建築学部：https://www.kindai.ac.jp/architecture/

 

基本情報

創立年

2011年

生徒数

1,191人（2021年05月時点）

教育理念

”守り育てる建築”を目指して

 

引用元：近畿大学建築学部　教育理念

 

近畿大学建築学部の特徴

近畿大学建築学部は理工学部建築科を前身として、2011年に設置されました。学科は建築学科の1学科制です。実学に基づき、「つくる」だけではなく「守る」「育てる」ことを考える視野の広い人材を育成しています。文系・理系を問わない入試形式・学習プログラムが特徴です。1年次は実習科目でスケッチや製図など建築学の基礎を学び、2年次から2つのコースに分かれます。3年次からはさらにそれぞれ2つの専攻に分かれ、後期には研究室に所属します。一級建築士の合格者数が多いことも特徴です。
教員が建築業界を中心に年間約100社の動向やスケジュールを調査して学生にフィードバックするなど、就職支援も厚く行っています。3年次にはインターンシップも可能となっており、建築学部対象の就職説明会も開催しています。卒業後の進路としては、住宅メーカーやゼネコン、不動産業の他、進学者も多数です。

 

 

近畿大学建築学部キャンパス情報

東大阪キャンパス

学部：情報学部・法学部・経済学部・経営学部・理工学部・建築学部・薬学部・文芸学部・総合社会学部・国際学部
住所：〒577-8502 大阪府東大阪市小若江3丁目4の1

 

 

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