日本大学法学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策

※本記事は2022年2月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

日本大学法学部に合格するための受験対策

偏差値・難易度

日本大学法学部の偏差値は、学科ごとに47.5~57.5程度と幅広くなっています。共通テストでは7割以上の得点が合格の目安となります。法学部の中で最も偏差値が高いのは新聞学科となっています。

 

入試の特徴と勉強のポイント

日本大学法学部の一般選抜は、A個別方式とN全学統一方式、C共通テスト利用方式があり、ここではA個別方式について説明します。A個別方式では第1期と第2期どちらも国語・外国語が必須科目となり、地歴公民・数学から1科目選択となっています。各科目の配点は100点です。第2期では各科目の得点を標準化得点に換算し、最高得点科目を2倍にして他の2科目と併せて合否判定が行われます。第3期では筆記試験が行われ、論理的思考力、資料読解力、基礎学力等が問われます。全体的に標準レベルの問題が出題されるため、教科書レベルの基礎は必ず身につけておきましょう。

 

 

日本大学法学部の科目別傾向と対策

国語の試験傾向と対策

[A個別方式]
国語は例年大問3題で構成され、マーク式と記述式で出題されます。現代文2題と古文1題となっており、難易度は標準レベルです。現代文は評論文が出題される傾向にあり、内容説明や漢字問題、空欄補充問題などが出題されます。古文は基本文法と単語を優先的に勉強しておきましょう。

数学の試験傾向と対策

[A個別方式]
数学は例年大問4題で構成され、全てマーク式で出題されます。難易度は教科書レベルですが問題数が多く、試験時間に余裕はありません。全分野から満遍なく出題されますが、中でも微分積分は頻出となっています。基本事項は徹底的に理解しておきましょう。時間配分を意識しながら、過去問に取り組みましょう。

英語の試験傾向と対策

[A個別方式]
英語は例年大問7題で構成され、解答形式は全てマーク式で、長文読解、文法・語彙、会話文など幅広い分野から出題されます。難易度は標準レベルですが問題量が多く、試験時間に余裕はありません。長文読解ではスピードを意識しながら、内容を正確に読み取る必要があります。会話文は、状況把握力が問われる問題です。基本的な会話表現は身につけておきましょう。近年出題形式が同じであるため、必ず過去問に取り組んでおきましょう。

地歴公民の試験傾向と対策

[A個別方式]
日本史:例年大問4〜5題で構成され、全てマーク式で出題されます。難易度は標準レベルなので、教科書の内容をしっかり覚えておきましょう。古代から近代まで満遍なく出題されていますが、史料問題が頻出となっています。語句の暗記だけでなく、時代の流れも理解しておきましょう。

 

世界史:例年大問4〜5題で構成され、全てマーク式で出題されます。難易度は標準レベルなので、教科書の内容をしっかり覚え、時代の流れを理解しておきましょう。出題範囲が広いため、苦手分野を作らないような勉強が必要です。年表や地図を用いた設問もあります。国や地域の位置関係を押さえておきましょう。

 

地理:全てマーク式で出題されます。教科書レベルの基本問題が中心なので、教科書の内容をしっかり覚えておきましょう。グラフや資料を扱う問題も出題されます。過去問を分析し、類似問題に取り組みましょう。時事問題が出題される傾向にあるため、普段からニュースや新聞で情報を入手しておきましょう。

 

政治・経済:例年大問4題で構成され、解答形式は全てマーク式で、全体的に標準レベルの問題ですが、やや難しい問題も含まれます。空欄補充、選択、正誤問題形式で出題され、中でも正誤問題が多くなっています。グラフを用いた問題が頻出のため、基本事項を押さえ過去問や類似問題に取り組みましょう。

 

 

日本大学法学部基本情報

公式サイト

日本大学法学部:https://www.law.nihon-u.ac.jp/

 

基本情報

創立年

1889年

生徒数

7,326人(2021年05月時点)

教育理念

1. 学部の教育研究上の目的
法律の知識を基礎として,高水準の実践的な専門教育と国際的教養人としての教養教育に努め,高い倫理観と優れた人格を備えた法律的なものの考え方ができる人材を養成する。また,高度な職業意識と専門的な能力を兼ね備えた人材を養成する。

 

引用元:教育と研究のミッション・三つの方針

 

日本大学法学部の特徴

日本大学法学部は1889年に設立された130年以上の歴史を有する学部で、専門性を持った5学科で構成されています。総合大学であることを活かし、法学部以外の学部の授業を履修することが可能な「相互履修制度」を積極的に取り入れています。3・4年生で所属するゼミナールでは学科に関わらず自分の興味のあるゼミナールを選択することができ、少人数の共同研究を通してより深い研究を行うことが可能です。また、資格取得を支援する独自のサポート体制があり、難関国家資格等の合格を目指す学生のために、6つの研究室が設けられているのも特徴の一つです。

 

 

日本大学法学部キャンパス情報

神田三崎町キャンパス

学部:法学部
住所:〒101-8375 東京都千代田区神田三崎町2丁目3の1

 

 

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