琉球大学教育学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策

※本記事は2022年3月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

琉球大学教育学部に合格するための受験対策

偏差値・難易度

教育学部の偏差値は選考により異なりますが45~50程度で、琉球大学では標準的なレベルの学部になります。共通テストの得点率としては5~6割程度が合格の目安となり、中学校教育コース教科教育専攻英語教育専修の偏差値が最も高くなっています。

入試の特徴・合格するための勉強のポイント

琉球大学教育学部の入試問題は基本~標準レベルの出題となります。中学校教育コースの音楽教育専修と美術教育専修では、実技試験や筆記試験も課されるので入試要項や過去問を確認し、しっかり対策を行いましょう。

 

琉球大学教育学部の科目別傾向と対策

国語の試験傾向と対策

問題のレベルは標準的となりますが、時間配分には注意が必要です。例年大問4題構成で、特徴としては現代文2題のうち1題は小説から出題されます。教科書を中心に漢字や文法など基礎をしっかりと身につけ、過去問演習でペース配分をつかむ練習を行いましょう。

数学の試験傾向と対策

《文系数学》
基本~標準レベルの問題が出題されます。例年大問2題構成で解答形式は記述式となります。問題数が少なく1つのミスが致命的となるため、丁寧に解答しケアレスミスをしないよう心がけましょう。また微積分、ベクトルは頻出なので過去問演習で出題形式に慣れておく必要があります。

《理系数学》
基本~標準レベルの問題が出題され、解答形式は全問記述式となります。微積分、確率、数列が頻出なので重点的に学習しましょう。教科書を中心に基礎知識と方程式をしっかり身につけ、演習を繰り返して応用問題の解法なども確認しておくことが重要です。証明問題も出題されることがあるため、過去問演習で出題形式に慣れておきましょう。

英語の試験傾向と対策

長文読解問題、会話文問題、英作文問題が出題され、解答形式は選択式と記述式の併用となります。単語や文法など基礎をしっかりと固め、読解力と語彙力を養いましょう。英作文は書くことに慣れていなければ対応できないので、参考書や過去問演習を活用し添削指導を受けながら記述力の向上を目指しましょう。
※人文社会学部・国際地域創造学部・医学部と同様

理科の試験傾向と対策

物理:力学と電磁気は頻出なので優先的な学習が必要です。波動や熱力学も小問集合で出題されますので、参考書や過去問で演習を重ねましょう。
化学:難易度は標準的で、解答形式は選択式と記述式の併用となります。理論化学が頻出で、構造式・化学式の記述問題や論述問題も出題されるので、過去問演習で出題形式に慣れておきましょう。
生物:教科書を中心に基礎知識を正確に身につけ、内容に対して深い理解が求められます。論述問題は難度が高めなので、早めの対策が必要になります。
※理学部・医学部・農学部と同様

小論文の傾向と対策

文章を正確に読んで要点を掴んだうえで内容説明や自分の意見を書かされる課題文型、与えられたテーマに沿って条件などに注意しつつ自分の意見を述べるテーマ型などが出題されます。小論文の参考書を確認し、添削指導を受けつつ記述力を養いましょう。

面接の傾向と対策

面接時間15分程度の個人面接、もしくは制限時間30分程度のグループ討論となります。志望理由や将来の夢などの質問が課されますので、ある程度の答えを準備しておき冷静に回答できるよう模擬面接を行うと良いでしょう。グループ討論対策として、家族や友人の協力を得ながら様々なテーマについて話し合う訓練を行うとよいでしょう。試験当日は落ち着いて相手の意見もしっかり聞きくようにしましょう。

 

琉球大学教育学部基本情報

公式サイト

琉球大学教育学部:https://www.edu.u-ryukyu.ac.jp/

基本情報

創立年

1950年

生徒数

610人(2021年05月時点)

教育理念

教育学部は、沖縄唯一の教員養成学部として、教職教養、市民的教養、教科等に関する深い理解を基盤に、小学校、中学校、特別支援学校等さまざまな教育現場が抱える多様な課題、また島しょ的地域特性や平和共生等沖縄ならではの教育課題と誠実に向き合い、協働しつつ学び続けることができる教師や教育分野の専門家の養成を目的としています。

引用元:教育理念・教育目標

琉球大学教育学部の特徴

琉球大学教育学部は1950年(昭和25年)に設置され、「小学校教育」「中学校教育」「特別支援教育」の3つの教育コースからなる学部です。それぞれのコースに分かれて専門的な内容を学んでいきますが、卒業単位以上の科目履修により小~高校などの複数の教員免許状を取得することが可能です。1年次では教職体験Ⅰや介護体験指導、2年次では教職体験Ⅱや介護等体験、そして3年次には附属学校実習があります。さらに4年次では教職実戦演習が用意されており、4年間を通してたくさんの現場体験を積めることが特徴となります。卒業後は、学校教員、公務員、琉球放送㈱など様々な分野・業種への就職が可能です。

 

琉球大学教育学部キャンパス情報

千原キャンパス

学部:人文社会学部・国際地域創造学部・教育学部・理学部・工学部・農学部
住所:〒903-0213 沖縄県中頭郡西原町字千原1

 

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