琉球大学医学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策

※本記事は2022年3月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

琉球大学医学部に合格するための受験対策

偏差値・難易度

医学部の偏差値は医学科で65程度と高く、共通テストの得点率は8割程度が合格の目安となります。琉球大学では最も難度の高い学科になります。保健学科は偏差値が50程度、共通テストの得点率は6割程度で標準的なレベルとなります。

入試の特徴・合格するための勉強のポイント

琉球大学医学部の入試は全科目標準的なレベルの出題がほとんどになります。基本問題は確実に得点できるよう演習を重ねましょう。医学科は、科目による配点の差が無いため苦手科目を作らないよう幅広く学習することが重要です。保健学科は理科の配点が高くなっているため重点的に学習しましょう。

 

琉球大学医学部の科目別傾向と対策

数学の試験傾向と対策

基本~標準レベルの問題が出題され、解答形式は全問記述式となります。微積分、確率、数列が頻出なので重点的に学習しましょう。教科書を中心に基礎知識と方程式をしっかり身につけ、演習を繰り返して応用問題の解法なども確認しておくことが重要です。証明問題も出題されることがあるため、過去問演習で出題形式に慣れておきましょう。
※理学部・工学部と同様

英語の試験傾向と対策

長文読解問題、会話文問題、英作文問題が出題され、解答形式は選択式と記述式の併用となります。単語や文法など基礎をしっかりと固め、読解力と語彙力を養いましょう。英作文は書くことに慣れていなければ対応できないので、参考書や過去問演習を活用し添削指導を受けながら記述力の向上を目指しましょう。
※人文社会学部・国際地域創造学部・教育学部と同様

理科の試験傾向と対策

物理:力学と電磁気は頻出なので優先的な学習が必要です。波動や熱力学も小問集合で出題されますので、参考書や過去問で演習を重ねましょう。
化学:難易度は標準的で、解答形式は選択式と記述式の併用となります。理論化学が頻出で、構造式・化学式の記述問題や論述問題も出題されるので、過去問演習で出題形式に慣れておきましょう。
生物:教科書を中心に基礎知識を正確に身につけ、内容に対して深い理解が求められます。論述問題は難度が高めなので、早めの対策が必要になります。
※教育学部・理学部・農学部と同様

小論文の傾向と対策

医学科:思考力や独創性、表現力などが試されます。小論文の参考書を確認しながら、英文を読み日本語で自分の意見を論述する訓練を行いましょう。また、添削指導を受けたり普段から医療関連のニュースには関心を持つようにすると良いでしょう。

面接の傾向と対策

面接官3人の個人面接で、時間は10分程度です。志望理由や高校での部活動など、よく質問される内容についてはあらかじめ答えを準備しておき、内容は簡潔にまとめて落ち着いて回答することを心がけましょう。

 

琉球大学医学部基本情報

公式サイト

琉球大学医学部:http://www.grs.u-ryukyu.ac.jp/

基本情報

創立年

1979年

生徒数

967人(2021年05月時点)

教育理念

 琉球大学医学部は、医学と保健学に関する専門の知識と技術を修得し、高い倫理性を身につけ、医学・医療の進歩や社会的課題に柔軟に対応しうる医師、保健・医療従事者を育成することを基本目的としています。

加えて、沖縄県の置かれた自然的、地理的及び歴史的特性をふまえ、島嶼環境に由来する困難な地域保健医療の充実や地域特性に根ざした医学・医療の課題解決に努めると共に、アジア・南太平洋地域を中心とする南に開かれた国際性豊かな医学部を目指しています。

引用元:医学部概要

琉球大学医学部の特徴

琉球大学医学部は1979年(昭和54年)に設置された「医学科」と「保健学科」からなる2学科制の学部です。学生指導や修学相談、演習や臨床実習の企画・実施などの医学教育全般に関する業務を遂行するため「医学教育企画室」を設置しており、さまざまな面で学生をサポートする体制が整っています。医学科では地域枠として沖縄県出身の学生を受け入れ、離島地域病院実習を含む地域医療教育と、国際医療現場で活躍できる人材を養成するため海外での臨床実習に力を入れています。保健学科は「看護」「検査技術」の2コースからなり、沖縄県が抱える特有の健康課題を理解し、課題解決に向けて実践力のある人材を養成するため、早い時期から地域の病院や施設などで積極的に研修を行うカリキュラムが導入されています。

琉球大学医学部キャンパス情報

上原キャンパス

学部:医学部
住所:〒903-0215 沖縄県中頭郡西原町字上原207

 

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