横浜国立大学都市科学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策

※本記事は2022年3月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

横浜国立大学都市科学部に合格するための受験対策

偏差値・難易度

横浜国立大学都市科学部の偏差値は学科によって異なりますが、55.0~65.0程度です。共通テストでは、7割~8割以上得点することが合格への目安です。建築学科の難度が高い傾向にあります。

入試の特徴・合格するための勉強のポイント

横浜国立大学都市科学部の入学者の選抜は、大学共通テストの成績と個別学力検査(実技・面接・調査書・自己推薦書)を総合して行います。都市社会共生学科の前期は共通テスト900点、小論文500点、後期は共通テスト900点、面接200点の配点となります。建築学科・都市基盤学科の前期は共通テスト900点、個別学力試験1200点(数学450点、理科450点、外国語300点)、後期は共通テスト650点、個別学力試験900点(数学450点、理科450点)の配点となります。環境リスク共生学科の前期は共通テスト900点、個別学力試験1200点(数学450点、理科450点、外国語300点)、後期は共通テスト1100点、個別学力試験650点(数学450点、小論文200点)の配点となります。全体的な難易度は標準レベルのため、どの科目においても教科書や参考書をしっかり読みこみ、基礎をしっかり身につけましょう。都市社会共生学科の前期、環境リスク共生学科の後期では小論文が出題されます。参考書を活用し、小論文の書き方をマスターしておきましょう。都市社会共生学科の後期では面接があるため、家族や先生などに協力してもらい、面接の対策をしておきましょう。

 

横浜国立大学都市科学部の科目別傾向と対策

数学の試験傾向と対策

理系数学:大問5題構成で、難度はやや高い傾向にあります。計算問題が多く出題されるため、演習問題や過去問を繰り返し解き、解答スピードと計算力を高める学習をしましょう。また、微分積分、空間ベクトル、確率が頻出なので、確実に解けるよう対策が必要です。※理工学部・都市科学部と同様

英語の試験傾向と対策

試験時間は90分で、長文2題、会話文1題、英作文1題の4題構成です。解答形式は記述式となっています。内容を説明する問題が多く出題されるため、読解力と、求められていることを説明できる記述力を養いましょう。また、記述量が多いため、演習問題や過去問を数多くこなし、解答スピードと基礎知識を高める学習をしておくといでしょう。※経済学部・経営学部・理工学部・都市科学部と同様

理科の試験傾向と対策

物理:大問3題構成で力学、電磁気、波動、熱力学が出題傾向にあります。また、問題のボリュームが多く、計算問題が中心のため、早く正確な計算処理能力が求められます。演習問題や過去問を繰り返し解き、計算問題に慣れておきましょう。

化学:大問3題構成で理論、無機、有機の知識問題や計算問題を中心に出題されます。教科書レベルの問題が中心です。そのため、教科書をしっかりと読み込んで基礎知識を身に付けておきましょう。

生物:大問数3~4題構成で、教科書レベルの問題が中心です。しかし、文字制限が40~80字程度の短めのものから200字超の長めの論述問題が出題される傾向があります。対策として、教科書を読みこむだけでなく、要点を押さえた簡潔な文章を書けるようにしておきましょう。
※理工学部・都市科学部と同様

横浜国立大学都市科学部基本情報

公式サイト

横浜国立大学都市科学部:https://www.cus.ynu.ac.jp/

基本情報

創立年

2017年

生徒数

1,037 人(2021年5月1日時点)

教育理念

都市科学部の教育理念は、国際都市=横浜・神奈川地域に立脚して、グローバル化に積極的に対応し「国際性」)、スタジオ教育等を通じた「実践」的取組みと、イノベーションにつながる教育の「先進」的取組みを進め、大都市をフィールドにして世界と日本、社会に「開放」された教育を目指している。
引用元:教育理念・目標

横浜国立大学都市科学部の特徴

横浜国立大学都市科学部は2017年に設立された文理融合の学部です。「都市社会共生学科」「建築学科」「都市基盤学科」「環境リスク共生学科」の 4つの学科で構成されています。「都市社会共生学科」は社会分析、海外研究、社会文化批評、文化創成の四領域を軸にカリキュラムが構成されており、グローバル・ローカルにわたる幅広い知識と実践力を身につけることができます。「建築学科」では創造的な建築や都市環境・まちづくりを学びます。「都市基盤学科」では土木工学を軸として、人々の暮らしに欠かせない都市の基盤施設に関わる技術やデザイン、政策決定、マネジメントなどを学びます。「環境リスク共生学科」では自然環境、社会環境のリスクに関わる基本原理を理解し、持続可能な都市づくりを学びます。
都市社会共生学科は社会調査士、建築学科は一級・二級建築士受験資格、都市基盤学科は測量士補、技術士補、環境リスク共生学科は中学校、高校の教員免許(理科)が取得可能です。

 

横浜国立大学都市科学部キャンパス情報

キャンパス

学部:都市科学部
住所:〒240-8501 神奈川県横浜市保土ケ谷区常盤台79の6

 

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