弘前学院聖愛高等学校の高校入試情報・受験対策

※本記事は2022年8月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

弘前学院聖愛高等学校の受験対策

偏差値・難易度

弘前学院聖愛高等学校は、青森県弘前市にある偏差値47~50程度の私立の共学校です。例年、8割を超える生徒が進学しており、弘前大学や青森公立大学などの国公立大学や、青山学院大学、関西学院大学、明治学院大学などの私立大学への合格実績があります。

 

入試の特徴・勉強のポイント

弘前学院聖愛高等学校の入試は、「推薦入学試験」と「一般入学試験」の2種類あります。「推薦入学試験」では面接、「一般入学試験」では国語・数学・英語・理科・社会の学力試験と面接が課されます。過去の入試問題と解説は、公式HPに掲載されているため必ず取り組み、出題傾向や問題形式を把握しておきましょう。また、面接では「志望理由」や「中学校で頑張ったこと」などよく聞かれる質問を想定した面接の練習を行うことが大切です。

 

 

弘前学院聖愛高等学校の入試情報

入試科目・配点

【推薦入学試験】

〇募集人員:特に定めない(すべての入試で男女をあわせて320名とする)
〇試験内容:面接
〇選考方法:調査書及び面接の結果に基づき総合的に判断する。

 

【一般入学試験】

〇募集人員:特に定めない(すべての入試で男女をあわせて320名とする)
〇試験内容:国語(50分)・英語(50分)・数学(45分)・社会(45分)・理科(45分)、面接
〇選考方法:調査書、学科試験の結果に基づき総合的に判断する。なお、特別進学コースを希望して不合格になった者が、総合進学コースで合格することもある。

 

参照:2022年度 聖愛高等学校 募集要項

 

 

弘前学院聖愛高等学校の科目別傾向と対策

数学の傾向と対策

試験時間45分の大問5題構成です。大問1は小問集合で配点が40点程度と高く、計算や因数分解、関数、方程式、図形問題など幅広い分野から出題されています。大問2以降は確率や図形、関数などが頻出となります。教科書に載っている問題は全て解けるようになり、複数年分の過去問演習で出題傾向や形式を把握しておきましょう。

 

国語の傾向と対策

試験時間50分で、放送による聞き取りテスト1題、漢字の読み書き問題1題、古典問題1題、小説・論説文の読解問題2題の大問5題構成が続いています。解答形式は記述式とマーク式の併用です。漢字問題では、続け字や画数が異なるものは間違いとして認識されるため、日頃から一画一画丁寧に書くくせを身につけておきましょう。読解問題の対策として、様々な文章の読解問題に数多く取り組み、速読力と読解力を身につけておくことが大切です。

 

英語の傾向と対策

試験時間50分で、放送による聞き取りテスト1題、並び替え問題1題、会話文・長文読解問題2題の大問4題構成です。解答形式は記述式とマーク式の併用となります。聞き取りテストの対策として、英文の音読やリスニングに取り組み、英文を聞くことに慣れておきましょう。また、長文読解問題の配点が40点程度と高くなっているため、単語や熟語、文法をしっかり定着させた上で様々な読解問題や過去問に挑戦することが大切です。

 

理科の傾向と対策

試験時間45分で大問11~12題構成が続いていましたが、2022年度では大問6題構成となり設問数も減少しました。生物・地学・化学・物理の4分野から幅広く出題されるため、各分野ともバランスよく学習し、苦手分野を作らないようにすることが大切です。また、解答形式はマーク式が大半を占めていますが、一部計算問題も含まれるため、計算問題への対策も必要となります。

 

社会の傾向と対策

試験時間45分で、大問7~8題構成です。地理・歴史・公民の各分野から出題されるため、バランスよく学習しましょう。解答形式は記述式とマーク式の併用となります。マーク式では適切でないものを選ばせる問題が多いため、問題文と設問文を丁寧に読み、選択ミスをしないよう注意が必要です。また、地図や資料の読み取り問題も出題されるため、教科書だけでなく地図帳や資料集にも目を通しておくことが大切です。

 

 

弘前学院聖愛高等学校基本情報

公式サイト

弘前学院聖愛高等学校:https://seiai.ed.jp/

 

基本情報

創立年

1889年

弘前学院聖愛高等学校 所在地情報

〒036-8144 青森県弘前市大字原ケ平山元112-21

教育理念

教育目的

キリスト教主義に基づき、教育基本法の趣旨にのっとり、世界の平和と人類の福祉に貢献しうる健全な人間を育成することを目的とする。

 

引用元:弘前学院聖愛中学高等学校|聖愛高等学校について

 

高校の特徴

弘前学院聖愛高等学校は、キリスト教プロテスタント主義の学校で、「礼拝」「授業」「宗教行事」を三本柱とした学校教育を実践しています。「総合進学コース」と「特別進学コース」が設置されており、将来の夢や目標に応じて選択することができます。「総合進学コース」では、1年次に全生徒が共通カリキュラムで基礎力の定着を図り、2年次以降は総合クラス・文系進学クラス・理系進学クラスに分かれて学習を行います。勉強だけではなく、部活動やボランティアなど課外活動にも積極的に取り組むことができます。「特別進学コース」は国公立大学・難関私立大学への合格を目指すコースで、主体的な学習の推進により、知識力・論理的思考力・表現力等などを養います。また、2年次より文系クラス・理系クラスに分かれ、多くの選択科目の中から自分の学びたい科目を学ぶことが可能となっています。

 

 

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