同志社国際高等学校の高校入試情報・受験対策

※2022年12月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

同志社国際高等学校の受験対策

偏差値・難易度

同志社国際高等学校は、京都府京田辺市にある併設型の中高一貫校です。男女共学で、偏差値は69程度となります。推薦制度を利用して、卒業生の90%以上が同志社大学、同志社女子大学へ進学している他、神戸大学や早稲田大学などの国公・私立大学、海外大学への合格実績もあります。

入試の特徴・勉強のポイント

同志社国際高等学校の入試は、帰国生徒入試と国内一般生徒入試の大きく2種類となります。さらに、帰国生徒入試は、特別推薦入試(条件A・B)、A選考、B選考、国内一般生徒入試では推薦入試とG選考(専願・併願入試)、と複数の選考に分かれており、選考によって出願資格や試験内容などが異なります。また、募集人員は、帰国生が約90名、国内生が約45名となり、帰国生の募集が多いことが特徴です。必ず募集要項を確認し、自分に合った選考方法で受験しましょう。

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同志社国際高等学校の入試情報

入試科目・配点

【帰国生徒入試】

《特別推薦入試》

〇条件A:優れた語学力を持つ者

・語学資格

・書類審査

・自己推薦書

・面接

 

〇条件B:中学校での成績が優秀な者

・成績資格

・書類審査

・自己推薦書

・面接

 

〈選考の流れ〉

・第1次選考:資格確認および書類審査

・第2次選考:個人面接(第1次選考合格者のみ)

保護者(不可能な場合は、保護者代理人)同伴で、日本語で行う。

 

※「帰国生徒入試」を受験する場合は、「帰国生徒」としての条件を満たしている必要があります。

 

《A選考》

・小論文(海外生活で習得した言語/日本語以外)

・書類審査

・面接:保護者(不可能な場合は、保護者代理人)同伴で、日本語で行う。

 

《B選考》

・教科試験:3教科(国語・数学・英語)

(各50分/各100点)

【国内一般生徒入試】

《推薦入試》

・成績資格

・書類審査

・面接

・学力調査:5教科(国語・数学・理科・社会・英語)

※事前に「推薦入試希望用紙」の提出が必要

 

《G選考(専願入試)》

・教科試験:5教科(国語・数学・理科・社会・英語)

(各50分/各100点)

・報告書(調査書)の成績

 

《G選考(併願入試)》

・教科試験:5教科(国語・数学・理科・社会・英語)

(各50分/各100点)

参照:2023年度 募集要項 同志社国際高等学校

 

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同志社国際高等学校の科目別傾向と対策

小論文の傾向と対策

海外生活で習得した外国語(在住国または在籍学校で日常使用されていた言語)を用いて、当日出題されたテーマについて記述します。テーマは2言語(英語・日本語)で出題されますが、小論文に日本語の使用は認められていません。様々なテーマで文章を書く練習を行い、記述力や表現力などを養いましょう。

数学の傾向と対策

《2022年度入試》

試験時間50分の、大問5題構成です。問題構成は帰国生徒・国内一般生徒入試ともほぼ同じで、大問1が計算問題で、大問2以降は確率や関数、図形問題などが出題されます。中でも図形問題が多く、設問内容は点の移動や辺の長さ、面積、体積など多岐にわたります。基礎をしっかりと身に付け、計算力を養い、複数年分の過去問で出題傾向や形式を把握しておきましょう。

国語の傾向と対策

《2022年度入試》

試験時間50分の、大問3題構成です。問題構成は帰国生徒・国内一般生徒入試ともほぼ同じで、長文読解問題(小説的文章・論説的文章)2題と古文1題が出題されます。長文読解の中に漢字の読み書き問題や、ことばの正しい意味、単語の活用などの語彙問題が含まれているため、しっかりと対策を行いましょう。複数年分の過去問に取り組み、出題形式や傾向に慣れておくことが大切です。

英語の傾向と対策

《2022年度入試》

試験時間50分の、大問7題構成です。問題構成は帰国生徒・国内一般生徒入試ともほぼ同じで、読解問題2題、会話文1題、語彙問題などが出題されます。単語や文法、イディオムなどの知識をしっかりと身に付けて、多くの読解問題に取り組み、速読力や精読力を養いましょう。複数年分の過去問に取り組み、出題形式や傾向を把握しておくことも大切です。

理科の傾向と対策

《2022年度入試》

試験時間50分の、大問4題構成です。物理・化学・生物・地学の各分野から出題されます。どの分野もバランスよく学習し、苦手分野を作らないようにしましょう。計算や選択、語句解答、説明記述などが出題され、選択問題でも選んだ理由を記述する問題が出されます。基礎知識をしっかりと身に付け、計算力を養い、記述問題の対策にも取り組みましょう。

社会の傾向と対策

《2022年度入試》

試験時間50分の、大問5題構成です。地理・歴史・公民の各分野から出題されますが、歴史・公民分野からの問題が頻出です。地図やグラフ、写真などの資料を用いた問題も出されるため、教科書だけでなく資料集なども活用して学習しておくことが大切です。漢字で解答するように指示のある問題も含まれるため、語句を覚える際は、必ず漢字で覚えておきましょう。

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同志社国際高等学校基本情報

公式サイト

同志社国際高等学校:https://www.intnl.doshisha.ac.jp/

基本情報

創立年

1980年

同志社国際高等学校所在地情報

〒610-0321 京都府京田辺市多々羅都谷60-1

教育理念

「キリスト教主義」「自由主義」「国際主義」

引用:「良心」教育

高校の特徴

同志社国際高等学校は、キリスト教主義のもと、世界に目を向けた「良心」ある人材の育成に取り組んでいます。また、生徒の3分の2が帰国生徒、3分の1が国内一般生徒となっており、異なる文化や考え方を持つ相手との関わりの中で、互いの価値観の違いを認め合い、尊重する心を養うことができます。海外での学習状況に応じた習熟度別クラス編成や、多種多様な選択科目の設置により、興味・関心を深化・発展させる学習指導を実践しています。2年次には自然科学系・人文科学系のいずれかを選択することができます。

 

 

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