関西学院高等部の高校入試情報・受験対策

※本記事は2023年2月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

関西学院高等部の受験対策

偏差値・難易度

関西学院高等部は、兵庫県西宮市にある男女共学の私立中高一貫校です。偏差値は65程度で、2022年度の入試競争倍率は、A方式が1.89倍、B方式が1.92倍となります。既定の条件を満たし、面接試験を受けることで関西学院大学各学部へ進学することのできる推薦入学制度があり、多数の生徒がこの制度を利用しています。また、京都大学や神戸大学などの国公立大学や、早慶上智ICU、兵庫医科大学などの私立大学への合格実績もあります。

 

入試の特徴・勉強のポイント

関西学院高等部の入試は、A方式(一般入学試験)、B方式(自己推薦入学試験)、海外帰国生徒入学試験の3種類となります。試験内容は、A方式と海外帰国生徒入学試験が3教科と面接、B方式は作文と面接試験が課されます。英語の学科試験は、リスニング問題を含み、配点も国語と数学に比べて高くなっているため、重点的に学習することが大切です。また、A方式では、専願受験者の試験点数に加点する制度や志願種別に応じて選考基準に差を設ける制度などがあるため、募集要項の詳細を確認しておきましょう。

 

 

関西学院高等部の科目別傾向と対策

数学の傾向と対策

《2022年度》
大問8題構成で、大問1が計算問題、大問2が因数分解、大問3.4が方程式、大問5以降が単元ごとの問題となります。関数や場合の数、図形の証明などが出題されます。全体的に設問数は少ないため、計算ミスなどのケアレスミスをしないよう一つ一つ丁寧な解答を心がけましょう。証明問題では、採点者に分かりやすく簡潔に記述する練習を行うことが大切です。また、出題傾向や形式を把握するため、複数年分の過去問に取り組むと良いでしょう。

 

英語の傾向と対策

《2022年度》
大問7題構成で、長文読解2題、知識問題3題、自由英作文1題、リスニング1題となっています。長文読解問題の解答形式は、選択式のほか、日本語説明や並び替え、英文和訳、抜き出しなど多岐にわたります。知識問題では、適語補充や同じ意味を表す英文の選択、並び替えなどが出題されます。単語の意味や文法、イディオムなどの基礎知識をしっかりと身につけ、複数年分の過去問演習で出題傾向や形式を把握しましょう。自由英作文は、日本語での質問に対して30語以上の英語で答える問題となります。難しい文法は使わずに、基本の書き方を意識しながら、スペルミスなどのケアレスミスをしないよう丁寧な解答を心がけましょう。リスニングは英語のラジオやYoutubeなどを活用し、聞き取りの練習を行うことが大切です。

 

 

関西学院高等部基本情報

公式サイト

関西学院高等部:https://www.kwansei.ac.jp/hs/index.html

 

基本情報

創立年

1948年

関西学院高等部 所在地情報

〒662-8501 兵庫県西宮市上ケ原一番町1-155

教育理念

“Mastery for Service”

 

引用元:関西学院高等部|教育理念

 

高校の特徴

関西学院高等部は、伝統的に細かな校則の少ない極めて自由な校風であり、キリスト教を根幹とする教育を行うことで、自分の生活と行動を律する基準を持つ生徒を育てることを目指しています。また、文系・理系を超えて、バランス良く様々な分野の知識を身につけられるようにリベラルアーツ教育を推進しています。そのほか、アクティブ・ラーニング型授業や多彩な選択科目の設置など「主体的な学び」を展開しています。

 

 

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