高校入試情報・受験対策
東洋大学附属姫路高等学校の高校入試情報・受験対策
※本記事は2023年4月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。
東洋大学附属姫路高等学校の受験対策
偏差値・難易度
東洋大学附属姫路高等学校は、兵庫県姫路市にある併設型の私立中高一貫校です。男女共学で、偏差値はコースによって異なり、44~53程度となります。2023年度の入試競争倍率は、Sコースが1.09倍、Tコースが1.00倍となっています。また、高校3年間の学業成績・人物評価・英検などの資格等を総合的に判断したものを推薦条件として、東洋大学全学部全学科への進学に有利な推薦入学制度があります。
入試の特徴・勉強のポイント
東洋大学附属姫路高等学校の入試は、前期と後期の大きく2種類となります。前期は推薦入試と一般入試が実施され、どちらもSコース/Tコース共通の筆記試験(国語、英語、数学)が課されます。後期は一般入試のみで、前期と同じくSコース/Tコース共通の筆記試験(国語、英語、数学)で合否判定を行います。選考方法は、推薦入試が学科試験・調査書・推薦書の総合判定、一般入試が学科試験の合計点・調査書の評定・記載事項で判定します。また、一般入試の専願者は、学科試験の合計点に20点の加算があります。さらに、公式HPに入試説明会で解説された各教科の入試過去問の傾向についての動画が掲載されているため、学習の参考にすると良いでしょう。
東洋大学附属姫路高等学校の科目別傾向と対策
数学の傾向と対策
《2023年度》 試験時間50分で、大問5題構成となります。大問1が小問集合、大問2が方程式、大問3以降が応用問題となっており、小問集合の配点が全体の4~5割程度を占めています。小問集合は、基礎知識の定着を問う問題で、中学校で習う幅広い範囲から出題されます。新傾向として箱ひげ図とデータの活用に関する問題も含まれるため、しっかりと対策しておきましょう。方程式問題は、会話文形式で日常的な事象から関係性を見出し立式する力が問われます。計算力だけでなく、さまざまな文章から式を作る練習を行いましょう。応用問題では、関数や図形、場合の数と確率などが出題されます。苦手分野を作らないようにバランスよく学習することが大切です。また、減点の対象や不正解となるため、ルートの外し方や因数分解と方程式の解の答え方の違いなどにも気をつけましょう。出題傾向や形式を把握するために、複数年分の過去問に取り組むことも重要となります。
国語の傾向と対策
《2023年度》 試験時間50分で、大問3題構成となります。大問1が評論、大問2が小説、大問3が古文からの出題で、配点は大問1.2がそれぞれ40点程度、大問3が20点程度です。全体的な難易度は、標準レベルとなります。大問1の評論は、漢字(語彙力や同音異義語)、内容把握(言い換えや具体化、因果関係、指示内容、理由説明など)、全体把握(主語や要旨、本文の構成など)を問う問題が出題されます。大問2の小説は、漢字の読み取り、語彙(言葉の意味)、読解(状況や心情把握、人物像、指示内容、比喩、心象風景など)、全体把握(主語や要旨、本文の構成など)に関する問題となります。大問3の古文は、歴史的仮名遣いや重要単語(月の異名、方位、時刻など)、文法事項(係り結びの法則など)、文学史などが問われます。評論で3500字程度、小説で4500字程度の文章が出題されるため、日ごろから読書などを通して、精読力や速読力を養いましょう。複数年分の過去問演習で出題傾向や形式を把握しておくことも大切です。
英語の傾向と対策
《2023年度》 試験時間50分で、大問9題構成となります。大問1~6が知識問題で配点は25点程度、大問7~9が長文総合問題で配点は75点程度です。知識問題では、発音やアクセント、整序、文法、書き換えなど、さまざまな形式で知識の定着が問われます。毎日コツコツ学習し、基礎知識をしっかりと身につけましょう。大問7はチラシ文などの資料から情報を読み取る問題、大問8は対話文形式で、案内文などから下線部や代名詞が示すものを見つけたり、内容が一致する文を選択する問題、大問9が論説文から論旨を把握し、必要な情報を読み取る問題となります。日ごろから長文問題を解く際は、5W1Hや指示語が示す抽象的・具体的な内容を意識しながら読むことを心がけましょう。
東洋大学附属姫路高等学校基本情報
公式サイト
東洋大学附属姫路高等学校:https://www.toyo.ac.jp/ja-JP/himeji/sh/
基本情報
創立年
1962年
東洋大学附属姫路高等学校 所在地情報
〒671-2201 兵庫県姫路市書写1699
教育理念
校訓
自立・友情・英知
東洋大学の建学精神「諸学の基礎は哲学にあり」を基底にすえ、「自立、友情、英知」の校訓のもと、人間性豊かでたくましく生きる力と基礎力を身につけ、国際感覚を有する人間を育てる教育をめざしています。
高校の特徴
東洋大学附属姫路高等学校は、「自立、友情、英知」の校訓のもと、人間性豊かでたくましく生きる力と基礎力を身につけ、国際感覚を有する人間の育成に取り組んでいます。〈Sコース〉と〈Tコース〉の2コース制となっており、2年次・3年次は希望する進路別にさらに細分化したクラス編成が行われます。本質をめざして、「考えるを、学ぶ」ための哲学教育や、体力・精神力・規律を身につけるための書写登山など特色ある取り組みを実践しています。
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