久留米大学附設中学校の中学入試情報・受験対策

※本記事は2022年12月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

久留米大学附設中学校の受験対策

難易度

久留米大学附設中学校は、久留米市野中町にある併設型の私立中高一貫校です。男女共学で、偏差値70程度の九州トップクラスの進学校です。男子のみ学生寮が設置されているため県外からの受験も可能となっており、2022年度の入試競争倍率は3.01倍と高くなっています。また、難関国立大学の東京大学や医学部、難関私立大学への合格者を多数輩出しています。

 

入試の特徴・勉強のポイント

久留米大学附設中学校の入学試験は、国語・算数・社会・理科の4科目で実施されます。各科目の試験時間と配点は、国語・算数が各60分の各150点、社会・理科が各45分で各100点の合計500点満点となっています。各科目とも苦手分野を作らないようにバランスよく学習しましょう。国語では、作文や聞き取り問題を含む場合もあるため、別途対策が必要です。複数年分の過去問演習に取り組み、出題傾向や形式に慣れておきましょう。

 

 

久留米大学附設中学校の科目別傾向と対策

算数の傾向と対策

大問6題構成で近年難度があがっています。正確な情報処理力や計算のスピード力が必要です。典型問題と考える問題、表にまとめる問題が出題されます。典型問題は、時間をかけず正確に解答しましょう。試験時間が60分のため、時間をかける問題とそうでない問題の取捨選択が必須となります。過去問演習に取り組む際には、時間配分を意識しながら問題を解き、出題傾向や形式にも慣れておくことが大切です。

 

国語の傾向と対策

特徴として、「聞き取り」問題が出題されます。年度によって文章量は異なりますが3分以内で読める1000字程度の文章で、しっかりメモを取りながら集中して聞き取る必要があります。この「聞き取り」問題は、面接試験がなく「話す力」を直接試すことができないため「聞く・書く」という形で試験に取り入れられています。また、知識問題や長文読解も出題されます。知識問題は、毎日コツコツ勉強して、たくさんの知識を身につけておきましょう。読解問題では、読解スピードを意識しながら記述問題の対策をしておくことが大切です。

 

 

久留米大学附設中学校基本情報

公式サイト

久留米大学附設中学校:https://www.kurume-u.ac.jp/site/fusetsu/

 

基本情報

創立年

1969年

久留米大学附設中学校 所在地情報

〒839-0862 福岡県久留米市野中町20-2

教育理念

建学の精神

「国家社会に貢献しようとする、為他の気概をもった誠実・努力の人物の育成」

 

引用元:久留米大学ホームページ-建学の精神

 

中学校の特徴

久留米大学附設中学校は、教育方針を「豊かな人間性と優れた学力とを備えた人間を育成すること」とし、6ヶ年一貫教育の利点を活かしたカリキュラムを展開しています。また、発展的な課題や自由研究を行う夏休み作品展(中学1年、2年)や、集大成として卒業論文・制作など特色ある取り組みも行われています。

 

 

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