九州国際大学付属中学校の中学入試情報・受験対策

※本記事は2023年3月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

九州国際大学付属中学校の受験対策

難易度

九州国際大学付属中学校は、福岡県北九州市にある男女共学の併設型私立中高一貫校です。偏差値は55程度、2023年度の入試競争倍率は1.12倍となります。卒業後の進路は、系列の付属高校への進学のほか、小倉高校、東筑高校、福岡大学附属大濠高校、下関西高校、早稲田佐賀高校、北九州工業高等専門学校など県内外の各学校へ進学しています。

 

入試の特徴・勉強のポイント

九州国際大学付属中学校の入試は1日程のみで、5教科(国語・算数・社会・理科・英語)の筆記試験が課されます。試験時間と配点は、国語と算数が各50分の各100点、社会と理科が各30分の各50点、英語が20分の20点で、320点満点となります。苦手教科や分野を作らないようにバランスよく学習し、英語はリスニング問題も出題されるため、聞き取り練習をしっかりと行いましょう。また、公式HPに3年分の過去問が掲載されているため、基礎知識を身につけた後、過去問でアウトプットの練習を行うことが大切です。

 

 

九州国際大学付属中学校の入試情報

入試科目・配点

国語、算数(各50分/各100点)

社会、理科(各30分/各50点)

英語(20分/20点)

 

参照:令和5年度 生徒募集要項

 

 

九州国際大学付属中学校の科目別傾向と対策

算数の傾向と対策

例年、試験時間50分で、大問1が計算問題を含む小問集合、大問2以降が文章題や単元ごとの問題の大問6題構成となります。計算問題は、分数や小数を含む基本の問題となるため計算ミスなどのケアレスミスをしないよう丁寧な解答を心がけ、完答を目指しましょう。文章題や単元ごとの問題では、場合の数、速さ、図形(面積、体積、辺の長さ)、資料の平均、度数分布などが頻出となります。苦手分野を作らないようにバランスよく学習しましょう。

 

国語の傾向と対策

例年、試験時間50分で、読解問題2題(論説的文章・小説的文章)と知識問題1題の大問3題構成です。読解問題は、漢字の読み書きや、選択・抜き出し・説明記述式の設問による筆者の主張や登場人物の心情を読み取る問題が出題されます。読書や長文問題演習を通して、読解力や精読力、記述力などを養いましょう。知識問題では、ことわざや四字熟語、漢字の音読み・訓読み、慣用句などさまざまな問題が出題されます。毎日コツコツ学習し、ことばの知識を身につけ、完答を目指しましょう。

 

理科の傾向と対策

例年、試験時間30分で、大問4題構成となります。生物・化学・地学・物理の各分野からまんべんなく出題されます。植物や動物のからだのつくりと運動、水溶液の性質とはたらき、物の燃え方と空気、月や星の動き 、天気の変化、磁石、電気、てこのはたらきなど、出題範囲は多岐にわたります。苦手分野を作らないようにバランスよく学習しましょう。複数年分の過去問演習で、出題傾向や形式に慣れておくことも大切です。

 

社会の傾向と対策

例年、試験時間30分で、地理・歴史・公民からそれぞれ1題ずつの大問3題構成となります。地理分野は日本地理(県庁所在地、気候・農業・漁業、災害)と世界地理(国名、人口、赤道)、歴史分野は古代~現代の歴史的建造物や歴史上の人物のはたらき、公民は日本国憲法や選挙に関する問題が出題されます。出題範囲が幅広いため、苦手分野を作らないようにバランスよく学習することが大切です。また、写真や図表、グラフ、地図などの資料が頻出となるため、教科書だけでなく資料集や地図帳、年表などにも目を通しておきましょう。

 

英語の傾向と対策

例年、試験時間20分で、大問5題構成となります。大問1はリスニングで、問題は2問、それぞれ4~6セクションに分かれており、英文は2回ずつ放送されます。リスニングCDやYoutubeなどを活用し、英文を聞き取ることに慣れておきましょう。大問2~4では、単語の穴埋めや並び替え、適語補充などの知識問題が出題されます。大問5は、短い文章の内容理解問題で、適語補充や、文章内の質問に対して日本語で答える問題となります。単語の意味やスペルなどの基礎知識をしっかりと身につけた上で過去問に取り組み、出題傾向や形式を把握しておきましょう。

 

 

九州国際大学付属中学校基本情報

公式サイト

九州国際大学付属中学校:https://www.959j.kif.ed.jp/

 

基本情報

創立年

2000年

九州国際大学付属中学校 所在地情報

〒805-0002 福岡県北九州市八幡東区枝光5丁目9-1

教育理念

人生はいつも 新しき挑戦の連続 そして 未見の我の発見の旅

 

引用元:教育目標 – 九州国際大学付属中学校

 

中学校の特徴

九州国際大学付属中学校は、「K点突破」を合言葉に、「未見の我」を発見できるよう指導を行っています。1年次は2人担任制となっており、中学生活にスムーズに入っていけるようきめ細かなサポートを実施しています。「高校入試」を大切な節目としているため、高校自由選択制を採用しています(付属高校への進学は受験をすれば原則保障されます)。入試に必要な力を身につけるため、定期考査で実施する「ACT(アクティブ・トライ)」と各学期末に実施する「PET(パーフェクト・トライ)」という2つのテストを設定しています。その他、命の尊さを学ぶための〈AED講習会〉や、心身の鍛錬、仲間意識高揚を図るための〈北九ウォーク〉など特色ある教育活動を展開しています。

 

 

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