中学入試情報・受験対策
広島市立広島中等教育学校の中学入試情報・受験対策
※本記事は2024年2月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。
広島市立広島中等教育学校の受験対策
難易度・偏差値
広島市立広島中等教育学校は、広島市安佐北区にある公立の中等教育学校です。男女共学で、偏差値は61程度となります。6年間をかけて系統的に進路探究を行い、京都大学や九州大学、広島大学、医学部医学科などの難関国立大学・難関学部への合格実績があります。
入試の特徴・勉強のポイント
広島市立広島中等教育学校の入試は教科ごとに分かれた試験ではなく、適性検査1・2と面接、志望理由書、調査書で選抜が行われます。適性検査はどちらも試験時間50分で、1は国語・社会が融合された問題、2は算数・理科が融合された問題となっています。各教科ともバランスよく学習し、出題形式や傾向を把握するためにも、必ず過去問に取り組んでおくことが大切です。
広島市立広島中等教育学校の入試情報
定員 | 120名
(内、調整措置によって学区外から入学できる定員は、入学定員の30%の範囲内の人数とする。) |
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応募学区 | 広島市内全域 |
出願資格 | 次のいずれかに該当する者が出願できる。 ア 令和6年3月に小学校若しくはこれに準ずる学校を卒業する見込みの者又は義務教育学校の前期課程を修了する見込みの者 イ 令和6年4月に中学校若しくはこれに準ずる学校の第1学年への入学対象となる者又は義務教育学校の後期課程に進級する見込みの者 ※学区外出願 学区外からの志願者は、出願前に、広島市教育委員会に必要書類を提出し、学区外出願許可を受けなければならない。ただし、出願時に保護者の住所が広島県内にあり、広島市立中等教育学校の通学区域に関する規則附則第2項の調整措置によって通学区域外から出願する者は、この手続きを必要としない。 |
実施期日 | 令和6年1月14日(日) |
選抜の方法 | 適性検査及び面接の結果並びに志望理由書及び小学校長等から提出される調査書を資料として、入学者の選抜を行う。 ア 適性検査1 テーマに基づいて、文章等で表現する。 イ 適性検査2 資料等をもとに、課題を解決する。 ※ 適性検査1・適性検査2の配点は、各100点とする。 ウ 面接 エ 志望理由書 オ 調査書 児童指導要録の取扱いに準じて記載されたもの。 |
合格者の決定 | ア 広島中等教育学校長は、広島中等教育学校長を委員長とする入学者選抜委員会を設置して、選抜を行う。 イ 広島中等教育学校長は、適性検査等の結果に基づき、志願者の意欲や適性等を総合的に判断して合格者を決定する。 |
合格者発表 | 令和6年1月18日(木)
午後1時30分に本校校内に掲示 午後1時35分に本校ホームページに掲載 |
※参照:令和6年度 広島市立広島中等教育学校 入学者選抜募集要項
広島市立広島中等教育学校の科目別傾向と対策
適性検査1の傾向と対策
《2022年度》
試験時間50分の大問2題構成です。国語と社会が融合された問題となっており、テーマに基づいて、文章等で表現する力が問われます。新聞やネットニュースなどを題材とし、記述問題が多く出題されます。字数制限や2段落構成など、条件が設定されている記述問題も含まれているため、内容を正確に理解し、条件に従って記述する練習を行いましょう。また、新聞やニュースなどで多くの情報を入手しておくことが大切です。
適性検査2の傾向と対策
《2022年度》
試験時間50分の大問4題構成です。算数と理科が融合された問題となっており、理科は実験に関する問題、算数では校内案内図を見て最短距離を求める問題やカレンダーを使った問題が出題されており、資料等をもとに、課題を解決する柔軟な思考力や対応力が問われます。どちらも基礎から丁寧に学習し、様々な問題に挑戦して、思考力や対応力などを養いましょう。
広島市立広島中等教育学校基本情報
公式サイト
広島市立広島中等教育学校:http://www.hiroshima-s.edu.city.hiroshima.jp/web2021/index.html
基本情報
創立年
2014年
広島市立広島中等教育学校 所在地情報
〒731-0212 広島県広島市安佐北区三入東1丁目14-1
教育理念
1 教育目標
「高い志を持ち、品格を備えたグローバル人材」の育成
2 育成を目指す資質・能力に関する方針(グラデュエーション・ポリシー)
・ 基礎的・基本的な知識・技能を確実に習得し、思考力・判断力・表現力を活用して、
自ら設定した課題を探究しようとする力を育成する。
・ 豊かなコミュニケーション能力と、リーダーシップ、フォロワーシップをもち、目
的の実現に向けて多様な他者と協働しながら、粘り強く取り組む力を育成する。
・ 我が国の伝統や文化を継承する日本人としての確固たるアイデンティティと、世界
恒久平和の実現を希求する心を育成する。
引用元:三つの方針
中学校の特徴
広島市立広島中等教育学校は、「高い志を持ち、品格を備えたグローバル人材の育成」を教育目標に掲げる中高一貫校です。LISIプロジェクト(Leadership・Identity・Search・International)を柱に、6年間の計画的・系統的なカリキュラムを編成しています。LISIプロジェクトの一環として、和風堂での上田宗箇流茶道の稽古やイングリッシュキャンプなどを実施しています。
その他、1クラス30人の少人数指導を重視した教育活動や、6年間完全一貫を活かした先取り授業などを展開しています。
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