中学入試情報・受験対策
啓明学院中学校の中学入試情報・受験対策
啓明学院中学校の受験対策
難易度
啓明学院中学校は神戸市須磨区にある男女共学の私立中高一貫校で、偏差値は58程度となります。2022年度の競争倍率はA方式が男女とも約1.4倍、B方式が男子で約4.8倍、女子で約4倍となり、B方式の方が合格難度は高くなっています。
入試の特徴勉強のポイント
啓明学院中学校の入試は、A方式が国語・算数・理科の3科目、B方式が国語・算数の2科目での受験となります。全体的に基本~標準レベルの問題となりますが、記述問題の出題が多く、要点を簡潔にまとめて述べる表現力が問われます。問題演習時には、先生などに添削してもらうと良いでしょう。また、過去問演習で出題傾向を把握しておくことも大切です。
啓明学院中学校の入試情報
【A方式・帰国生入試】
《募集人員》
約130名(男女ほぼ同数)
帰国生入試については若干数
《試験について》
A方式:国語(50分・100点)・算数(50分・100点)・理科(30分・50点)・保護者同伴面接
帰国生:国語(50分・100点)・算数(50分・100点)・英語面接/保護者同伴面接
【B方式】
《募集人員》
約30名(男女ほぼ同数)
《試験について》
国語(作文含む/60分・100点)・算数(60分・100点)・保護者同伴面接
啓明学院中学校の科目別傾向と対策
算数の傾向と対策
例年、計算、規則性、速さ、グラフ、立体図形、円周率を用いる平面図形などが頻出分野となっています。頻出単元は、A方式、B方式問わずある程度決まっているので、複数年分の過去問演習で傾向を把握しておくと良いでしょう。
国語の傾向と対策
例年、物語文が1題出題されます。解答形式は記号選択、適語補充や記述式となります。自由作文の出題が特徴の啓明学院中学校ですが、A方式では50字で簡潔に述べる表現力、B方式では400字以内で要点をまとめて自分の考えを相手に伝える表現力が問われます。また、慣用句などの知識問題も出題されるため、毎日コツコツと学習し語彙力を養いましょう。
理科の傾向と対策
例年、大問5題構成で各分野からまんべんなく出題されます。基礎知識を問う問題が大半となるため、確実に得点できるよう苦手分野を作らない学習が必要です。設問形式では大問1がリード文を読んで解答する形となり、啓明学院中学校の特徴となります。また、自由記述問題も出題されるため、過去問演習で出題傾向を把握し十分な対策を取る必要があります。
啓明学院中学校基本情報
公式サイト
啓明学院中学校:https://www.keimei.ed.jp/
基本情報
創立年
1923年
生徒数
513名(2021年4月時点)
啓明学院中学校 所在地情報
〒654-0131 兵庫県神戸市須磨区横尾9丁目5番1
教育理念
スクールモットー
Hands and hearts are trained to serve both man below and God above.
手と心は神と人に仕えるために鍛えられる
The business of life is service.
人生の本分は他者に仕えることにある
Consideration for others
隣人を敬愛せよ
引用元:啓明学院中学校・高等学校|啓明学院について|建学の精神
中学校の特徴
啓明学院中学校は、アメリカ人宣教師J.W.ランバスとその家族によって創立されたキリスト教に基づく教育を行う一貫校です。同じくJ.W.ランバスによって創立された関西学院と連携をとり、中高大一貫教育に取り組んでいます。中学教育では、通常の必修授業のほか、「情報基礎」「数学に親しむⅠ」など普段の授業では学べない内容を学ぶことができる土曜講座や、岡山県瀬戸内市牛窓沖に浮かぶ前島・青島キャンプ場で行う体験活動などさまざまな教育活動を展開しています。
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