甲陽学院中学校の中学入試情報・受験対策

※本記事は2022年10月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

甲陽学院中学校の受験対策

難易度

甲陽学院中学校は西宮市にある私立男子中高一貫校で、偏差値は73程度と非常に高くなっています。完全型の中高一貫校であるため、高校からの募集はありません。2022年度の競争倍率は約1.55倍となります。また、京都大学への合格者数がを毎年50名以上とトップクラスで、さらにスタンフォード大学やハーバード大学への合格者も輩出しています。

入試の特徴・勉強のポイント

甲陽学院中学校の入試は2日間に分かれており、1日目に国語・算数・理科、2日目に国語・算数の受験が必須となります。全体的に問題の難度が高く、基礎知識は確実に身につけた上で標準問題は難なく解答できる力が必要です。早いうちに基礎固めを完了させ、標準~難レベルの問題集と過去問を解き込んで実力を身につけましょう。

 

 

甲陽学院中学校の科目別傾向と対策

算数の傾向と対策

例年、両日とも大問6題構成となります。全体の約3割が図形問題となっているため、重点的な学習が必要です。数列や速度なども出題されるため、複数年分の過去問演習で傾向に慣れておきましょう。また、解答形式は考え方や途中式の記入が必要な記述式となります。答えが分からなくても、考え方が合っていれば部分点をもらうことができるため、解答用紙はできる限り埋めて空欄で提出することのないようにしましょう。

国語の傾向と対策

例年、両日とも論説的文章と文学的文章が1題ずつ出題されます。難度は非常に高く、出題される素材文も難解であるため、語彙力と読解力が必須となります。文字数制限のある記述問題も出題されるため、自分の言葉で簡潔にまとめて表現する力も必要です。基礎知識を身につけた上で、過去問演習を重点的に行いましょう。また、漢字の書き取りなど知識問題も出題されるため確実に得点できるよう毎日コツコツと学習することが大切です。

理科の傾向と対策

例年、大問6題構成で地学と生物が1題ずつ、化学と物理が2題ずつ出題されます。基礎知識をしっかりと身につけ、教科書は隅々まで確認するようにしましょう。力学や水溶液の反応、溶解度、燃焼などの単元は計算問題が出題されます。公式とその使い方を正確に覚え各単元の解法パターンを修得することが重要となります。また、計算ミスなどのケアレスミスをしないよう丁寧な解答を心がけましょう。

 

甲陽学院中学校基本情報

公式サイト

甲陽学院中学校:http://www.koyo.ac.jp/

基本情報

創立年

1920年

生徒数

627名(2021年4月時点)

甲陽学院中学校 所在地情報

〒662-0955  兵庫県西宮市中葭原町2−15

教育理念

教育方針

気品高く教養豊かな有為の人材の育成

引用元:学校法人辰馬育英会 甲陽学院中学校・甲陽学院高等学校 学院概説

中学校の特徴

甲陽学院中学校は、大学進学を前提とした進学校で、高度な学びに必要な学力と体力を養うための中高六年間の一貫教育を行っています。「明朗・潑溂・無邪気」の校風のもと、学校行事などは生徒が主体となって運営しており、協調性や社会性を養うことができます。クラス替えは毎年行われますが、担任団は6年持ち上がりとなり、学習指導面や精神面など継続的なサポートを受けることができます。また国語、数学、英語には学年専属の教員が2名つき、徹底したきめの細やかな指導が行われています。

 

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