志學館中等部の中学入試情報・受験対策

※本記事は2022年12月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

志學館中等部の受験対策

難易度

志學館中等部は、鹿児島市南郡元町にある併設型の私立中高一貫校です。男女共学で、偏差値は60程度となります。男女とも学生寮が設置されているため、全国から受験生が集まります。京都大学をはじめとする国公立大学や早慶上理、MARCHなどの難関私立大学、各大学の医学部医学科への合格実績が多数あります。

入試の特徴・勉強のポイント

志學館中等部の入学者選抜は、国語・算数・理科・社会の4科目で実施され、各科目の配点は国語・算数が120点、理科・社会が80点となっています。試験会場は志學館中等部以外に3カ所の合計4カ所あり、出願手続きの際に1カ所選択して受験することができます。過去問演習に取り組み、出題傾向や形式を把握しておきましょう。

 

志學館中等部の科目別傾向と対策

算数の傾向と対策

《2022年度》
試験時間60分の大問5題構成です。大問1が小問集合で、大問2以降が各単元ごとの問題となります。四則計算、場合の数、平均、図形の角度・面積・辺の長さ、速さなどの分野から出題されます。苦手分野を作らないようにバランスよく学習しましょう。また、解答のみを記入する形式となるため、計算ミスなどのケアレスミスをしないよう丁寧な解答を心がける必要があります。

国語の傾向と対策

《2022年度》
試験時間60分の大問2題構成です。論説的文章と小説的文章が1題ずつの長文読解問題で、解答形式は選択や抜き出し、説明記述となります。漢字の読み書き問題も出題されるため毎日コツコツ学習しましょう。説明記述問題は複数出題され、配点も高めとなります。筆者の考えや登場人物の心情を正確に理解した上で、自分の考えを持ち、分かりやすく記述する表現力が必要となります。複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式に慣れておきましょう。

理科の傾向と対策

《2022年度》
試験時間40分の大問3題構成で、物理・化学・生物・地学の各分野からまんべんなく出題されます。大問1は小問集合、大問2が会話文や実験に関する問題、大問3が物理に関する問題となります。重要語句などの知識力だけでなく、計算力や論理的思考力、説明記述力などが問われます。各分野とも基礎から丁寧に学習しましょう。

社会の傾向と対策

《2022年度》
試験時間40分の大問4題構成で、地理・歴史・公民の各分野からまんべんなく出題されます。解答形式は選択や語句回答、説明記述となります。選択問題は「誤りのあるものを答えなさい」など、紛らわしい設問もあるため、問題文は丁寧に読みケアレスミスをしないよう注意する必要があります。語句回答では漢字指定のある問題が複数出題されるため、重要語句は漢字で覚えることを心がけましょう。また、写真やグラフ、地図などの資料も複数出題されるため、教科書だけでなく地図帳や資料集なども活用して学習することが大切です。

 

志學館中等部基本情報

公式サイト

志學館中等部:https://www.jh.shigakukan.ac.jp/

基本情報

創立年

1987年

生徒数

251人(2021年05月01日時点)

志學館中等部 所在地情報

〒890-0069  鹿児島県鹿児島市南郡元町32-1

教育理念

清新な発想のもとに「たしかな学力、ゆたかな人間性、たくましい行動力」を身につけた心身ともに健やかな人間を育成する。

引用元:学校概要

 

中学校の特徴

志學館中等部は、「たしかな学力、ゆたかな人間性、たくましい行動力」を身につけるための中高一貫教育を実施しています。中等部では、基礎的・基本的な学力の定着を図るとともに、自ら学び、自ら考える力を養います。また、探究活動としてグループでの「課題研究」を実施しており、自らが設定したテーマについてグループワークを行うことで、協働性や自分の考えを論理的に発表する力を身につけることを目指します。

 

 

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