「カリタス女子中学校」の
偏差値と合格するための⼊試傾向・対策

※本記事は2024年11月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

カリタス女子中学校の受験対策

偏差値・難易度

カリタス女子中学校は川崎市多摩区にある完全型の私立女子中高一貫校で、偏差値は55.0～57.0程度となります。
 
生徒一人ひとりが自分のミッションを探求していく「夢実現プロジェクト」により、社会と繋がり視野を広げることで、自分の進路を深く考えることのできる環境が整っています。
 
卒業生は国公立や難関私立大学だけでなく、海外大学へも進学しています。

合格者実質倍率

募集区分	募集人数	応募者数	受験者数	合格者数	実質倍率	合格最低点
1回	約30人	157人	150人	40人	3.75倍	209点／300点
2回	約35人	351人	334人	141人	2.37倍	137点／200点
3回	約30人	287人	224人	82人	2.73倍	135点／200点
英語資格	若干	25人	21人	11人	1.91倍	67点／100点
4回	約15人	179人	141人	25人	5.64倍	210点／300点
帰国12月	定めず	39人	38人	30人	1.27倍	－

※2024年度

入試の特徴・勉強のポイント

カリタス女子中学校の一般入試は2日程あり、受験回によって科目数が異なるため入試要項を確認しておきましょう。
 
難易度は全体的に標準レベルとなります。理科と社会の試験時間が30分と短めなので、時間配分にも注意が必要です。各科目、過去問演習をしっかり行い出題傾向に慣れておくと良いでしょう。
 
 

カリタス女子中学校の入試情報

科目別配点・試験時間

一般入試

入試種別	試験科目	試験時間	配点
第1回 第4回	国語	50分	100点
	算数	50分	100点
	社会	30分	50点
	理科	30分	50点
第2回	国語	50分	100点
	算数	50分	100点
第3回	国語	50分	100点
	算数または理科	50分	100点
英語資格入試	国語	50分	100点

参照：カリタス女子中学校 2025年度 入試要項 一般入試・帰国生入試

帰国生入試

入試種別	試験科目	試験時間	配点
12月試験	作文	40分	50点
	算数	30分	50点
	英語またはフランス語	50分	100点
	面接	－	－
2月試験(1日目) (午前／午後) 2月試験(2日目) (午後)	国語	50分	100点
	算数	50分	100点
	面接	－	－
2月試験(2日目) (午前)	国語	50分	100点
	算数または理科	50分	100点
	面接	－	－
2月試験 (英語資格入試)	国語	50分	100点
	面接	－	－

参照：カリタス女子中学校 2025年度 入試要項 一般入試・帰国生入試
 
 

カリタス女子中学校の科目別傾向と対策

算数の傾向と対策

例年、大問5題構成で大問1は計算問題を含む小問集合、大問2以降は応用問題となります。
 
速さ、場合の数、グラフや図形問題が頻出で、応用問題では途中式を書かせる記述式問題も出題されます。過去問演習で出題傾向と、ペース配分の確認を行いましょう。
 

国語の傾向と対策

例年、大問3題構成で読解問題が2題、漢字の読み書き問題が1題出題されます。漢字以外の知識問題は読解問題の中に小問として含まれています。
 
解答形式は、記号選択や抜き出し、字数制限のある記述問題となっているため、過去問演習で出題傾向を把握しておきましょう。
 

理科の傾向と対策

例年、大問4題構成で物理・化学・生物・地学からまんべんなく出題されます。難易度は標準レベルとなるため、合格ラインが高くなります。
 
試験時間も短いのでスピードを意識しつつも、ひとつのミスが命取りとなるため、丁寧な解答を心がけましょう。
 

社会の傾向と対策

例年、地理・歴史・公民からまんべんなく出題されます。解答形式は、大半が記号選択と漢字指定の適語記入となりますが、一部短文記述問題も含まれます。
 
時事問題も出題されるため、日ごろからニュースや新聞などから情報を取り入れ、自分の考えを述べる練習をしておきましょう。
 
 

カリタス女子中学校基本情報

公式サイト

https://www.caritas.ed.jp/

基本情報

創立年

1961年

生徒数

574名（2021年6月現在）

カリタス女子中学校所在地情報

〒214-0012 神奈川県川崎市多摩区中野島4丁目6-1

教育理念

「祈る心」「学ぶ心」「交わる心」「奉仕する心」
 
引用元：4つの心

中学校の特徴

カリタス女子中学校は、「朝の祈り」や「カトリック倫理」の授業を行うなどカトリックの精神に基づいた人間教育により「豊かな人間性を持った人間」の育成を目指しています。
 
また「自ら学び、探究する人間」を育てるため、週に1時間「i-Time」という探究的な学びの時間を設けているほか、理科の「タマロジー（Tamalogy）」（多摩川や多摩丘陵についての学習）を始め、各教科でも研修やフィールドワークが行われています。
 
グローバル教育にも力をいれており、「外国語発表会」や「Global Village for Students」（ネイティブの留学生（大学生）との交流）などのプログラムや海外グローバル研修が用意されています。母体の修道会がフランス語を公用語とするため、中学では英語とともにフランス語が必修となっています。
 
 

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さらにオンラインだから通学にかかる時間をカット。合格に必要な学力を効率的に得ることができます。